【アコーディオンをめぐる旅】イタリアツアー 2019 No.4【VICTORIA100周年】
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イタリア到着から4日目ともなると、皆さん時差ボケや暑さにも慣れ、イタリアを十分に楽しんでいるようでした。
ガリアーノさんによるソロコンサートの興奮も冷めやらぬ中、今日もカステルフィダルドへと向かうのでした。
2019年7月7日
VICTORIA100周年アコーディオンプレゼンテーション ~ 昼食会 ~ 観光 ~ 閉会パーティ
午前中にVICTORIAの100周年モデルアコーディオンのプレゼンテーションがありました。VICTORIAの代表であるエルケさんが、英語とイタリア語を巧みに交えながら説明を始めます。
記念モデルのアコーディオンはVICTORIAが今まで培ってきた知識や職人の経験の結晶で、大きな音から繊細なピアニッシモの音まで表現を可能にしているとのことでした。デザインはモダンとクラシックが同時に存在しており、アコーディオンに描かれている赤い線は今までの100年、そしてこれからの100年を繋げていくことを表しているとのこと。
期待が膨らむ中、試奏会の始まりです。ガリアーノさんの演奏も聴くことができました。
エルケさんが言っていたように、フォルテとピアニッシモの表現が自然にでき、より自分の表現したい音に近づける、そんなイメージを持ちました。このアコーディオンの音を浴びているだけでも幸せになる、そう思いました!
※プレゼンテーションが終了した後、ガリアーノさんのCD購入者へのサイン会が行われました!
心は満足しましたが、お腹が空いてきました。今日のお昼は特別です。VICTORIAが昼食会に招待してくれました。
ショールームの近くにあるレストラン「Mad food」
なんとオーナーさんは日本に住んでいたことがあるのだとか、すごい偶然です!
美味しいごはんに舌鼓を打ちながら、今までの濃い数日間を振り返ります。皆さんの幸せそうな顔が今でも思い浮かびます。
話に花を咲かせている時、サプライズイベントが!
まずレストランMad foodからVICTORIAへ100周年記念ケーキのサプライズプレゼント!
VICTORIAのロゴを模したデザインが施され、ろうそくに火をつけると花火のようにキラキラ輝いていました。ラズベリー味で美味しかった!
またまたサプライズとしてトンボ楽器より漆のハーモニカをプレゼント!
日本を感じられる素敵なプレゼントになったのではないでしょうか。
そんなイベント盛りだくさんな昼食会となりました。
さて、昼食会から夜の閉会パーティまで時間があります。まだまだ色々周りたい皆さんの思いもあり、ホテル近くにあるシローロという街へ観光にいきました。
シローロはホテルのあるヌマーナと同じでアドリア海に面しており、小さな教会や屋外席がいくつもあるフードコートのような場所があったり、開放的な雰囲気のある街でした。
屋台もいくつかあって、革製品やアコーディオンをモチーフにしたアクセサリーを売っているものもありましたよ!
ここでも皆さん思い思いに時間を過ごしておりました。
日も沈み、VICTORIAの100周年記念イベントも終わりが近づいてきました。
VICTORIAショールームの向かいにある教会で、閉会パーティが始まりました。
世界で活躍しているVICTORIA奏者たちによる演奏。アコーディオンだけでなくバンドネオンやアコーディナを使われる方もいらっしゃいました。
トリを飾るのはモルドバ共和国のアコーディオンオーケストラ“Concertino”。
一糸乱れず演奏で聴衆を圧倒します。
最後は演奏者とガリアーノさん、VICTORIAのエルケさんとリカルドさんが舞台に立って挨拶をし、VICTORIA100周年イベントの幕が下りました。
これからの100年、VICTORIAが益々発展し、次の時代へと向かっていきますように。
イタリアツアー記4日目が終わりました。
VICTORIAのイベントが終わり、イタリアツアーの旅も残りわずかとなってしまいました。
次回はアコーディオン、ソフトケースや背バンドなどのアクセサリー、リード工場を巡ります。お楽しみに!
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