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のらねこ、“普通じゃない”が気になりすぎる病を治したい

いつも通りでないことが起こると、とっても目につきますよね。

たとえばコンビニで。
あなたがもし「普通じゃない。風紀が乱れている」と感じるとしたら、コンビニに以下のどの人がいるときでしょうか。

  1. 若者風のサラリーマン

  2. 中年のサラリーマン

  3. 工事現場の労働者

  4. 市役所・区役所の職員

  5. 警察官

  6. コスプレイヤー

  7. 被り物で顔を隠した人

おそらく、答えは人によって全然違うはずです。

中には、"3. 工事現場の労働者" あたりから風紀の乱れを感じる人だっているかもしれません。
とりわけブルーカラーの労働者に、対して喧嘩っ早くてすぐ難癖つけてくる人達というイメージを持ってる人は、そう思いやすいでしょう。

でも実は、そういうふうに感じること自体が、元来の性格ではなく心の病気のせいというケースがあるんです。
心を病んだせいで、周囲の人々に異常な差別意識を抱えやすい状態になっている。

今回はそういう病気についてお話したく思います――。

皆さん、いつもご覧いただきありがとうございます。
また初めて見てくださった方、久しぶりに見てくださった方もとても嬉しいです。
僕は目標管理Webサービス Project Sylphius の開発・運営をしています、TOMCAT HEART の中島です。

人生はそもそも報われないもの。仮に幸せが巡ってきたって小さなものだけ。それが当たり前。
常にそんなふうに考えがちな人に足りないのは、意識でも運でもなく、“目標管理スキル” です。

管理されてないから目標が達成できない。
夢が自分の中で管理されてないから叶わない。
それが当たり前のことなんです。

この のらねこに何ができる? では、目標を達成するための管理の仕方、夢を叶えるための目標管理の仕方を、僕自身が計画して僕自身が実践してきた様々なことを交え、なるだけ面白おかしくお届けする趣旨となっております。

現在は “のら医者に発達障害が治せる?” と題し、僕が僕自身や家族の心のケアをしてきたときの話を連載しています。

全体の執筆計画はこちら:
1. 発達障害には治せるものがある
2. ADHD/ADDを治したときの話
3. APDを治したときの話
4. HSPを治したときの話
5. 字義通り症候群を治したときの話
6. 納得不全を治したときの話
7. いつも通り依存症を治したときの話(今回)
8. 他責思考/自責思考を治したときの話
9. アンガーマネジメントを覚えたときの話
10. 無感動症を治したときの話

過去のバックナンバー

**!!注意!!**
当シリーズは、医学的に正しい理論を紹介するものではない点にご注意ください。
あくまで、効果があったと僕自身が感じたものを一例として紹介する内容です。

1. “いつも通りじゃない”が怖い病気: いつも通り依存症

人間にはもともと、“極力いつも通りであろうとする” 能力が備わっています。

  • 定期的にご飯を食べて睡眠をとる

  • なるだけ平常心でいようとする

  • 多少の傷・病気はいつの間にか治る

このような、自分自身の 体・心 をなるだけいつも通りに保とうとする働きのことを、総じてホメオスタシスといいます。
人間はホメオスタシスがあることによって、多少は無茶ができるようになっているのです。

このホメオスタシスは、肉体や健康に関するものだけではなく心の状態にも適用されます。

  • いつも同じ性格・人格・キャラでいようとする

  • 信念を常に変えたくないと考える

  • 自分の日常を大切にしたがる

これらは、人間であれば当たり前の感情です。
つまり本質的に人間には、毎日同じであることを居心地よいと感じる本能が備わってるってことです。

ここでは、この本能のことを “心のホメオスタシス” と呼ぶことにします。
もちろん寸分たがわず毎日同じ人生だと飽きるだけですが、
“だいたい毎日同じといえるくらいの変化しかない”
くらいが一番居心地がいいんです。

ただ、この心のホメオスタシスなるシステムには、1つ構造上やむをえない欠陥と呼べるものがあります。
それは、このシステムが性格・人格の根幹に近い部分に存在している点です。

