統一協会の手口⑧-05マインドコントロールを解く方法編「ある被害者さんの脱会記録[家族視点]」
悪名高い統一協会(世界平和統一家庭連合)の
「マインドコントロール」や
「騙し」の手口を明かしていきます。
まだ”完璧なマインドコントロールを解く治療方法はありません”が、
この章では、”マインドコントロールを解く方法のヒント”
についてみていきます。
ある被害者さんの脱会記録[家族視点]
ある被害者さんのお姉さんが、
統一協会🏺に入信してしまった妹さんを救い出すために
奮闘された記録を記したものです。
統一協会被害者の家族視点で見た”貴重な記録”として
転載させて頂きます。
因みに、被害女性の妹さんは、とてもシッカリされた
聡明で心優しい女性です。それでも不安や心配など、心の隙や弱みに
漬け込まれて勧誘されてしまう恐ろしさに、注目してご覧ください。
※MC🧠=マインドコントロール🧠で略して表記することもあります。
人を洗脳🧠し人生を奪う恐ろしいカルト教団が🇯🇵いる現実と向き合うこと
家族や先祖のためにと、必死で自分の体のことも考えずに活動させられたあげく、
”自分が自分でなくなっている”ことにも気づかずにボロボロになるまでコキ使う。
入信してしまうことも、決して本人が悪いわけではなく、
巧みにシステム化されたカルト集団が
本人の行動、思想、感情、情報を
様々な方法でうまく巧みにコントロールして
”決して個人的な考えで動くことのできない奴隷にしてしまう”。
あらゆる人の心の中にある思いをうまく利用しながら、
その人の弱みにつけこみ、美しい言葉でうわべを飾り、すべてを奪い取ったあげく、
働くだけ働かせて後は使い捨てにしてしまうという
絶対に許すことの出来ない団体が存在している現実🇯🇵と向き合ってください。
妹の統一協会入信、そして救出と脱会
はじめに
お姉さんの語る統一協会🏺に勧誘されてしまった背景
妹さんが勧誘されていた兆候
お姉さんに物品販売🏺
お姉さん”展示会🏺(販売会社)”に連れていかれる
カルトに入るとカルト以外に居場所がなくなる
お姉さん統一協会🏺のイベントに連れて行かれる
ヒソヒソと☎️アベル🏺に”報連相”を欠かさない妹さん
合同結婚式に参加したいと🏺入信を告白
統一協会🏺では、
”唯一の救いの道が合同結婚式”と教えられ、
”合同結婚式への参加条件”は、
「①伝道」と「②経済活動」
①伝道(3人以上の勧誘)と
②経済(販売などでお金集め)で一定の実績をあげること
なので、信者が必死になって加害し、
被害が拡大してしまう事情もある。
お姉さん脱会牧師先生に助けを求める
それまで持っていた多少の希望は打ち消され、
それと同時に本当にとんでもない団体なのだとそら恐ろしくなりました
お姉さん統一協会🏺を否定すると逆ギレされる
妹は、
”排他的で妙な選民意識をむき出しにしてしゃべり”
統一協会🏺だけが絶対的なものなのだという意識を
すっかり植えつけられていて、まったく以前の妹とは違う人間に
作り替えられていました。
知られずに救出準備をする困難
(以下、説得については日記的にまとめました。)
6月28日:救出作戦1日目
6月29日:救出作戦2日目
6月30日:救出作戦3日目
7月1日:救出作戦4日目(マインドコントロール🧠が解ける瞬間!)
過密なスケジュールや課題を押し付け
”疲労と睡眠不足で思考停止🧠”
”判断力低下させる”のが典型的な”カルトの特徴”です。
7月2日:救出作戦5日目(脱MC🧠初日)
とてもシッカリされた聡明で心優しい女性である
被害者の妹さんが元に戻られた様子です。
前後の違いと、マインドコントロール🧠の恐ろしさを
感じとって頂ければ幸いです。
7月3日:救出作戦6日目(脱MC🧠2日目)
7月4日:救出作戦7日目(脱MC🧠3日目)
7月5日:救出作戦8日目(脱MC🧠4日目)
脱MC🧠になると、今までの極度の張り詰めた緊張が解けて
少しボーッとなったり混乱することもあるようだが、
リハビリで徐々に良くなる模様。
7月6日:救出作戦9日目(脱MC🧠5日目[玉葱症候群🧅])
もし例えるなら、「墨塗り教科書」で”今まで教えられたことの誤り”を
1つずつ確かめながら、”紐解いて訂正していく”ような作業か?
根気の要る大変なリハビリ治療である。
7月7日:救出作戦10日目(脱MC🧠6日目)
人を洗脳🧠し人生を奪う恐ろしいカルト教団が🇯🇵いる現実と向き合うこと
「私はもう戻りません」
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統一協会の手口シリーズまとめ
伊丹万作「騙されることの責任」
もちろん、「騙す方が100%悪い」のは紛れもない事実である。
その上で更に「騙されることの責任」を考えよう。
もう一つ別の見方から考えると、いくら騙す者がいても誰1人騙される者がなかったとしたら今度のような戦争は成り立たなかったに違いないのである。
つまり、騙す者だけでは戦争は起らない。騙す者と騙される者とがそろわなければ戦争は起らない。一度騙されたら、二度と騙されまいとする真剣な自己反省と努力がなければ人間が進歩するわけはない。騙されたとさえいえば、一切の責任から解放され、無条件で正義派になれるように勘違いしている人は、もう一度よく顔を洗い直さなければならぬ。
伊丹万作「戦争責任者の問題」より