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統一協会の手口③-04反共カルトと異常な攻撃性編「不逮捕の背後にあるモノ①[CIA🇺🇸の宗教による工作活動]」

統一協会の手口③-04反共カルトと異常な攻撃性編「不逮捕の背後にあるモノ①[CIA🇺🇸の宗教による工作活動]」

悪名高い統一協会(世界平和統一家庭連合)の
「マインドコントロール」や
「騙し」の手口を明かしていきます。
統一協会は日本人被害者🇯🇵を騙して”巨額の献金💰”を巻き上げる一方で、
その”巨額の献金💰”を海外に送り、ビジネスの原資にしたり、
海外秘密工作💣の資金に悪用してきました。
この章では、どのような用途に被害者の献金💰が使われてきたか?
統一協会の海外での活動をみていきます。



🕵️‍♂️CIA🇺🇸の宗教による工作活動💣

巨額の資金💰を動かし、他国で🕵️‍♂️スパイ工作活動💣を行う
同じ”反共カルト”の組織、アメリカのCIA🇺🇸が
どのような工作活動をしてきたのか?をみていきます。

映像の世紀バタフライエフェクト CIA🇺🇸世界を変えた秘密工作

ざっくりとCIA🇺🇸の秘密工作について知りたい人は、
これが最適だと思います。特に宗教を利用して、クーデターなど
を引き起こしてきたのがよくわかります。

世界の「民主化支援という大義」の下、極秘に他国へ工作員を派遣、
秘密工作を仕掛けてきた。南米チリでは、社会主義政権を親米政権に
転換させたクーデター
💣に関与した。


番組を見ていない人向けに、こちらの要約記事から引用させてもらいます。

イタリア🇮🇹
最初の工作はイタリア。
”イタリア共産党が急拡大”する中で、”キリスト教民主党”多額💰の支援を。
市民に”共産主義に嫌悪を植えつけろ”と、支援団体が映画を制作。
選挙に勝利し、翌年1949年NATOを結成、イタリアも。

イラン🇮🇷
CIA法ができ、議会に報告せず、活動できるようになった。
長官アレン・ダレスはジェイムスボンドを好んだと。その初の工作はイラン。
イギリスに支配されていた”石油を国有化🇮🇷
イギリスがモサデク政権🇮🇷の打倒💣をアメリカに依頼。
ADJAX作戦が実行され、🇮🇷クーデター💣成功後、
米英🇺🇸🇬🇧の石油8社が利権💰を獲得、アメリカ🇺🇸が4割を獲得。

ハンガリー🇭🇺
そして、東欧諸国。フルシショフがスターリン批判。
その情報をCIAが支援したラジオフリーヨーロッパで、東欧向けに放送。
ハンガリーの首都ブダペストで大規模なデモー20万人の人々が。
ソ連とハンガリー政府は3万人の軍隊を派遣。
ラジオフリーヨーロッパは火炎瓶の作り方も放送、実際に作る市民も。
アメリカはその後支援しないことを決めたが、ラジオによる扇動で、
多くの市民は闘い続け多くの市民が犠牲になった。

南米チリ🇨🇱
1970年”富の再分配を訴えたアジェンデ🇨🇱が政権獲得。
銅山の国有化などを進める。ニクソンとキッシンジャーがアジェンデ打倒を指示
経済を混乱させろと物不足とインフレに。鍋たたきデモも。
しかし、アジェンデ🇨🇱の人気は続く。市民は足りない部品を自分たちで作る。
3年経っても続く中、軍事作戦を検討。
1973年アジェンデ政権3年の集会で10万人が。
その7日後、1973年9月11日軍事クーデター💣が。
「暴力は社会の進歩を止めることはできない。」と。
そしてアジェンデ大統領🇨🇱は自ら命を絶つ

