takatomo

音楽を中心に芸術的な事、その他気づいた事を書きます。

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最近の記事

「特例人物」が目に付きやすい時代

ネットの発達により、以前にも増して有名人、〇〇名人、凄腕が目に付きやすくなった。 例えばYouTuberは好例である。ヒカキンや東海オンエアなどの有名YouTuberはチャンネル登録者数も多く、多くの人の目に留まっている。 Xでもちょっと検索すれば神絵師と呼ばれる人物が多数目に留まる。 ギターがあり得ないほど上手い人物もネット上では全く珍しくない状況だ。 このような人物は、実際にはかなり少数の、いわば「特例人物」と言える。ネットの発達でこのような特例人物にアクセスしやすくな

    • キーボード、電子ピアノ、アップライトピアノ、グランドピアノ、どれを選ぶ?

      ピアノの選び方について、各種の動画を見て調べる機会があったため、得た知識を記事にしようと思う。 ただし、具体的な機種名まで踏み込んだ記事ではなく、タイトルにもあるように「主要5タイプの中からどのタイプを選べばいいのか」という大枠について語っている。 また、この記事はあくまでも「ピアノ」の選び方に的を絞っており、色んな種類の音が出したいとか、そういったニーズは度外視した記事になっている。 要するに「ピアノが欲しい人」や「ピアノを選ぶときの大まかな感覚を知りたい人」などに向けた

      • 吹奏楽部コンバス不要論

        最初に断っておくが、私自身吹奏楽の経験は無い。知り合いに聞いた話から、コンバス担当者があまりに不憫だと思ったので記事にしている。 なお、「聞こえないから不要だ」などと浅い話はしていない。メリットとデメリットを考えた場合に不要だと述べているので、可能であれば下まで読んでいただきたい。 また、以下は学生の部活をイメージして述べている話である。プロ団体の話はしていない。 ※楽器の名称についてだが、「弦バス」とも言ったりもするらしいが、私はその辺の風潮が分からないため個人的に慣れてい

        • 人気のある楽器は一部だけ

          タイトルは先日、日本の楽器演奏者人口を調査していた中で明らかになった事実である(なお、日本人の10%ほどが楽器を演奏するとのこと)。 まず以下のグラフを見ていただきたい。 これはYouTubeにて「[楽器名] レッスン」と検索し、視聴回数順に並べ替えしたのちに「再生数が一番多かったまともなレッスン動画の再生数」を記録したグラフである。なお、マイナー楽器の場合日本語で検索しても海外の動画がトップに表示されたため、そういったものは除外し日本の動画に限定している。 必然的に人気の

          楽器人口は案外少ないのか?

          本日(2024年11月3日)は三連休の真ん中の日であり、各地で様々なイベントがあったと思う。 私も某県某所のイベントに足を運び、食事買い物を楽しんだ。 田舎で会場が広く、結構人が来る事も分かっていた(実際少なく見積もっても300人くらいは居たと思う)アート色のあるイベントである。端っこの方で楽器をやっている人が居てもおかしくない。ちょっとしたセッションでもできればと思い、カバンにシェイカーを忍ばせていったのだが、公式のライブ以外で楽器を演奏している人はゼロ人であった。 正

          楽器人口は案外少ないのか?

          「コンガのボンゴ感」と「ボンゴのコンガ感」について

          コンガと言う楽器がある。 この大きい太鼓の事である。 ボンゴと言う楽器がある。 この2連太鼓のことである。 さてこのコンガとボンゴ、どっちがどっちなのか、混同される事が多々ある。 この原因は「名前の響きと実際が食い違っている」ことにあると個人的には考えている。 どういうことかと言うと、「コンガ」という名前の響きにはあまり大きいイメージが無い。「コン」という音の響きには何だか軽そうな感じがあり、どことなくひょうきんな感じがする。 対する「ボンゴ」は濁点も多く、「ボン」と

          「コンガのボンゴ感」と「ボンゴのコンガ感」について

          シェイカー(楽器)の種類

          前回「シェイカーの魅力」という記事を書いた。その続きである。 シェイカーは仕組みが単純なため、その種類が多岐に渡る。そのうちのいくつかを紹介しようと思う。 なお、シェイカーは中に入っている球の大きさや量で音質・音量がかなり変わる。見た目の印象と音が合致しないこともあるため、可能であれば入手前に試奏するのが望ましい。 ・棒型、スティック型 一般的な形状のシェイカーで、プロ的なイメージもある。 扱いやすく、棒の本数を増減させることで音量を変えることもできる(なお、2本が基本と

          シェイカー(楽器)の種類

          シェイカー(楽器)の魅力

          シェイカーという楽器がある。 分かりやすく言うと「棒無しマラカス」。振ってシャカシャカ音を出す楽器である。原理が簡単なため形状も多岐にわたり、自作も簡単にできる。 単純な楽器だが、ただシャカシャカ音を出すだけでなく、上の動画の様にところどころ強く振ることでアクセントを付け、ノリのいいリズムを刻むこともできる。その他応用的な振り方を交えることで多彩な音が出るため、シンプルながら中々に奥が深い楽器なのである。 さてこのシェイカーであるが、非常に多くのメリットがあり、大変魅力的

