カフェメニュー 食材の3つ仕入れ方法のメリットデメリット

プロデュースとして携わっているカフェでは、シロコッペを使ったサンドメニューの展開を考えているのですが、シロコッペをどうやって調達しようと悩んだ時にシェフに色々と教えてもらいました。以下は雑な記録です。

パンの仕入れをしたいなら!


①自社製造
これが最もコストを抑えられるやり方です。小さなお店だと特別な機材は必要ありませんが、今回のカフェの規模ではオーブンで焼けば大丈夫、というレベルではありません。といって機材導入できるような予算もなくここは断念。ただ、パンを使ったメニューを展開していくときに、パンを自社で製造できるのはかなりの強みだなーと思いました。パンだけでなくほとんどの商品にこれは当てはまりますねw

②買取
ひとくちにパン屋さんと言ってもパン屋さんも十人十色。個人経営のパン屋さんなどからたくさんのパンを仕入れることは現実的ではないかもしれません。人気店であればなおさら。販売価格よりも低い価格で買い取りをするのは難しいかもしれません。

③OEM開発
original equipment manufacturerの略であるOEM開発とは、自分たちの作りたいものを代わりに製造してくれる企業を使って商品を開発することです。最小ロット数が決まっていたり、加工費が入るので少々お高くなってしまったり、工場の場所によっては配送費が高くついたり、とデメリットもございます。実際の見積などは企業によって異なるので、③を行う場合は複数の会社から相見積もりをとることをおすすめします。

重要なポイントを考える

提供する予定のシロコッペパンの価値を分解すると、シロコッペ、中身、包装、の3つに分解されます。もちろん全てに対して価値をつけれるに越したことはありませんが、予算が限られている場合、この3つの中でも何を最も大切にするべきか、どの要素で差別化し、商品を開発していくべきかを考えます。今回、私がこだわりたいのは、中身。コッペパンサンドのパンは、中身の具材を味わってもらうために極力存在感のないものが望ましいと思っています。実際、他店のものを食べていると確かにパンもこだわっていておいしい、おいしいんだけど中身の主張が強い!そう感じます。そうなると、PRを考えたときに最もお金をかける価値があるのは、中身かな、と。(と言ってもまだまだこれから考えが変わる可能性もありますが💦)

パンは難しいけれど、展開していくメニューの中で自社でつくれるものがあるといいな、、、そしてそれが保存もきくものだといいな、、、なんて考える今日この頃です。いやー、難しい。でも楽しい!

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