統一協会の手口①-06マインドコントロール・騙し編「②布教ノウハウに似たマルチ②と災害便乗と権威詐欺」
悪名高い統一協会(世界平和統一家庭連合)の
「マインドコントロール」や「騙し」
の手口を明かしていきます。
ここでは、主に”勧誘”や”騙しの手口”を見ていきます。
旧統一協会に似た「マルチの手口②」
「名称変更」をして悪評から逃れ続ける
法律の規制を受けないように画策し、上だけが荒稼ぎできる、
恐ろしいまでの悪質な組織運営の実態が浮かび上がってきました。
絶対に全体像を把握させない巧妙なテクニック
「リーダー会議が月に1回ありますが、A氏は出てきません。
しかし、議事録や音声などを通じ、彼が裏ですべての活動を仕切っていることは、
誰もが知っていることです」と山田氏は言います。
組織運営の巧妙さが、ここからもよくわかります。
法律では、勧誘に先立ち、団体名や統括者などを告げなければなりません。
しかし、正式な名称がなく、実質的な統括者が表に出てこないのでは、
勧誘者らは誘った相手にそれを伝えられません。
「今後の販売組織としてのマーケティングプラン
を立てるように言われた」
上からの指示は二つあったことがわかりました。
一つ目は、「役所からネットワークビジネス(マルチ商法)と言われない販売プランを考える」ことで、
二つ目は「現在、1億円以上の収入がある人の金額が絶対に下がらない」ことでした。
脱退者を待ち受ける執拗な「組織的攻撃」統一協会と同じ報復システム
お金に困って会員に消費者金融に手を出させる。
ルームシェアもさせて管理しやすくする。
まさに、旧統一教会が行ってきていた行動に重なる手口が多くあった。
【悪党が抜けた仲間を特定して社会的信用を陥れる手口】
組織に対して敵意を持って抜けると、その人のSNSなどに、
誹謗中傷や事実かどうかもわからない悪質な書き込みが行われ、
その結果、仕事をやめざるをえなくなり、社会的信用も
失ってしまうこともある、
まさに統一協会の「被害者潰し」と同じ手口。
災害や不幸に漬け込む悪質業者の手口@詐欺の共犯編
ビッグモーターのように客に詐欺の片棒を担がされる悪質さ
災害の直後に連絡してくる連中の正体
台風で屋根が壊れたなどとウソをつかせようとするなど、
かなりの悪質な業者です。
もし、このようなウソに乗ってしまうと、
家人も詐欺行為に加担したことになりかねませんので、
きっぱり断ることが必要です。
旧統一協会に似た「肩書きや権威を利用して騙す手口」
「肩書」だけで1億円が集まった
身の回りには、本当に多くの権威を利用して近づく手口があります。
詐欺などで行われる、真実にウソを混ぜるという、じつに巧妙なやり口です。
こうした詐欺的行為を世の中に広めないためには、
被害者一人ひとりの勇気ある告白が必要です。
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統一協会の手口シリーズまとめ
伊丹万作「騙されることの責任」
もちろん、「騙す方が100%悪い」のは紛れもない事実である。
その上で更に「騙されることの責任」を考えよう。
もう一つ別の見方から考えると、いくら騙す者がいても誰1人騙される者がなかったとしたら今度のような戦争は成り立たなかったに違いないのである。
つまり、騙す者だけでは戦争は起らない。騙す者と騙される者とがそろわなければ戦争は起らない。一度騙されたら、二度と騙されまいとする真剣な自己反省と努力がなければ人間が進歩するわけはない。騙されたとさえいえば、一切の責任から解放され、無条件で正義派になれるように勘違いしている人は、もう一度よく顔を洗い直さなければならぬ。
伊丹万作「戦争責任者の問題」より