イベント業界を知る #2
先輩社員のヤバすぎる日常
マ○ナビやリ○ナビの情報を信じてはいけない!
どうもtomatoheadです。
「イベント業界を知る」第2回目の記事は、イベントプロダクションのリアルな日常について触れていきます。
1回目の記事では概要を記載しましたが、じゃあ実際、どれくらい忙しいのかをお伝えします。
某就活サイトには絶対出回ない、先輩社員の生々しい日常をお送りします。
前回記事はこちら↓
出鼻を挫くようですが、忙しいのはどこの会社も同じでしょ?
「いいえ、全然違います。」
寝る時間以外、プライベートはありません。
当然ながら、家族や恋人、友人とも疎遠になります。
それくらい忙しいのです。
家族や恋人、友人がイベントプロダクションに務めているよって方、
彼ら、彼女らは本当に忙しい人なのです。決してあなたを嫌ったり、避けたりしているわけではありません。
少しでもご理解のお役立てが出来れば嬉しい限りです。
さて、今回も結論からお伝えしましょう!
イベントプロダクションと一般企業とでの、1週間の勤務時間を比較したものがこちらです。
毎週末のイベントをこなしていくと、このような結果になります。
イベント会社の社員は、一般会社員の約3人分の仕事量を抱えている事実。
家族や友人が寝ている時間、飲みに行っている時間、買い物やレジャー施設で遊んでいる時間も、イベント会社の社員はずっと仕事をしています。
一度、足を踏み入れたら最後、デスマーチは永遠に続きます。
では、実際にどんな日常か?
コロナ禍前で、私がまだイベントプロダクションに所属していた頃の、
ある1週間のスケジュールをご紹介します。
「緑色」は社内外含めた、打ち合わせ
「赤色」は資料作成(運営マニュアル、台本、見積書、提案書など)
「水色」がイベント現場
朝から晩までみっちりと埋まります。
この週はイベント本番前のため、
● 運営マニュアルの修正
● 最終見積書の作成
● クライアントや下請会社との打ち合わせ
これらがメインですが、それとは別に新しいイベントの提案書を作成していた週になります。
繁忙期は週に2〜3本の提案書を書きながら、イベント本番に向けてマニュアル作成や現場を同時進行で回していきますが、通常時でもこれくらいのスケジュールはざらです。
私が所属していた会社ですと、1つのイベントだけでは月間の利益目標に到底達しないため、常に複数案件を抱えながらすべて同時進行することが普通でした。
どうしてここまで仕事に専念するか?
「利益目標のためにイベントを回し続けなくてはいけない」からです。
さらに追い打ちをかけるように「従業員数が少ないため1人あたりの業務量が多い」そのため多忙を極める結果となります。
<※従業員が増えれば解決するか?といえば、そういうことでもなく、別の機会にイベントプロダクションのマネータイズをご紹介します。>
まとめ
こうした事実はあまり表向きにならないため、今回思い切って、書き起こしてみました。
実際のところ、スケジュール通りに業務が進むことは珍しく、
目まぐるしく淡々と振ってくる業務を捌いていくようなイメージです。
締切がシビアなため、この業務は明日やればいいやって事ができない、終わらないテトリスをやっているようなもんです。
イベントプロダクションのことを少しでもご理解いただけたのなら幸いです。
by tomatohead
2021.04.30
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