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のらねこ、炎上しないプロジェクトを作りたい

“自分でもやったことのない、全く新しい挑戦をする”
僕は今、そのためのゲームづくり、製造工程の第2回目にいます。

今週は、今後広報活動をやっていくにあたってのルールづくりをやっていきたいと思いますーー。

いつもお読みいただきありがとうございます。
初めての方、久しぶりの方もとても嬉しいです。
僕は目標管理Webサービス Project Sylphius の開発・運営をしています、TOMCAT HEART の中島です。

やりたいことをやるために生きてるはずなのに、気づくとツラい仕事ばっかりやっている。。。
そんなふうになりがちな人に足りないもの、それは “目標管理スキル” です。
目標管理ができてないから、何かを成し遂げても実感が持てないのです。

だとすると目標管理とは何をどうすればいいのか?
この のらねこに何ができる? では、それを皆さんとシェアすべく、僕自身が計画して僕自身でやってきた様々なことを、なるだけ面白く書く趣旨となっています。

現在は “のらクリエイターに何が作れる?” シリーズを連載中です。
僕自身も作ったことがない全く新しいモノづくりに、完全に0の状態から挑戦しています。

シリーズの執筆計画:
(これ以前はバックナンバーに掲載)
12. テストプレイ7
13. テストプレイ8
14. 製造スケジュールの作成
15. 製造の前準備
16. 製造準備2/カードのデザイン
17. 広報活動の準備(今回)
18. カードデザイン
(以下続刊)

過去のバックナンバー


〇今週の作業

1. 広報活動の際に書いてもいいこと/悪いこと のルールづくり
2. 広報活動の作業ルーチンづくり
  1. X での宣伝
  2. Makuake での記事執筆
3. パッケージデザインのラフ画づくり

1. 広報活動の際に書いてもいいこと/悪いこと のルールづくり

プロジェクトの炎上を防ぐために、必要なことは何だろう?
防ぐことが重要ってのは分かるんだけど、そのためにどうすべきかは意外と分からない。

でも、自分の文章が炎上の原因にならないようにってことであれば、普段から気をつけてるし、なんなら僕の場合、そこに気を使いすぎてエンゲージメントが伸びない傾向すらあるかもしれません。
それゆえ、「普段通りでいいのでは?」という気もします。

でも今回は、人様からお金をいただく計画であるわけで、少なくとも完全に普段通りというわけにもいかない気がします。
なので、炎上しやすい投稿についてあらためてリサーチし、最新の炎上防止策について情報のアップデートを試みます。

まずはとにかく検索。
“炎上 共通点” っと。

で、パッと目についた記事がこちら。
ネット炎上レポート 2024年3月版

こちらエルテスという会社の、公式ブログとして執筆されたらしきもの。
どうやらこちらの会社、ネット炎上についてしっかりした定義・対策考案をしている様子です。
そういう専門のコンサル業者なのかな?
世の中にはいろんな商売があるものだ。

エルテスの定義によると、
炎上とは:
・批判コメントの量が、通常時に比べて有意に多い状態

だそうです。
簡潔で分かりやすい、非常によくできた説明文です。
さすがプロ。

ちなみにこのエルテスでは、『批判が殺到しやすい媒体を複数選定し、常時ウォッチング』しているとのこと。

、、、、なぬ!?!?
そんなことどうやったらできるの!?

昔から「どこで火事が起きるか予め知っているのは犯人だけだ」なんていいますけど、エルテスによれば、犯人じゃなくても炎上しやすい場所は知ることができるらしいです。
ほおほお、そうなのか。
それは是非知りたいね。

てことで、もう1度検索しなおし。
ブラウザーの新しいタブを開き、素直に “批判が殺到しやすい媒体” で検索。
すると、炎上事例を分析した記事が出ました。

じゃなくて本当は媒体名を具体的に知りたかったのだけど、、、まいっか。
興味深い記事をピックアップします。

で、いくつかの分析記事を読んでみたところ、“分かりやすい炎上事例” として取り上げられやすい事件が過去に2つあったようです。

分かりやすい炎上事例1.
どこかの社長が『給与や待遇にこだわりのある人とは働きたくない』とツイートして炎上

分かりやすい炎上事例2.
どこかの採用担当者が『採用とは、採ってはいけない人を見極める仕事だ』とツイートして炎上

この2つ。
んで、複数の記事が、この2つの事例を『想像力の欠如が炎上の原因』と結論づけています。
読み手がどう思うかを想像せず、思ったこととを思ったままに書いたことが炎上の原因なのではないか、ってこと。

だとすると、これらの書き手はいったい “何を” 想像すればよかったんでしょうね?

