【コラム】続・コンクール、参加することに意義がある!
前回に続いて、コンクールにまつわるお話を…。
私が唯一出場したことのあるコンクール、1995年の国際ハーモニカフェスティバル、トリオ部門で準優勝できたことはもちろん嬉しかったのですが、1番楽しかったのは、いろいろな方と交流ができたことで、準優勝はただのおまけみたいなものでした。
同じトリオ部門で第5位だったのが、フランスのハイファイ・ディクソンズ(HIFI DIXON'S)。
オジョイメイよりもはるかに上手いのでは⁈と思った実力派でしたが、コンクールで演奏したのが、日本でもよく知られているフランスの名曲「パダン・パダン」でした。
実際、すごく上手かったのですが、2分半程で終わってしまう〝小曲〟なんです。
コンクールで高得点を狙うには、やっぱりコレでは難しく、もっと大曲を選べば、さらに上位も狙えただろうに…と思い、何でこの曲にしたのか聞いてみたところ、「自分達の1番得意なジャンルの曲を世界中から集まってくるハーモニカ仲間に聴いてほしいから、今回参加したんだよ!」と言われて、ちょっと感動したのでした。
彼らのカセットテープ(古い!笑)もいただきました。
そんな彼らの「パダン・パダン」を以下、ユーチューブでぜひご覧くださいませ。
(2024.1 ハーモニカライフ103号に掲載)