ホメオスタシスが心の根幹を司るゆえに、なんらかの理由でバランスを崩してしまったとしても、それを異常だと自覚できないのです。

たとえば、心のホメオスタシスが低すぎる人は、毎日同じであることを害悪とし、変化に富んだ人生を “正しい” と認識します。
毎日同じなんてつまらない。
常にいつでも新しいことにチャレンジしていたい。
そう思うのが人間として正しい。
そういう考えの人っていますよね。

もちろん多少なら個性の問題で片づくんですけど、何事も限度はあります。
常にエキサイティングな冒険しっぱなし、どんなに疲れていても24時間戦いっぱなし。
そんな暮らしは体力の消耗も激しく、精神的に参りやすくなって寿命を縮めるんです。

そういう人が鬱になれば病気だったんだと誰にでも分かりますが、鬱になるはるか以前の段階では、心のホメオスタシスが低すぎる病気だと気づく人はいないでしょう。

またそれとは逆に、心のホメオスタシスが高すぎる人もいます。
多少なら「この人は保守的だなぁ」で済むものを、いつもいつもいつもいつも “このままでは日本はダメになる” 的なネット記事ばっかり書いているライターさんとか、そういう記事を読んで納得してる人達とか。

社会の変化の中には改善につながる変化だってあるはずなのに、世の中のありとあらゆる変化を “改悪” だと切って捨て、グラフを描かせると右端がいつも人類滅亡みたいな凄い値になってたり。

この世のあらゆる変化が嫌になり、毎日同じであることにあまりに固執しすぎると、“いつも通り依存症” という病気になります。

注意:
いつも通り依存症は正式な病名ではありませんが、名前がないので僕は個人的にそう呼んでいます。
この病気、そろそろ正式名が欲しいなぁ。

2. いつも通り依存症の特徴

1. 何もかも “そのまま悪い方に転がる” 気がする

とりわけ周囲の人々がいつもと違うことをしていると、ありとあらゆる行動がそのまま悪い方にエスカレートするように感じられるのが、この病気の特徴の1つです。

九州に住んでるうちのオカンなんですけど、僕がちょっと悪さするとすぐこう言ったものです。
「それがエスカレートしたら○○になるよ!」

友達と遊んでてちょっと遅くなると、それがエスカレートしてヤクザと関わり合いになる。
宿題をやらないと約束やぶりがクセになってホームレスになる。
家の中では静かにしないと、騒ぎすぎたら暴走族になる。

こうしたことをよく言いました。
これらが仮にお袋の本心でなく、冗談も多少含めてわざと大げさに言ってるんだとしたら、叱り方としては完全に悪手です。
大げさすぎて当時の自分には全く響いてなかったからです。

ここでポイントになるのは、うちのお袋がよく “そのままエスカレートすると” という考え方をよくしたところです。

僕は別に実家が嫌いなわけではなかったので、帰宅時間なんかそんな毎日毎日破り続けるわけではありません。
宿題だって、やんなきゃいけない意識はあるんだから、ウッカリ以外で忘れるわけがないんです。
気づいて自分で気をつけることだってできます。
何か物事が “改悪するプロセス” が存在する以上、それが “改善されるプロセス” だって当然あるわけです。
(や、ま、小さい頃は無理だった、、、かな?💦)

ですがいつも通り症候群の人には、往々にして改悪するプロセスしか見えません
何かいつも通りでないことが起こると、あらゆることがそのまま改悪していって、世界がおしまいになるように見えてしまいます。

常に誰でもではないけど、そういう症状もあるってことです。

2. お祭りなどのイベントを “ただ騒がしいだけ” と感じる

これはおそらく、普通の人にもあるんじゃないでしょうか。

こっちは仕事に疲れてヘトヘトになってるのに、街はお祭り騒ぎ。
ドンドンぴーひゃらウルサイのなんの。

お祭りなんかしない方がいい。
いつも通りの方が絶対いいに決まってる。
リア充爆発しろ。

お祭りをうるさく感じるときって、別にうるさいことそのものが嫌なわけじゃないんですよね。
だって、幹線道路がうるさいのは別に気にならなくて、祭りの音だけが特異に気になるんだもん。