上記の炎上事例では、両方の共通点として

  • 社会の多数派を敵に回している

  • なのに根拠の添付がない

という共通点があります。

“給与・待遇を得るために働きたい人達”
“面接で落とされた経験のある人達”

どちらも社会に溢れた多数派で、いわば『いて当たり前の人達』。
それを “根拠なく批判した” ことが炎上の原因だと仮定したらどうでしょう?

もちろん書いた本人達には、おそらく書いても問題ないと判断しうるそれなりの根拠を、頭の中に持ってはいたんでしょう。
でも、そんなのどこにも書いてないよね。

「常識で考えれば分かるでしょ」
「Twitter だから書けなかっただけ」

そんなのは言い訳になりません。
むしろ、そういう言い訳をしなきゃいけない状況なら、いっそ何も書かないほうがいいです。
“秘するが花” っていいますし。
世の中というものは、何か主張をするなら “根拠の提示” が常に必ず絶対に必須です。

なぜなら、それがいらないというのなら、「根拠なんてなくても何でも好きに言っていい」ってことになっちゃうから。

  • 根拠なんてなくても「あいつ浮気してる」と噂をばらまいていい

  • 根拠なんてなくても「おまえ病気だ」とか言っていい

根拠がなくてもいいってことは、こういう発言が許されるってこと。
もちろん根拠があれば何でも言っていいわけじゃないけどね。

んで、
その理屈に基づくと、それぞれの投稿者は、文面を以下のようにしていれば炎上はしなかったことになります。

事例1.
給与や待遇にこだわりのある人とは働きたくない
改善案⇒ 給与や待遇にばかり過度にこだわるあまり、
     そもそもの仕事自体に興味がない人とは働きたくない

事例2.
採用とは、採ってはいけない人を見極める仕事だ
改善案⇒ 採用とは、入社後にハラスメントしだす等の、
     いわゆる採ってはいけない人を見極める仕事だ

このように書けば、どちらも読み手に「そりゃそうだ」と思わせる内容になったんじゃないでしょうか。

事例1は、給与や待遇にこだわる人と働きたくない理由として、「そういうことにばかり過剰にこだわりすぎる人は、仕事に興味がないから」という根拠を付けた形です。
これなら、『給与に多少こだわっていても、仕事内容にもちゃんと興味がある人』を批判対象から除外することができます。

事例2は、“採ってはいけない人”を『入社後にハラスメントしだす人』と定義したものです。
これで、『面接に落ちはしたものの、別にハラスメントをするでもなんでもない普通の人』を批判の対象から除外できます。

ちなみに、この “事例2” のツイートなんだけど、、、
個人的には、これが炎上した理由が一瞬分からなかったんですよ。
なんで全く分かんなくて少し考えこんで、30秒くらいして自分も “採ってはいけないと見極められた側” に含まれちゃってることに気づきました。

僕は過去に採用担当をしたことがあります。
その立場からすると、『採ってはいけない人を見極める』って割と当たり前のことなんですよね。
だって、そういう人達は入社後にトラブルを起こしますからね。

マジ難しいけど本当に大事。
だから大事なポイントを「大事だ」と発言するのが、あまりにも当たり前すぎることのように感じたんです。

だって、そういう人も面接中は猫をかぶってますからね。
「にゃー」とか言ってるんですよ。(ゆわない)

ですから面接中の面接官って、その見極めにほぼ全神経を集中してると言っても過言じゃありません。

でもだからって、それらの人を総じて “採ってはいけない人” と称してしまうと、自分が過去に採用しなかった人が全て対象に含まれちゃうんですよね。
なので面倒でも、そこは略しちゃダメだったんです。

まぁ、閑話休題はこれくらいにして。
とりあえず今回の調査の結論!

