『カタルタライティング』#1 「温故知新」
どうも、高尾トンビです!
以前の記事で「カタルタ」というものを紹介しました。
今回は、このカタルタを使って「文章を書く」ということにチャレンジしたいと思います。
名付けて『カタルタライティング』
★ルール:
「カタルタ」を3枚めくって出てきた言葉を使ってnoteを書く。
・ことわざや慣用句を使う
・具体例を入れる
・言葉の順番は問わない
今回出てきたカード
今回でてきたカードは次の3つです。
「一般的には」
「たとえば」
「したがって」
『カタルタライティング』スタート!
みなさんは、「温故知新(おんこちしん)」という言葉を知っていますか?
昔の事を調べて、そこから新しい知識や見解を得ること。
by三省堂 大辞林 第三版
古いものから新しいものを生み出すという言葉ですね。
「温故知新」は中国の思想家「孔子」の教えを弟子たちがまとめたと言われる「論語」に出てくる言葉です。
一般的には
一般的には「古きを訪ねて新しきを知る」という表現の方が有名なのではないでしょうか?
実は、これって「温故知新」の訓読みなんですよ。
「温故知新」を日本語の文法に直して、読みやすくすると
「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る」になります。
「故」や「温」の読み方は昔の読み方です。
だから、「古きを訪ねて新しきを知る」と
「温故知新」はもとは同じ言葉なんです。
たとえば
たとえば、僕が「温故知新」という言葉を聞いて思い浮かべるのは「リノベーションカフェ」ですね。
古い建物や家などのたたずまいや雰囲気など「良いところ」を引き出しながら、
「新しい」スイーツやドリンクなどを提供しているということで、まさに「温故知新」の一つの事例だと思います。
リノベーションって古い建物を活用するということで、とてもエコだと思いますが、心理学的にみてもとても理にかなっている手法だそうです。
実は、人間は「新しいもの」だけだと不安になるそうです。
原始時代と呼ばれていた頃は、自然や他の動物など、ちょっとしたことで大怪我をしたり命を落とす環境がたくさんありました。
だから「知らないもの=不安・危険」「知っているもの=安心・安全」という思考が人間の脳には深く刻みこまれています。
現代においてもその名残があるので、「新しいもの」だけに囲まれると不安になる人が多いようです。
とはいえ、人間が進化するにつれて、「新しいもの=未知のもの」に対する憧れという気持ちも出てきています。
だから「全てが新しいもの」ではなく「知っているもの、馴染みのあるもの」に「新しいもの」を加えるというパターンの方が受け入れやすいそうです。
したがって
したがって、「リノベーション」というのは、心理学的に見ても理にかなっていると言えます。
ということで、カタルタをつかって文章を書く「カタルタライティング」に挑戦してみました。
いかがでしたでしょうか?
ちなみに、今回使ったカタルタは「ロジカル」版です。
「したがって」というカードを使うのが難しかったです。
実は、こういう文体の文章を書くのはあまり得意ではないのですが、カタルタを使うと少し書きやすく感じました。
「文章を書く」トレーニングの一環として、今後も続けていきたいと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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