それが “いつも通りじゃないのが嫌” ってことです。
そんな考えが浮かんだら、それがいつも通り症候群の始まりです。

3. ルールは守るべき の考え方が強い

ルールは、その理由如何に関わらず、ルールであるからには守らなければならない。
または、ルールは理由に関わりなく守った方がいいに決まってる。
そういうふうに感じたら、いつも通り症候群の兆候です。

いつも通り症候群がだんだん慢性化してくると、日常がいつも通りであることに理由を感じなくなっていきます。
日常がきちんと守られているからには、そこにルールがあるはずですが、そのルールが存在することに理由を感じなくなるんです。

ルールというのは人間が作って人間が守るものですから、常に必ず絶対に “そのルールができた理由” があります。
とりわけ法律なんかの場合、その大部分には、成立のきっかけとなった事件があるはずです。

成立理由のないルールなんてありえないのです。

いつも通り症候群が進行すると、この理由を考えるのがだんだん嫌になってきます。

「ツーブロックがダメな理由なんて知らん。とにかく守れ」
「高校球児たるもの丸刈りじゃなきゃダメだ」
「若い人は病気であってもエレベーターなんか使っちゃダメなんだ」

こうしたルールを人に押しつける。
そんで理由の説明を求めらると、理屈の通らない珍妙なことを適当ぶっこく。
酷いときには、理由のないルールを勝手に作って人に押しつける。

このような行動は全て、いつも通り症候群の症状です。
“自分にとってのいつも通りを維持したい” という気持ちが強すぎるんです。

4. 自分と同調しない人達の考えにイライラする

人間はどんな人でも、一番付き合いが長い人間は自分自身です。
当然、人間は誰でも、自分自身の考えに触れている時間が一番長いわけで、その考えの正誤に関わらず、自分の考えが一番日常的です。

  • 卵は美味しいのだから、蛇の卵・ゴキの卵だって食べるべきだ

  • 罰金刑の罪は、お金があるなら犯していいってことだ

  • ビーガンが野菜食を周囲に奨めるのは強要罪であり、犯罪だ

たとえばこれら。
どれも歪んだ極論ですが、中にはこれらを本当に正しいと信じている人もいるかもしれません。
こうした考え方に長く触れていて、これらが日常的な考え方になっている人からすると、これらに反する意見はどんなに正しくても非日常なわけです。

いつも通り症候群は、いつも通りじゃないものが怖い病気なわけですから、非日常的な意見を言う人のことが怖くなります。
たとえそれが正論であろうとも、です。

  • 人間の舌は食べ慣れたものを美味しいと感じる性質があるので、卵でありさえすれば何でも美味しいわけじゃない

正論を突かれると慌てたように相手を全否定しだすのは、いつも通り症候群の症状の1つといえるでしょう。

5. 周囲の人々に “らしさ” を求めすぎる

いつも通り症候群の人にとって、自分の考えが正しいかどうかは関係ありません。
いつも通りの慣れた考え方であることが重要なわけです。

従って、人に “らしさ” を求めすぎるのも症状の1つとなります。

  • 自分の奥さんや身内女性に 女らしさ を求めすぎる男性

  • 男性にフェミニズムを求めすぎる女性

  • 子供に 子供らしさ を求めすぎるお年寄り

6. 問題解決力が異様に低い

ここまで述べた 1. ~ 5. の特徴には全て、考え方の融通が利かない、という共通点があります。
自分自身の考え方の問題点を改善できない。

いわゆる “自分の考え” と呼ばれるものは、世の中の数あるものの中でもっともコントロールしやすいものです。
それすらも自分の力で変えられないわけですから、つまりは問題を改善・解決する力が極端に低いのです。

いつも通り症候群は、結局のところ問題解決力が低いことを原因とする病気であって、そこが改善すれば改善する言い換えることもできます。

3. いつも通り症候群の治し方: 問題解決力を鍛える

いつも通り症候群の根本原因は、問題解決力の低さにあります。
いつも通りでないことを怖がるってことは、トラブルを怖がるってことだからです。

普通は「なんとかなるさ」と受け入れられるようなトラブルでも、問題解決力が低いと「どうしようもないかもしれない」と考えてしまって、その変化が受け入れられなくなります。
問題解決力が低いから、いつも通りであることに殊更こだわってしまうのです。