今回調べた範囲では、一般に炎上の原因は、『その発言をしてもいい根拠』を想像する力の欠如が原因、ということになるみたいです。
だとすると、だいぶ大回りはしたが、『今まで通りでよい』という結論になるんじゃないかな。

僕が普段から気をつけてることは、こんな感じ。

・人の批判をなるだけしないこと
・内容的にどうしても必要なときは
  * その人がダメだと思う根拠を、科学的・統計的な視点から分析した
   うえで書く
  * 対象となる人物が、特定されにくい客観的な文章にする
  * 可能な限り、改善方法もワンセットでつける

はい。
今まで通りではあるものの、これからもこれが僕のマイルールです。

2. 広報活動の作業ルーチンづくり

さて、次の作業。
広報活動をこれからやっていくにあたって、重要なことがもう1つあります。
それは、長く広報活動し続けられる仕組みを考えること。

素人の同人活動では、『気が向いたらやる』というマイルールで活動を続けたがゆえ、だんだんやる気がなくなってやらなくなる例があります。
ですから作業に取りかかる条件を『気が向いたとき』に設定するのは、やってる本人にとっては楽でも、きちんと最後までやり切るという観点ではかなり非合理なのです。

とりわけ、僕が今やっているプロジェクトは “ビジネスとして成立する流れを作ること” が目標ですから、プロジェクトの自然消滅は僕の中では絶対死守事項の1つです。

ですがだからといって、「そんなのいつでもどうでもいいじゃん」ってわけにもいきません。
人間というのは1日が24時間しかないものだし、その24時間内に仕事・炊事・睡眠・趣味などなど、様々な活動を行っているのです。
ですから僕の24時間の大部分は、『すでに何かをやってる時間』であるか、または『疲れてヘロヘロになっている時間』か、どっちかなわけです。

そんな状態で、新しい習慣をいつでもどこでも好きにぶっこんでいいわけがありません。
むしろ、そんなことするから新しい趣味が定着しなくなるんです。

なのでプロジェクトの広報活動という新しいタスクをやっていくにあたっては、『疲れておらず』『必ず実施できる』時間帯を狙って作業をぶっこむ必要があります。
このようなことを考える作業を、僕は ≪ハビットプログラミング≫ と呼んでいます。
自分自身の習慣を、プログラムを組むように組み立てるから。

今回の広報活動は、以下のようなプログラムで活動していこうと思います。

1.Xへの投稿

  • 週に2度、宣伝目的の投稿を行う

    • TOMCAT HEART としての企業活動だと分かるように書くこと

    • “ユーザーに一緒に楽しんでもらう”ことを目的とした内容にすること
      ⇒ 面白味もクソもない客観的事実だけを書かない

  • 投稿は、水曜日と金曜日の夜20時頃とする
    (Makuake での資金調達が始まったら、同時に開始する)

2.Makuakeへの記事投稿

  • 週に1度、活動内容の報告を記事にする

  • ただし、現状の執筆活動とは全く別に新規で執筆する余裕はないので、
    のらねこ の連載記事のレジメをまとめなおしたものを「活動内容」として書く

  • ルールとして、活動内容は正直に書くこと
    個人的なことを1人で右往左往しながらやってることはモロバレだろうが、それで人が減るなら仕方ないものとする

  • 投稿は、土曜日の夜、のらねこの投稿が終わった直後に行う

ポイントは、設定したそれぞれの時間の自分の疲労度を思い起こして、十分な元気がある時間帯に設定していることです。

3. パッケージデザインのラフ画づくり

はい。続きましては3つ目の作業。
来週か再来週あたりにパッケージデザインをやるので、そのためのラフ画づくりをしました。

まず最初に、Microsoft Copilot さんにメインビジュアルを描いてもらうことにします。
『「トラブルを解決するヒーロー」というテーマで、コミカルタッチの絵を描いてもらえますか?』っと。

「作成してみますね。」との返事のあと、待つこと30秒。
出来上がったのがこちら。

、、、!?!?
な、なんだこりゃー!!!??😅
ヒーローが某のパチモンっぽいということ以外、意味が何も伝わってこないんだけどwww
この人達はイッタイ何する人ぞ!?

てかこのヒーローは仮面の上からさらに仮面かぶってたんかい!?
意味深な議員バッジもゲームコントローラーも、何もかもが何の意味もない。。。💦

あqwせdrftgyふじこlp;@:「」



。。。。。。ま、まぁ、、、いっか。(立ち直った)

でも面白いよ。
これだけ描きこみがあるのに一切何も伝わってこないところが逆にいい。

こいつをパッケージのメインビジュアルに採用しよう。

まずはこいつを表面に張り付けて、、、
来週か再来週あたりでゲームタイトルの作成とロゴデザインをすれば、パッケージは作れるだろう。

てなわけで、来週はデザインをやります。
もう少しちゃんと。

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ここまでお読みいただきありがとうございました。
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