その後のピノチェト🇨🇱は多くの人を殺害。
3年後キッシンジャー🇺🇸がチリ🇨🇱を訪問、独裁者ピノチェト🇨🇱を支持。
新自由経済🇺🇸を導入。
フリードマンのシカゴ大学に多くのチリの優等生を留学。
シカゴボーイズと呼ばれる人たちが経済大臣や中央銀行総裁などを。
経済成長を遂げる。1976年フリードマンがノーベル経済学賞の受賞式で、
Go home!と。会場の外でも人権侵害を助けるフリードマンに対する抗議デモが。

その後CIA🇺🇸のチリ🇨🇱への工作についての暴露記事がー米議会でも取り上げられ、その後🇺🇸議会への報告が義務化

イラン🇮🇷
1979年のイスラム革命以降ー反米国家に。
アメリカ🇺🇸はイランでの石油ビジネスの権利を失う。
今は「イラン🇮🇷」をテロ国家とアメリカ🇺🇸は名指しで批判して、
日本ではそのまま報道📺されているが、真相はいかに?

以上、CIA🇺🇸は、イタリア🇮🇹の例のように、
宗教を支援して、”反共デマ””反共ヘイト”を垂れ流して
選挙を操作し、有利に闘えるような工作をする。
また、自分達に利益提供せずに”国有化”するなど
”国民の利益になる政策をする”気に入らない政権ができると
クーデター💣起こさせ、”政権を転覆させてきた”ことがわかる。
イラン🇮🇷は、その事に国民も気づき、「反米政権・反米政策」を
推し進めたため、アメリカ🇺🇸はイラン🇮🇷を「テロ国家」と
レッテル貼りをし、敵国とみなし、経済制裁などを課していることがわかる。


自分達が今までに見てきたテレビニュース📺とは丸っ切り異なり、
にわかには信じ難いまるで”陰謀論”のような
CIA🇺🇸の工作の話だが、
本当だろうか?では、ベネズエラ🇻🇪のケースも見てみよう。

ベネズエラ危機はなぜ膠着するのか 理解するカギは「アメリカ」にある


乾いた皮膚に浮き上がる骨、うつろなまなざし。
今年5月にベネズエラ西部マラカイボで出会ったミゲル・ブランコ(25)には、
たかるハエを払う力さえ残っていなかった。スラム街を歩くと、
衰弱した人々がそこかしこにいた。
かつて、このスラムの住民のほとんどが政権を支持していたというが、今は違う。

GLOBE+「ベネズエラ危機はなぜ膠着するのか」記事
チベネズエラ北西部マラカイボのスラムで、ベッドに横たわる子供。
栄養不足で骨が浮き上がっていた=5月25日、竹花徹朗撮影

今年2月、カラカスで与党の集会の取材中、警備する警察官が声をかけてきた。
チャベスが生きていたころは、この大通りや周囲の通りを500メートル以上に
わたり、群衆が埋め尽くしていた、と説明する。

「動員なんてなかった。みんな、チャベスをひと目見たがっていた」 
この日の光景は対照的だった。近くの州からも支持者を乗せた
バスやトラックが次々と到着するが、大通りは300メートルも埋まらない。
「少ないな」とつぶやいた警察官は、「実は」と続けた。
「国境近くに転勤したら、国から逃げたいんだ」。
そう小声でささやくと、仕事に戻った。

経済が崩壊し、深刻な人道危機の広がりを前に、マドゥロ政権は急速に
支持を失っている。経済だけが問題ではない。
はびこる汚職に庶民は怒りを募らせている。

GLOBE+「ベネズエラ危機はなぜ膠着するのか」記事
右の棚にはケチャップだけがずらりと並んだ、スーパーの棚。
商品が偏っている=2019年3月1日、ベネズエラ西部、岡田玄撮影

当初は人道危機はないとしていたマドゥロ政権は、
今では「米国の経済制裁が原因で危機になった」と主張を変えた。
だが、汚職を目にし、制裁以前から変わらない苦しい生活を実感し続けている
人々は、政権の説明をもはや信じていなかった。
しかし、だからといって、庶民が反政権派に単純に肩入れしているわけでもない。

