公安の手口②-02公安組織と歴史「勘違い反社エリート」
新右翼の「一水会」の元会長が、公安警察に追われて使われた
エゲツナイ卑劣な手口の数々を「公安警察の手口」の本を元に
見ていきます。
鈴木邦男「公安警察の手口」
鈴木邦男(すずき・くにお)
1943年福島県生まれ。67年、早稲田大学政治経済学部卒業。
70〜73年、産経新聞社に勤務。
学生時代から右翼・民族派運動に飛び込み、72年に「一水会」を創り、「新右翼」の代表的存在になる。99年12月に「一水会」会長を辞め、顧問になる。現在、月刊「創」など にコラムを連載中。
主な著書に、『新右翼』(彩流社)、『夕刻のコペルニクス』(扶桑社文庫)、『言論の覚悟』(創出版)、『ヤマトタケル』(現代書館)などがある
権力構造とエリート意識
【公安が右翼を支援する構図】
【ネトウヨの愛国無罪が罷り通る理由】
右翼がモラルハザードを起こしていく理由は、公安が助長するから。
【公安の思惑は情報収集と支配すること】
【公安に電話すると「愛国無罪」で違反を揉み消してくれる仕組み】
【公安が日本を支配しており、公安こそが国家と言う勘違いエリート意識】
任務のためには手段を選ばない
【犯罪を揉み消してくれる公安】
【法治国家が崩壊して三権癒着の独裁になった理由】
アメとムチを使い分ける
【違法を訴えた住民を怒鳴りつける反社公安】
【公安はかなり右翼とお友達】
【公安を敵視する右翼は徹底的に弾圧する公安】
【公安に手なづけられたビジネス右翼が我が物顔で蔓延る訳】
伊丹万作「騙されることの責任」
もちろん、「騙す方が100%悪い」のは紛れもない事実である。
その上で更に「騙されることの責任」を考えよう。
もう一つ別の見方から考えると、いくら騙す者がいても誰1人騙される者がなかったとしたら今度のような戦争は成り立たなかったに違いないのである。
つまり、騙す者だけでは戦争は起らない。騙す者と騙される者とがそろわなければ戦争は起らない。一度騙されたら、二度と騙されまいとする真剣な自己反省と努力がなければ人間が進歩するわけはない。騙されたとさえいえば、一切の責任から解放され、無条件で正義派になれるように勘違いしている人は、もう一度よく顔を洗い直さなければならぬ。
伊丹万作「戦争責任者の問題」より