【お家で居酒屋コース料理】日本酒のための和のコース
結局お店に行くのが良いのはわかっているけど、外に出るのが面倒だったり、人と予定が合わなかったり。それでもしっかりお酒を飲みたい時の、居酒屋コースメニュー。
今回は日本酒が飲みたくてちょうど家に日本酒が眠っていたので、和のコースにしようと思う。
本日のお酒:丹山酒造 雪月花 嵐山
1年近く前に京都嵐山の試飲販売で美味しくて買ったっきり、開けていなかった日本酒。そのまま飲むのも美味しいが、あの時は梅シロップで割ってくれて、それがとても美味しかった。
今日はゆっくりこれを飲もう。
1品目 先付け:なすと豆腐の揚げ浸し
まずは優しい揚げ浸し。生姜が効いていて、ピーマンを入れると味と食感に幅が出て良い。具材と片栗粉をビニール袋に入れて振れば、簡単に衣ができて出汁が絡みやすくなる。
ピーマンが入っているのは昔静岡の居酒屋で食べたもので、つゆだくでとても美味しかった記憶がある。静岡駅北口側は探してみると良いお店がたくさんあって、開拓してみると楽しいと思う。青葉通り以南にお店が多いが、以北は人宿町まで行くと急にオシャレな感じで良かった気がする。
2品目 サラダ:玉ねぎとツナときゅうりのサラダ
スライスの玉ねぎときゅうりとツナを塩コショウで混ぜただけのサラダ。玉ねぎの辛さがちょうど良くて、しっかり味があって食物繊維摂取の義務感がない!お酒に合う味。
ツナ缶も最近は高くなった印象だが、パウチが丁度いい量で安くて便利。もっと玉ねぎを入れても良かったかもというくらい、玉ねぎが美味しい。野菜不足になりがちなので、こういう美味しいサラダとか回鍋肉とか、野菜を積極的に食べられるメニューを探している。
3品目 お刺身:本日のお刺身
その日一番ピンときたスーパーのお刺身。サーモンとかイカとかの3種盛りを想定していたが、今日はタコ刺し。
手抜きをして同じ皿にしょうゆを出してしまった。思ってた以上に美味しい!生タコはいつ食べても美味しい。少し前に新潟のピア万代で食べた生タコのお寿司がすごく美味しくて、同行者みんなで感動したのを思い出した。長岡の花火大会は、泣けるので人生で一度は行ってみてほしい。
4品目 焼き魚:ホタテのカニ味噌焼き
今日一番お金がかかっているメニュー。ホタテとカニ味噌を一緒に焼いて、最後に蒸し焼きにする。これはめちゃくちゃ美味しい!ホタテとカニ味噌の旨みがすごい。家なので、残った白いホタテのだし汁を飲むこともできる。最後までとても美味しかった。
これはかなり前に大阪なんばの居酒屋で食べて、びっくりするくらいお酒に合ったメニュー。あの時は貝殻の上で焼いてくれていたけど、フライパンでも十分美味しくできた。
5,6品目 肉料理・焼き野菜 豚トロ焼きとれんこんの挟み焼き
今日最も手間のかかるメニュー。焼肉で絶対頼む豚トロと、個人的に好きなれんこんの挟み焼き。このタイミングのがっつり系が嬉しく、どちらもめちゃくちゃ美味しい。
手間がかかるといっても挟み焼きのタネは豚ひき肉とネギと生姜と味付けして混ぜるだけで、今回入れ忘れたが大葉も挟んでチリチリになるまで焼けば完成。個人的には厚切りのレンコンだけを塩で焼くのも好きで、甘みがあって醤油とからしがすごく合う。
また、ここでお酒にたまたまあったリンゴシロップを入れてみた。急にりんご酒になって、これはこれで美味しい!正直梅の方が感動があった気はするが、味変にはちょうど良かった。
7品目 ごはん:梅しらす茶漬け
〆のお茶漬け。昔飲み会終わりにお茶漬けのお店で食べた、梅しらす茶漬けにした。優しい出汁の味に、梅干しを少しずつ齧るとすごく美味しい。一気に体調が良くなりそうな味。
これを食べたお茶漬け屋さんの近辺にはラーメン屋もあって、締めというかカラオケから逃げ出すのに良い場所だった。飲み会終わりのカラオケ苦手友達を見つけておけば、こういうところに逃げ込むこともできるのでありがたい。
8品目 デザート:アイス
最後にお好みのアイス。棒のアイスもいいが、雰囲気的にカップがおすすめ。自分はパリパリバーが好きだが、今日は昔なつかしアイスクリン。アイスクリン現役時代を知らないが、甘さ控えめなプリンみたいな味で美味しかった。
かなりお酒を飲んだし、お腹いっぱい。
感想
思っていた以上に、満足度が高かった。仕込みもそんなに大変じゃないし、洗い物が少し大変なくらいで好きな量、好きな時間楽しめる。
注意点は、買い物的にも調理的にも、ほとんどのメニューが2人前以上出来てしまうこと。良く言えば明日も残り物を楽しめるが、ちょっとずつ残りものがあるのが気になる人は気をつけたほうがいいかも。
ちなみに今回の買い物の代金は3700円。これで大体2人前出来るので、一人でもカップルでも夫婦でも、たまの休みにゆっくり楽しむには丁度良い感じだった。また暇な休日に、洋風や中華の居酒屋コースもやってみたいと思う。