GLOBE+「ベネズエラ危機はなぜ膠着するのか」記事

チャベスが語った「世界の真実」

高層ビルが整然と立ち並ぶ周囲の斜面を、ブロックを積み上げた家々が
無秩序に埋め尽くす。標高900メートルを超す盆地に広がるカラカスの光景は、
この国の貧富の差を映し出す。
大統領府近くのスラム「1月23日」地区。カラカスを見渡す、
この斜面の頂上には、2013年に亡くなったチャベス前大統領の遺体が
安置される「山の兵舎」と呼ばれる施設がある。
その近くに、小さなほこらがあった。チャベスとイエス・キリストの像が
並ぶ写真が貼られ、マリア像とともにチャベスの像がいくつもまつられていた。
ベネズエラ独立の英雄、シモン・ボリバル(1783~1830)の肖像もある。
近所のエリサベス・トレス(54)がチャベスの死の直後から守り続けてきた。

GLOBE+「ベネズエラ危機はなぜ膠着するのか」記事
カラカス市内のスラム街。家の壁(中央下)に
前大統領チャベスの顔が家に描かれていた=カラカス、竹花徹朗撮影

トレスは
「チャベスが大統領になるまでは、食事にも事欠く暮らしを
してきた私たちにとって、チャベスは神様なのよ」

民兵のエドゥアルド・シャイコ(65)は
「われわれの永遠の司令官、チャベスに目を見開かされた。
世界の真実を知ったんだ」と力説
した。

彼らが語る「世界の真実」とは、
「米国とその手先の富裕層が、ベネズエラや中南米の富を奪い、
人々を貧しいままにしてきた」
という歴史観だ。

貧困を余儀なくされてきた人々にとって、
この歴史を打ち壊そうと語ったチャベスの言葉と行動を支持することは、
彼らが人間として扱われる「新しい世界」の建設を実現することに
他ならなかった。


シャイコは言う。
「真実を知った人間は、二度と後戻りはしない。
革命と祖国を帝国主義者から守ることが重要なんだ」

GLOBE+「ベネズエラ危機はなぜ膠着するのか」記事
チャベスの遺体が納められたひつぎの周りで祈る人々。
後ろにはチャベス氏とシモン・ボリバルの肖像が
飾られていた=2019年3月5日、カラカス、岡田玄撮影

米国の圧力が生むジレンマ

チャベスの思想の源流、シモン・ボリバルはスペインの植民地だった
中南米を一つにまとめ、”鉱物資源を国有化”し、
”先住民や黒人も平等に扱おうとした人物”だ。
自身の政策を「ボリバル革命」と名付けたチャベス🇻🇪は、
国名も「ベネズエラ・ボリバル共和国🇻🇪に改めた。

だが13年3月、チャベス🇻🇪はがんでこの世を去る。
後継指名された副大統領ニコラス・マドゥロ🇻🇪は「私はチャベスの息子だ」
と演説した。ボリバル、チャベス、マドゥロへと歴史、そして物語をつなげた。

GLOBE+「ベネズエラ危機はなぜ膠着するのか」記事
チャベス前大統領とマドゥロ大統領が
描かれた壁=5月20日、カラカス、竹花徹朗撮影

長年政権を支持してきた電気工のマルコス・ペニャ(62)は、
この3人の肖像が描かれた壁を見ながら言った。
「ボリバルは神、チャベスはその息子。マドゥロは、チャベスの息子だ」

中南米は「米国の裏庭」と言われた。
冷戦期、キューバ革命🇨🇺が起こると米国は幾度となく革命政府の転覆を図った
社会主義政権が誕生したチリ🇨🇱をはじめ、
米国に不都合な政権があればクーデター💣を支援
そして、米国の後押しを受けた各国の軍事政権は、
左翼活動家を逮捕、拷問し、殺害した


1980年代以降は、米国🇺🇸と国際通貨基金(IMF)が主導する
「新自由主義」が南米大陸を席巻した。
国家財政の立て直しのため、公共部門が縮小され、
国営企業の民営化や市場経済の導入が進んだ

