桜木花道流「機会」の創り方

(本noteは『SLAM DUNK』をこよなく愛す人向けのnoteです。未読の方にはチンプンカンプンな内容になってます)

こんにちは!

今日は、人類の教科書である『SLAM DUNK』から、リクルート魂を学んでいこうと思います。

私は小5に初めて読んでから今日まで、通しで50回以上は『SLAM DUNK』を読んでおりますが、大人になってからあることに気が付きました。

「この漫画、最強の自己啓発本やん」

そんな『SLAM DUNK』の主人公・桜木花道から、人生で最も大切にしたい仕事への姿勢を学んでいきます。

リクルートの伝説の社訓「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」

今や日本を代表する大企業・株式会社リクルート。
この会社には次のような言葉があります。

「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」

良い言葉ですよね。
あまりにも良い言葉なので、もう一回言います。

「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」

これはリクルート創業者の江副浩正さんが社訓として作ったものです。
1988年のリクルート事件をきっかけに社訓ではなくなりましたが、未だに色褪せることなくリクルート文化の根底になっています。

そんなリクルート魂に、つま先から頭のてっぺんまでどっぷり浸っている男がいます。

そう、我らが赤頭・桜木花道です。

桜木は高校一年生からバスケを始めたにも関わらず、僅か4か月後のインターハイで大会二連覇中の王者・山王工業高校を倒しちゃってるわけですから、冷静に考えると異常な成長スピードですよね。

この成長の鍵は何なのかと考えると、ある一つの答えに辿り着きました。

それは、自らが創り出した「機会」によって成長している、と。

しかも、桜木の「機会」の創り方は現実世界でも再現性がある、と。

今日は、そんな桜木花道を深堀して、

  1. 桜木にはどのような「機会」が訪れていたのか

  2. 自らを変える「機会」の共通点とはなにか

  3. 我々が「機会」を創るために行うべきことはなにか

を記していこうと思います。

桜木花道が創出した3つの「機会」

ここからは、桜木花道を成長させた3つの「大きな機会」を見ていきましょう。

①悔しさと目標を得たデビュー戦(綾南戦)

桜木に訪れた最初の「大きな機会」は、綾南高校との練習試合です。

この練習試合が「機会」となった所以は、ずばり“リバウンドという自分の強みを活かせる場所”を知ったからです。

自分の強みを知ることは、「機会」を創ることに直結します。

また、ゴリの期待(?)に応え、練習後にマンツーマンで自主練をすることも、後に「機会」を創り出すのだとわかります。

“「小さな機会」を積み重ね、「大きな機会」を手に入れる”

これも大事にしたい教訓です。

②自分の限界を破壊したスラムダンク(翔陽戦)

陵南戦の次に訪れた「大きな機会」は、なんと言っても"翔陽の絶対的センター・花形へのスラムダンク"でしょう。

私はあの場面で、未だに泣いてしまいます。

この「機会」が訪れた最大の要因は、桜木花道が"夢中になってプレーしていた"ことです。

退場後にアヤコさんにも「夢中で・・・」と心の声が漏れていますし、
水戸洋平との会話から察するに、試合の翌日でもまだ"夢中の感覚"が残っている様子です。

4試合連続退場&この試合でも4ファールしているという"緊張感"と、
強豪相手にもリバウンドが通用しているという"自信"。

緊張感と自信が絶妙に折り重なり、"夢中な状態"を創り出し、「大きな機会」に繋がったのだと思います。

また、(少し文脈は変わりますが、)この「機会」が成長に繋がった瞬間は、"翌日に試合を振り返った時"だと思っています。

よく
「振り返った時に人は成長する」
と言いますが、ここでもその現象が起きていますし、

なにより
「5試合連続で退場したこと」
を反省するのではなく、
「県内屈指の強豪に対し、自分のリバウンドが通用した。しかも、ダンクまでできた」
ということに対し、振り返りをしたことが良いポイントです。

失敗ではなく、成功にフォーカスする。

この試合を経て、桜木は自分の限界をブチ壊し、一躍県内トップ選手となりました。

③大宣言から起こした火種(山王戦)

さた、いよいよみんな大好き山王戦です。

山王戦は桜木の成長に繋がるポイントがいくつもあったように思います。

・リョーちんとの奇襲
・河田弟との1on1
・トーテムポール(野辺)や丸ゴリ(河田兄)とのリバウンド合戦、その後の覚醒

これらももちろん、成長の糧になってると思います。

ですが、なによりも成長する「機会」を与えたキッカケは、

「ヤマオーはオレが倒す」

この大宣言でしょう。

会場中

桜木はなぜこの行動に至ったのか、この行動が及ぼしたチームへの影響を考えてみます。

なぜこの行動を起こしたのか

なせ桜木はこのような行動を取ったのでしょうか。

①自身のリバウンドが試合の鍵だと明確に託されたから
②託されたからには、なにがなんでも状況をひっくり返したいという強い想いがあったから


「機会」が訪れる条件

ここからは、どうすれば圧倒的に自らを成長させてくれる機会を創れるのかを考えていきます。

1.「機会」は自身の強みによってもたらされる。弱みから「機会」は生まれない。

xx

2.「機会」はコンフォートゾーンの外側にある。安全地帯には「機会」など存在しない。

Xxx

3.「機会」は夢中な人間にのみ訪れる。夢中じゃない人間は「機会」に気づくことすらない。

Xxx

自らを成長させてくれる「機会」を創るために、我々がすべきこと

最後に。おれも桜木花道になりたい


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