          シェイカー(楽器)の魅力

          趣味やカルチャーの例(約50種類)

          先日ふとサーフィンのショップを目にした。 サーフィンをやったことは無いものの、ある種の「カルチャー」となっていて、色んなコミュニティが存在していることは何となく知っている。 このことをきっかけに、世の中にはどんなカルチャーがあるのだろうと思い、調べてみた。 しかしながら、ネットでサーフィン的なカルチャーの種類について調べてもなかなかしっくりくる答えが出なかった。 そこでChatGPTに聞いてみたところ、完全ではないにしてもまずまず参考になる答えが出てきた。 これにて概ね満足

          趣味やカルチャーの例(約50種類)

          オーディオはプラシーボを楽しむものである

          オーディオの世界にはオカルトがある。 たっかいケーブル(10万を越えるケーブルもあるのだ。ただの電線なのに)を使う方が音が良いとか、真空管アンプの方が音が良いとか〇〇のメーカーのアンプは音が良いとか・・・ 確かに、高級品は性能が良いという面もある。が、各種の情報を見ると案外廉価品でも性能自体は高級品と変わらないものも多いらしい。 車で例えると片や見た目フェラーリ、片や普通の車、でも中身は一緒でした、という感じである。 「性能が一緒なら普通の自動車で良いじゃないか」という考

          オーディオはプラシーボを楽しむものである

          生成AIはあくまで「制作補助ツール」である

          先日音楽生成AI「Suno AI」を初めて触ってみた。 印象としては「ファストフード」という感じで、簡単一瞬で80点がパッと取れるツールという印象であった。 逆に現状では80点以上は難しい。コマンドを駆使し、試行回数を増やすことでたまに85点が出るという感じである。人間が作った90~100点の芸術作品には遠く及ばない。細部のクオリティが雲泥の差である。90点には壁があるのである。 とはいえ、今までではあり得ない低コストで、誰でも80点がとれるのも確か。「80点合格」という基

          生成AIはあくまで「制作補助ツール」である

          「Suno AI」をいじってみた感想

          今更だが、今朝急に思い立って「Suno AI」をいじってみた。 私はどちらかと言うとアナログ、アナクロが好きな方の人間で、ぶっちゃけAI音楽にはそれほど興味は抱いておらず、各種生成AIも知ってはいるが触ったことが無いという状態であった。 今回Suno AIに手を出したのも全くの気まぐれである。 さて、実際にいじってみた感想としては「ファストフード」という感じである。 もう少し噛み砕いて言うと「高級品には及ばないものの、コストパフォーマンスが異様に高い」という印象である。

          「Suno AI」をいじってみた感想

          猛き武士の心をも慰むるは芸術なり

          芸術・アートの役割とは一体何であろうか。 人によって様々な意見があると思うが、私は「人の心を慰め今生の疲れを忘れさせること」だと思っている。 生きていると良いこともあるがその逆も然りである。そんな時、好きな音楽を聴いて心が軽くなった、元気が出たという経験がある人は多いと思う。 家族や友人、あるいはカフェやバーで不意に出会った人と絵画の話をし、その間楽しさで満たされた経験がある人もいるだろう。 何らかの集まりで俳句や和歌について意見を交換し、夢中になった人もいるかもしれない。

          猛き武士の心をも慰むるは芸術なり

          「分からない事」は好き放題言える

          私は哲学的な事を割としょっちゅう考える人間である。また、スピリチュアル方面の知識もある。かと思えば投資関係の勉強をしていたこともある。 要するに「分からない領域」に関する事に色々と触れてきた経験がある。 その流れの中で学んだことの一つに正しい正しくないは別として「分からない事に対しては好き放題言える」と言うものがある。 例えば、屁理屈は置いておいて「1+1=2」というのは周知の事実であり、これに対しては「1+1=5」とか「1+1=mc²」とか好き放題いうことはできない訳で

          「分からない事」は好き放題言える

          INFPは社会不適合者ではない

          よく「INFPは社会不適合者」ということを言われる。 私自身INFPであり、身近にもINFPの人がいるが、社会不適合者というのは正確な表現ではないと感じている。 正確には 「INFPは社会適合に使うエネルギー消費量が多すぎて長期適合ができない」 だと思う。 INFPは非常に気を使う人間で、人間関係のトラブルは少ないと思う。むしろ本格的に社会不適合なのは対人関係で無意味ないざこざを起こすタイプであろう。 かくいう私も人間関係でデカいトラブルを起こしたことはほとんど無い(無い

          INFPは社会不適合者ではない

          各適職診断における「芸術家タイプ」について

          今更かもしれないが、「芸術家タイプ=適職無しの婉曲表現」という話をネット上で見つけた。この話が真実かどうかはともかく、思い当たる節はかなりある。 かくいう私もこの手の診断ではまず芸術家タイプと表示される。近年流行りのMBTIでも当然のごとくINFPと診断されている。 この記事を書いたのは「芸術家タイプ=適職無しの婉曲表現」という知識は思いのほか重要で、本当に芸術家を目指すかどうかはともかく、該当者は知っておいた方が良いと思ったからである。 方々で書かれているが、芸術家、ア

          各適職診断における「芸術家タイプ」について