これからの熟練度のあげ方

先日Xを見ていたら35歳からは自身の仕事の熟練度をあげていく時期と書いてありました。

私は現在34歳ですが、世間的にはもう管理職としての仕事を求められる歳だと思います。
そのため、マネジメント能力と熟練度を上げていく必要があると思いますが、そもそも熟練とはなんでしょうか?

熟練とは物事に慣れて、手際良く上手にできること。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/熟練/

次にマネジメントとはなんでしょうか?

マネジメントとは組織に成果を上げさせるための道具、機能、手段である。

https://revii.jp/article/management-difference/

では熟練した状態でマネジメントを行うとはどうすればいいと思いますか?

私はマクロな視点でものを観察し、マクロな視点で集中して成果を出せる環境をつくることだと思います。

よく技術士試験ではT型の知識がいる。と言われます。
T型の知識とは広い分野を把握した上で一点特化した知識を示します。

1つ例を挙げるならば、公共工事における道路工事の監督です。
道路工事には現場監督(技術者)と職人(技能者)さんがいます。両者ともプロ意識を持って隙のない良い仕事をしてくれる方が多いです。本当に助かっています。

では、両者の違いはなんでしょうか?
簡単かつ語弊を恐れずにいうと自分のすべき仕事だけに集中するか現場全体を見て仕事をするかだと思います。(もちろん職人さんでもみる人もいます。)

現場監督は単に監督をするだけのところもありますが、地方の中小企業では自分でもガンガン動きます。
しかし、周りや会社のコスト、スケジュール、地元との揉め事を起こさないように動いています。(そもそもそれが技術者としての仕事ですが。)

職人は基本的に現場監督の指示に従い、業務を行うのが仕事です。

T型の知識とはそういう現場監督のような仕事だと言われています。持っている幅広い知識を踏まえて、現場(業務)に集中して終わらせる。
逆に職人タイプはI型の知識を持つ。(一つのことに深く集中するため。)とか言われます。

それを踏まえて私の考えを述べると、マネジメントしながら熟練の仕事をする。というのは一見矛盾しているように見えて実は矛盾していないと思うのです。

そしてそれをするために管理職は何をすべきか。
専門はもちろんのこと専門外を知る必要があると思います。

そのためにはどんどんアンテナを伸ばしたり関係ないことでもチャレンジすることもいいかもしれません。

私は土木職ですが、本業を疎かにしない範囲でITにも手を出したいと思い、プログラミングにも手を出していきたいと考えています。
なぜなら、ICT機械やDX化などで土木とITは切っても切れない関係になると見込んでいるからです。

さらに言えばすでに土木職の人材不足はあっちこっちで見えています。10年後には地方を中心に絶望的になるでしょう。

そのためには採用にもITを活用する必要が出てきます。より魅力的により親しみを込めて付き合ってもらえるように。

よって、私は土木職の他にITも勉強していきたいと考えています。(ITの副業もおいおいは考えますが。)

もし、マクロな視点で見てないなぁと思ったならば、あなたも一緒に飛び込んでいきませんか?


ちなみに今回お世話になりましたITについてはSUNABACOさんの無料体験会です。

それ以外にもいろんなイベントを企画されているようですので、是非一緒に頑張りましょう!!

https://sunabaco.com/event/

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