米国などの外国資本の影響力が増し、貧富の差は拡大した。

GLOBE+「ベネズエラ危機はなぜ膠着するのか」記事

国際通貨基金(IMF)による借金地獄の返済による、公有財産の民営化や
公共部門の縮小化、貧富の差の拡大する理由については、⬇️を参照。

マドゥロ派の集会で、「介入反対」と書かれた
プラカードを掲げる女性=2019年2月27日、カラカス、岡田玄撮影

チャベス🇻🇪の訴えは、記憶を共有する中南米の貧困層や左派にも響いた
チャベス政権🇻🇪は高騰する原油の販売で得た収入💰を、
”国内の低所得者層”だけでなく、”周辺国の左派陣営にも提供”
”相次ぐ左派政権の誕生”につながった。

マドゥロ政権🇻🇪の退陣を求める米トランプ政権は、反政権派で
暫定大統領就任を宣言したグアイド国会議長への露骨な支援を続けている。
だが、グアイドは4月、軍に離反💣を呼びかけたものの失敗
政権交代を求めるデモに連日参加していた国民の期待は一気にしぼんだ。

マドゥロ🇻🇪、グアイド🇻🇪双方が大衆🇻🇪の支持を失うなか、
米国🇺🇸は経済制裁を続けるが、圧力を強めるほど、
庶民の暮らしは追い詰められる
「苦しめているのは米国🇺🇸だ」。
この記憶がよみがえれば、怒りの矛先はマドゥロ政権🇻🇪から
米国🇺🇸へと向かうことになる。
チャベス🇻🇪を生んだ火種は、いまもくすぶり続けている。

GLOBE+「ベネズエラ危機はなぜ膠着するのか」記事

と言う訳で、アメリカ🇺🇸が自分たちの”気に入らない左派政権ができる”
クーデター💣や経済制裁💰の貧困化による工作🕵️‍♂️で、
政権転覆させてきたことがわかる。

実際にトランプ政権下🇺🇸の大統領補佐官だった「ボルトン🇺🇸」が
ベネズエラ🇻🇪のクーデター💣を指示したのが⬇️のツイートである。

ボルトン🇺🇸がクーデター💣を呼びかけるツイート
CIA長官🇺🇸のポンペイオがデマを流すツイート
ポンペイオ🇺🇸のデマに便乗するボルトンのイメージ操作するツイート
ボルトン🇺🇸がクーデター💣を支援してるツイート

このように、CIA🇺🇸が政権転覆工作🕵️‍♂️やクーデターの陰謀を企てて
実行していたことがわかる。


今年のベネズエラ🇻🇪の大統領選挙で不正があったとの報道

今年に入っても、同じように、またアメリカ🇺🇸が選挙に不正があった
とマドロゥ政権の転覆を狙った事件も発生した。

しかし、このニュース自体がデマであるとのツイートも沢山あり、
アメリカ🇺🇸の政権転覆工作であったことがわかっている。


実は、統一協会も韓国🇰🇷の諜報機関🕵️‍♂️「KCIA🇰🇷」の密命を帯びて
工作活動をしていた、諜報機関🕵️‍♂️に似た組織であることがわかっている。
故に、CIA🇺🇸と同じような工作活動を担ってきたと考えられる。
以降では、統一協会の海外での工作活動についてみていきたい。


手口シリーズのINDEXページ

統一協会の手口シリーズまとめ


伊丹万作「騙されることの責任」

もちろん、「騙す方が100%悪い」のは紛れもない事実である。
その上で更に「騙されることの責任」を考えよう。

伊丹万作「騙されることの責任」

もう一つ別の見方から考えると、いくら騙す者がいても誰1人騙される者がなかったとしたら今度のような戦争は成り立たなかったに違いないのである。
つまり、騙す者だけでは戦争は起らない。騙す者と騙される者とがそろわなければ戦争は起らない一度騙されたら、二度と騙されまいとする真剣な自己反省と努力がなければ人間が進歩するわけはない騙されたとさえいえば、一切の責任から解放され、無条件で正義派になれるように勘違いしている人は、もう一度よく顔を洗い直さなければならぬ。
伊丹万作「戦争責任者の問題」より


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