公安の手口②-04公安組織と歴史「誕生と拡大の経緯」
新右翼の「一水会」の元会長が、公安警察に追われて使われた
エゲツナイ卑劣な手口の数々を「公安警察の手口」の本を元に
見ていきます。
鈴木邦男「公安警察の手口」
鈴木邦男(すずき・くにお)
1943年福島県生まれ。67年、早稲田大学政治経済学部卒業。
70〜73年、産経新聞社に勤務。
学生時代から右翼・民族派運動に飛び込み、72年に「一水会」を創り、「新右翼」の代表的存在になる。99年12月に「一水会」会長を辞め、顧問になる。現在、月刊「創」など にコラムを連載中。
主な著書に、『新右翼』(彩流社)、『夕刻のコペルニクス』(扶桑社文庫)、『言論の覚悟』(創出版)、『ヤマトタケル』(現代書館)などがある
公安警察の誕生
【国民を抑圧し、監視し、何かというとすぐ逮捕し、拷問する特高(特別高等警察)の廃止】
【警察の存在理由は大きく変わった】
【公安警察の誕生】
公安調査庁の設置
安保闘争と右翼テロ
「革命前夜」に右翼も危機感を抱き、右翼テロが続発する
「よど号」ハイジャック事件と浅間山荘事件
巨大化する公安警察
【公安が大勢で潰す事で、追い詰められて暴発させる手口を考案する】
【ホントに錯覚・被害妄想だったのか?】
【シオニストのパレスチナ人弾圧のような公安の根絶やし作戦】
対パレスチナ人のようなジェノサイド「根絶やし作戦」
を仕掛け、ハマスのように、暴発するよう弾圧して仕向けていく。
デモや集会はできない。
アパート・ローラー作戦で住む家もなくなる。
合法的に活動しようとしても、その場はない。
「窮鼠」たちの思い込みを補完し、正当化しているのが公安だ。
【今も変わらない過剰なデモ警備による民主主義の威嚇】
【陰湿なイジメのような手口の市民弾圧の手口】
【被害妄想に駆られた公安がデモ隊を「陸海空立体包囲」する】
前後左右から取り囲む、さらに上空からはヘリコプターで警備、監視する、
立体的な包囲、警備なのだ。
【妄想に駆られて支配を維持する公安の存在意義】
伊丹万作「騙されることの責任」
もちろん、「騙す方が100%悪い」のは紛れもない事実である。
その上で更に「騙されることの責任」を考えよう。
もう一つ別の見方から考えると、いくら騙す者がいても誰1人騙される者がなかったとしたら今度のような戦争は成り立たなかったに違いないのである。
つまり、騙す者だけでは戦争は起らない。騙す者と騙される者とがそろわなければ戦争は起らない。一度騙されたら、二度と騙されまいとする真剣な自己反省と努力がなければ人間が進歩するわけはない。騙されたとさえいえば、一切の責任から解放され、無条件で正義派になれるように勘違いしている人は、もう一度よく顔を洗い直さなければならぬ。
伊丹万作「戦争責任者の問題」より