恐るべき公安③-03諜報工作の手口「スパイ獲得の実例①沖縄」
悪名高い公安の
組織や手口に迫っていきます。
青木理「日本の公安警察」
青木理(あおき おさむ)
1966年長野県生まれ。ジャーナリスト、ノンフィクション作家。
90年に慶応義塾大学卒業後、共同通信社入社。
社会部、外信部、ソウル特派員などを経て、
2006年よりフリーとして活動
協力者獲得のケーススタディ
沖縄県警での実例
純粋な高校生の共産党の少年を陥れる公安。
自殺したこの高校生の少年スパイは、公安の手口の方で、詳しく紹介している。
この沖縄の純粋な高校生の共産党の少年が
自殺に至った悲しい事件の顛末は、
下記noteの
【スパイにした共産党少年が自殺して告白】以降を参照のこと。
伊丹万作「騙されることの責任」
もちろん、「騙す方が100%悪い」のは紛れもない事実である。
その上で更に「騙されることの責任」を考えよう。
もう一つ別の見方から考えると、いくら騙す者がいても誰1人騙される者がなかったとしたら今度のような戦争は成り立たなかったに違いないのである。
つまり、騙す者だけでは戦争は起らない。騙す者と騙される者とがそろわなければ戦争は起らない。一度騙されたら、二度と騙されまいとする真剣な自己反省と努力がなければ人間が進歩するわけはない。騙されたとさえいえば、一切の責任から解放され、無条件で正義派になれるように勘違いしている人は、もう一度よく顔を洗い直さなければならぬ。
伊丹万作「戦争責任者の問題」より