統一協会の手口①-05マインドコントロール・騙し編「①布教ノウハウに似た振り込め詐欺とマルチ①」
悪名高い統一協会(世界平和統一家庭連合)の
「マインドコントロール」や
「騙し」の手口を明かしていきます。
ここでは、主に”勧誘”や”騙しの手口”を見ていきます。
旧統一協会に似た「振り込め詐欺の手口」
旧統一教会の布教ノウハウは「振り込め詐欺」に類似
システマティックな詐欺の手口
個別対応のマニュアルの存在
詐欺犯は、相手がダマせる人物かどうかを、少額を払わせることで見極める
詐欺での王道パターンとして、相手の知らない知識で思考を止め、
焦らせるという手がある。
よくわからない言葉で思考が止まると、詐欺犯は一気に畳みかけてくる。
「あなたの端末から不正プログラムが発信されている」
人のやさしさ、思いやりにつけ入って、
マインドコントロールしながらお金をダマしとる架空請求詐欺の恐ろしさ
入院患者もターゲットにする卑劣さ
たいがい被害者が家族や知人など第三者に相談することで
「それはおかしい」と気づき、被害が止まるもの。
なんと病院に入院中に架空請求の被害にあっていた。
「なぜ、相談しにくい環境になっていたか?」
責任感の強い人ほど、この架空請求詐欺でダマされやすいともいえる
「バレちゃった?」の裏に隠された落とし穴「詐欺がバレた時の対応マニュアル」
教団には「個別対応マニュアル」がある。
「詐欺がバレた時の対応マニュアル」もある。
【マニュアル①偵察&財産把握】
【マニュアル②第1段攻撃「確認」】
【マニュアル③通報を減らすためのバレたマニュアル】
バレた告白の真意は、警察への通報を1件でも減らすテクニックだった。
偽警察官まで用意している最近の組織
もはや息子が同居していても容赦なく強盗を行っており、
家族が同居しているから安心というわけではありません。
キャッシュカードをダマしとる手口にも、虚を突く手口が見られます。
【マニュアル①還付金の電話をかける】
【マニュアル②虚を突いて、偶然を装って予定変更】
【マニュアル①警察のフリした電話をかける】
【マニュアル②虚を突いて、偶然を装って予定変更】
「息子に相談する」と言われた場合の対応マニュアル
詐欺組織内には「突然の状況をつくりだしてパニックを起こさせて、ダマす」
といった何かしらの「成功マニュアル」を使っている。
犯罪者は、あらゆる手段で、私たちのお金を狙ってきます。
しかも、マニュアル化しながらお金をとっていきます。
しかし、裏を返せば、マニュアル化されたダマシの手口を知ることで、
私たちは身を守ることもできるわけです。
旧統一協会に似た「マルチの手口①」
私もダマされた旧統一教会の「正体隠し」工作
正体を隠して近づく。勧誘の目的を告げずに誘う。
これは悪質商法の特徴です。
マルチ業者からも問題視された悪質な勧誘手口
マルチ商法では、会員になった人が新
グループに共感を示すと「報連相」を求められる
ゲームを通じて少しずつその思想に染めていこうとしていたのです。
もうひとつの勧誘テクニックが使われています。
それは、ひとつのイベントが終わったあとに、次の催しに誘う手です。
【報連相をさせる真意】
「いまにして思えば、報連相をさせることで、
私の個人情報を把握し、勧誘を有利に進めようとしていたのでしょうね」
「判断の自由」を奪われる恐ろしさ
知らされたときには、
もはや指示どおり先に進むしかない状況に陥っている、
非常に恐ろしい勧誘です。
本来、その後の人生を左右するような重要なことを決める場合、
十分な情報を手にさせ、本人の意思で
「やるか」「やらないか」
の判断をさせなければなりません。
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統一協会の手口シリーズまとめ
伊丹万作「騙されることの責任」
もちろん、「騙す方が100%悪い」のは紛れもない事実である。
その上で更に「騙されることの責任」を考えよう。
もう一つ別の見方から考えると、いくら騙す者がいても誰1人騙される者がなかったとしたら今度のような戦争は成り立たなかったに違いないのである。
つまり、騙す者だけでは戦争は起らない。騙す者と騙される者とがそろわなければ戦争は起らない。一度騙されたら、二度と騙されまいとする真剣な自己反省と努力がなければ人間が進歩するわけはない。騙されたとさえいえば、一切の責任から解放され、無条件で正義派になれるように勘違いしている人は、もう一度よく顔を洗い直さなければならぬ。
伊丹万作「戦争責任者の問題」より