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『28歳って超たのしいよ』

職場に、誕生日には必ず、それから旅行に行ったらその先で、しまいにはなんでもない日にまで何かとプレゼントを買って持ってきてくれる女の子がいる。

先日、その子が28歳になった。
わたしは彼女よりひとつ年上なので今絶賛“28歳の女”なわけだけど、おめでとう、の後に迷わず

『28歳って超たのしいよ!!!』

って言った。あまりに圧があったのか、職員室でまわりの先生たちとゲラゲラ笑って、まあ特にそれ以上広がらず、だんだんと話が別のものに変わっていったのだけど、わたしはひとり、ホクホクしていた。自分で言っておきながら、かなりナイスなことを言えた、と思ったので。

最近は、歳を重ねる、ということに、だんだんとネガティブな思いが加わっていく姿が多くて『なんだかなあ』と思う。

もちろんどう感じるかは人それぞれだけど、『ほんっと、すぐ30歳になっちゃうからね』『もう若い女じゃいられないよ』だのなんだの、鋭い一言が飛んでくると、避けるのに労力を使ってしまうこともある。増えたよなあ、そういう意見。

その点わたしは先の人生をあまり見据えていないので、歳を重ねるということにネガティブな感情が一切ない。それもそれだと思うけれど。

ただ、ひとつとはいえわたしより年下の子に、ネガティブなものをグイグイ押し付けるのはどうかなあ、と思ったので、いい一言が言えたなあ、とうれしくなって帰ってきた。

自分で何気なく言った言葉が、その直後から宝物みたいにすきになることってある。

わたしは、将来を見据えてないわりに毎日すごくたのしくて、28歳の今なんて、ほんとうに、めちゃくちゃ、心の底から楽しいから、同僚の子にも、そういう一年になってほしいな、と思った、なると思う、この子は、人を思いやることに長けている子なので。そういう子は、ずっと愛されるまま、生きていけると思う。

誕生日には、わたしの好きなものを、
旅行先では、美味しいものや、観光地のものを、くれる。こっそりポケットに入れてくれる日もあれば、ロッカーの中に入っている日もある。(勝手にあけるのは許可している)

この前水族館に行ったらしい彼女は、サメがとても好きで、サメの描かれたメモ帳をくれた。かわいい。自分のすきなものを、迷いなくわたしに贈ってくれるところがとてもかわいくて愛おしい。

自信満々に、“これがわたしのすきなものだよ”と相手に伝えられる行動力が羨ましい。わたしは彼女のそういうところが、とてもかわいくてすきだなあ、と思っている。

こんなにもらっておきながら、わたしはあまりプレゼントを返していなくて、本当に5回に1回くらいのペースで気持ち程度のお返しをしている。

この前は、スタンプラリーの景品の、新幹線のキーホルダーをあげた。わたしはスタンプラリーが好きなんだけど、景品までは狙っていなくて、でもふっとあの子は新幹線が好きだ!と思い出したので『いらなかったら処分してね』とあまりにも可愛げのない一言と共に渡したら(いらないものを押し付けるな)『カバンにつける!!!』と言っていて笑った。かわいいね。

あと、彼女はメロンがすきだから、北海道のお土産にメロン味のチョコレートをあげた。
なんだか彼女の真似っこをしているおかげで、わたしは、プレゼントを贈るのが上手くなってきている気がする。(彼女に対してだけかもしれないけど)それが、とてもうれしい。

1番最初の写真は、彼女も含めた職場の人たちと見たイルカショーのフィルム。

天気が良くなくて、あんまりフィルムの写真は撮らなかったけど、朝から晩まで、本当にたのしかった日。


来月も、職場の人と遊ぶ。今度はディズニーランドに行く。わたしはディズニーが得意ではないけれど(それも伝えてある)この人たちとなら行ける。早起きも、行列も、この人たちとなら苦じゃない。

そういう人たちと週5で過ごせている毎日が、本当にありがたいと思っている。

ちょっとくらい嫌なものならば、見ないフリをしてやろう!!!頑張るぜ社会人!!!(まっ、無理なものは無理だけど〜〜〜)


久しぶりにノートが書けて一安心。
もう二度と更新できないかと思っていた(大げさ)。


この波に乗って、最近のフィルム写真も更新するね。ファイオー❕

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