アコーディオンQ&A
このコーナーではアコーディオンに関するQ&Aに答えていきたいと思います。
何気ない疑問からマニアックなものまで、分かる範囲でお答えさせていただきます。
みなさまの疑問お気軽にお寄せください。
今回はよくある質問の中から抜粋いたしました。
Q:アコーディオンの音が鳴る仕組みは?
A:アコーディオンはフリーリード楽器です。ハーモニカもフリーリード楽器ですね。
アコーディオンもハーモニカも風を吹き込むことによって、金属の板(リード)が震え、その風切り音が耳に届きます。
リードの厚さや形状、サイズによって音程が変わります。
ハーモニカは息をいれることによって、アコーディオンは蛇腹を押引することによって風を送り、音を出します。
その為音の強弱や表情は蛇腹で表現します。蛇腹の操作がアコーディオンの肝ですね。
すごいですね。
もう1つお答えしましょう。ちょっとマニアックな質問です。
Q:アコーディオンってどのくらいの部品で成り立っているの?
A:アコーディオンは楽器全体と比べてもたくさんの部品から成り立っている楽器です。
実際アコーディオンは約8,500点(4/5列笛、41鍵/120ベースの場合)の部品から成り立っています。
ちなみに一般的な自家用車は5,000点、同じ楽器でも部品数が多いといわれているピアノが約8,000点と、比較してもアコーディオンの部品数がいかに多いか分かります。
実際にご覧になった方はわかると思いますが左手部分のベース構造や、リードの枚数に関して同じ音色でも押し引きによって違うリードが鳴っているので、それだけでもたくさんの部品が必要だとわかります。
お近くに技術者の方がいるのであれば、アコーディオンの中身を覗いてみるのも面白いかもしれませんね。