なので治し方も必然的に、問題解決力を鍛えればいい、ってことになります。

ただしいつも通り症候群の人は、自身の問題解決力の低さを “性格の一部” と捉える傾向があり、この能力が鍛えれば伸びるだなんて夢にも思っていないことが多いです。
その場合は、まず “問題解決力は鍛えれば伸びる” ことに気づくところから始める必要があるかもしれません。

ですがそこさえクリアすれば、あとは以下の STEP1. 〜 STEP4. で能力は伸びます。

STEP1. 複数の原因が入り混じっている状態を認識できるようになる

問題解決力の低い人は、何か身の回りにトラブルが起こったとき、複数の原因が混じっているとはまず考えません。
それゆえに、目先の最も目につきやすい人に全責任をおっかぶせる傾向があります。

たとえば、恋人が映画の上映時間に遅刻をした、とします。
このとき遅刻の原因は、少なくとも2つの原因があります。

原因1. 恋人が間に合うように行動しなかったから
原因2.
待ち合わせを、恋人が間に合う時間に設定しなかったから

世の中の様々な遅刻には上記以外の原因もあることもありますが、少なくとも上記の2つは常に絶対あります。

ここでポイントになるのは、原因が複数入り混じっていることです。

どれか1つじゃありません。
原因は入り混じっているのです。

ですが問題解決力の低い人は、1つ原因を見つけると「もうそれでいいや」と感じて思考を止めてしまう傾向があります。
その結果、恋人に「おまえが悪い」と言っておしまいにしたりするんです。

そういうことをするから、いつまでたってもトラブルを自力で解決できるようにならないし、短絡的なお子様思考から抜け出せないのです。

これは常日頃からの思考のクセであって、絶対に性格ではありません。
なぜなら、「確かにこれも原因かもしれないけど、他にもないのかな?」と考えることは、どんな性格の人にだってできることだからです。

STEP2. “表面的な原因” と “根本原因” を区別できるようになる

次のステップは、表面的な原因の裏にある根本原因の存在を感じられるようになることです。

世の中の全てのトラブルには、“表面的な原因” と “根本原因” があります。
これはどんなトラブルであっても、常に絶対必ずあります。

ですが、表面的な原因は目につきやすくても、その裏に根本原因があることはなかなか気づきにくいものです。

トラブル解決法に関する本を読むと必ず書いてあるのですが、世の中の原因と呼ばれるものは必ず入れ子になっていて、原因があるのにその根本原因がないことはありえないことが広く知られています。

恋人が遅刻した例でいうと、

  • 間に合うように行動できなかったから

  • 常日頃から待ち合わせに間に合うように行動するのが苦手

これくらいまでが表面的な原因な原因でしょう。

問題解決力の低い人は、1つ原因を見つけると「もうそれでいいや」と感じて思考を止めてしまう傾向があります。
その結果、恋人に「おまえが悪い」と言っておしまいにしたりするんです。

そういうことをするから、いつまでたってもトラブルを自力で解決できるようにならないし、短絡的なお子様思考から抜け出せないのです。
これは常日頃からの思考のクセであって、絶対に性格ではありません。

。。。。って、あれ、同じこと2回書いちゃったね。

原因は「見つかったからもういい」とかじゃありません。
トラブルは “対処法を調べて” “対策を講じる” ことをしないと、何度でも起こるものです。
つまり、“原因のうち、もっとも対策を講じやすいもの” を探し当てないと、問題というものは解決などしないのです。

恋人が待ち合わせ時間に遅れた原因は、表面的にはたしかに本人の気合いの問題だったのかもしれません。
ですがより根本的な原因として、“前日の夜中まで仕事をしていた” のかもしれないし、家庭によっては “ギリギリまで家族を介護していた” ということだってあるかもしれません。
それを “自己管理ができていないのが悪い” で全部済ますから本当の原因が見えなくなるんです。

