心に触れる。
おはようございます。
仕事が溜まりにたまっている朝、熱いコーヒーを飲みながら
どうしても書いておかないといけないと思い
noteを立ち上げた。
昨日、市内高校の総合探求にコーディネーターとして丸1日参加し、
脳の回転数がピークを越えた昨夜。
自分が出した言葉と、伝えたかったことをゆっくりと振り返った。
自分がコーディネーターなんておこがましいもんで
知っている知識と経験を効率よく使い、
「考えて動かすには」を伝える。
テーマはあくまで付録であり、
「テーマに対してどう一歩踏み出すか?」
が物事の本質であると考えているからだ。
昨日の夜の部。
同高校の定時制での総合探求に一社のメンバーと参加した。
個人的に”最強のチーム”と自負している4名。
「きっと、どんなテーマに対してもその”本質”をブラさず対応してくれる」
と確信していた。
結果、ブレることなく”本質”をくすぐりクラスから笑い声が聞こえた。
あっという間の時間。
生徒の話を聞いていくと時間が足りない。
それは私達が
「生徒1人1人のことをもっと知りたい」
という感情と
「1人の人間として相手に何ができるか」
を全員が同じ想いで考えているからだ。
そんな中、1人の生徒に釘付けになった。
自己分析が出来ており、沸点を知っていて、周りの声に反応しすぎ、
自分の好きな事をプライドという壁をつくって守る。
そして、「知りたい事」を行動し聞きに行ったが、
結果として中途半端に終わり自分を嫌悪しながら
誰のせいにしていいか分からないと葛藤する。
もう、大人より大人だ。
1人持ち時間10分程度。
スタートは分厚い壁を張っており、言葉を選んで始まったヒアリング。
でも、なんだかその子がSOSを出しているように感じた。
そこから1時間くらい話をした。
私の心が揺さぶられたからだと思う。
同時に、大人とかこどもとかの垣根ではなく、
1人の人間として、どうやって伝えたらいいのかを考え言葉を絞った。
聞く事が知る事に繋がり
知る事が相手への敬意となり
紡いだ言葉が相手の羽にもなる。
同時に、大人の都合で出来た「当たり前」を
当たり前に押し付けることは飛び立てる羽を毟り、
そこが傷となり、すぐ化膿し、腐っていく。
だからこそ。
人として寄り添い、
教えるのではなく「一緒にやる。」事が
大切だと改めて知る事が出来た。
『チャレンジする場所は創る。
そこで、アクシデントがあったらオレが責任とるよ。
変わりに「本当にやりたい事」を考えて向き合ってみな。
今日来てる大人は皆同じこと言うから。
場所は創る。でも決めるのは自分だよ。
誰にも遠慮せず、誰の目も気にせず、出来る方法を考えろ。
そこを乗り越えた先にあるのは
今、頭に浮かんでる悩みはすごい小さいって感覚だから。
自分を自分が一番いいと思う方法で表現してみな。」
そう伝えた。
大人が教える事なんてきっとこども達には響かない。
でも、一緒に成長することは出来ると思う。
大人は責任を取ればいいだけ。
大人として、口だけ出して、責任も取れないなら
関わらない方がいい。
この感覚が自分の中でブレないように。
こどもから学び、心に触れ、一緒に成長できる大人になろう。
と改めて感じた。