そしてそうなってしまう理由は、STEP1. と全く同じ。
途中で思考を止めるから” です。

ですから、そうならないようにするための方法も STEP1. と同じです。
「確かにこれも原因かもしれないけど、他にもないのかな?」と考えることです。

STEP3. どの原因を修正するか、フレキシブルに決断できるようになる

恋人が遅刻しがち問題は、たしかに原因は複数ありました。
ですが、それらの原因を全て解決しなきゃいけないかというと、そうではなく、それは場合によるとしか言いようがありません。
通常は、数ある原因のうちの1つに対応すれば済むことも多いです。

それなのに、それすらも面倒くさがって「おまえが何とかしろ」と丸投げにするからトラブルになるのです。

遅刻しないよう恋人を言い含めるのは問題解決ではありません。
そりゃ、たしかに100回に1回くらいはそれで解決するかもしれません。
あるいは社会的にはそうするのが “正しい” のかもしれません。

問題解決力の低い人は、“自分にとって一番楽な方法” が “社会的に正しい” とき、嬉々として人に責任を押しつける傾向があります。
でも、その解決方法は常に絶対確実ではないうえ、相手から無責任な人と思われてしまう確率だけは常に絶対確実なのです。

恋人が遅刻をした原因は、

  • 寝起きのとき、そのまま眠っていたい気持ちが強すぎる

  • 出かけるとき準備に時間をかけすぎる

  • 仕事が忙しすぎる

  • 介護が忙しすぎる

  • 本当は映画は嫌だったのに、それを口にしなさすぎる

  • 待ち合わせの設定時間に無理があった

  • 本人の都合が悪くなったのに時間を変えなかった

などなどいくつも考えられ、なおかつ、通常はその中のどれか1つに対処すれば十分なはず。

ですから、

  1. なるだけたくさんの原因をリストアップできるようになったうえで

  2. 関係者全員の精神負担の合計がもっとも軽いものを選択できるようになる

ことが重要です。

もちろん、それは一朝一夕でできることじゃないし、むしろ現段階ではできる気なんて全くしないことでしょう。

でも、できる気がしなくったって、焦る必要はありません。
なぜなら決断力を鍛えるには、同時に下記に述べる STEP4. も同時に鍛えないといけないからです。

STEP4. 解決方法の探し方をストックしていく

人間は、ありとあらゆるトラブルの解決方法をあらかじめ知っておくことはできません。

トラブルとは、対処法を考えて対処した経験が実際にないと、なかなか「私はそれを解決できます」とは言えないものです。
ですがだからといって、問題解決力を鍛えるのに、“あらゆるトラブルにあらかじめ見舞われておく” という方法は現実的ではありません。

ですから問題解決力を鍛えるには、未知のトラブルにも慌てないことが重要となり、そのためには

“どこを見れば(or誰に相談すれば)解決方法が分かるか”

をあらかじめ知っておくことが重要となります。

  • Web検索

  • 手持ちの本の記述を探す

  • 家族に相談する

  • 友人に相談する

  • 会社の同僚に相談する

  • QAサイトで相談する

  • 市役所の所定窓口に相談する

  • 交番のおまわりさんに相談する

  • メンタルクリニックに相談する

  • 新しく本を買う

トラブルとは、その対処法ごとにそれぞれ “こういう類のトラブルは、どう調べれば解決法が分かる” というルールがあります。

トラブルの対処法をあらかじめ知っておく必要はありません。
対処法の調べ方を分かっていればいいんです。

  1. 原因を分析・分解する

  2. 根本原因を調べる

  3. 対処法を調べる

  4. 対処法の調べ方をストックしておく

これらを常日頃から考えておくことが、つまりは “柔軟に対応する” ということです。

つまりいつも通り症候群は、柔軟に考えることができない病気であり、柔軟に考えることができない自分を「よし」としてしまっている病気でもあります。

今回述べたような方法で考え方の柔軟性を上げること。
いつも通り症候群を治していくためには、それが重要なのです。

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ここまでお読みいただきありがとうございました。
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