お金の量 = 幸せにした量
こんばちは
それでは、今日も「今日の1章」!!
今日から「1章」を算用数字に変えました。
漢数字ファンの皆様、すみません。
このコーナーは、筆者が1日1章ずつ1冊の本を読み進め、
その日読んだ内容について感想と解釈を紹介するというコーナーです。
現在読み進めている本は、
飛鳥新社出版 水野敬也著「夢をかなえるゾウ」です。
この本は、夢をかなえるゾウ「ガネーシャ」が、人生成功したいと望む主人公に課題を与え、主人公を成功へ導いていくという物語の小説です。
面白いことに、主人公に課せられる課題は、同時に読者にも毎日課せられていて、読者は主人公と一緒に課題を乗り越えながら読み進めていく構成になっています。
私の記事では、これまでに紹介した持論と関連づけて、文章を書くことがあります。そのため、より詳しく内容について知りたい方は、先に以下の記事をざっと読んでいただくと理解が早まると思います。
・「悩み」について 「情けはひとと自分の幸せのために」
・「幸せ」について 「幸せの理屈」
・「悩み」と「疲労」について 「気負わない×好奇心=最強」
そして、今日の内容は「2日目の課題」です。
”ガネーシャの2つ目の課題は「募金」をすることでした。主人公は、1日目の「靴磨き」に引き続き、成功することに繋がるのか怪しいその課題を課されたので、ガネーシャにこんな「課題」じゃなくて「秘訣」みたいなものを教えて欲しいと言います。主人公は、成功者だけが知る秘密のルールのようなものがあると考えていました。ところが、ガネーシャは、「それは甘えだ」と一蹴します。”
主人公のいう「成功の秘訣」というのは、非常に面白い考え方だと思います。確かに、主人公と同じように、私たちはやり方を理解できれば状況は一変すると考えがちだと思います。これまで学校で習ったことだって、教科書を読んで理解すれば、問題が解けたように。しかし、成功という概念においては、教科書の内容とは違うように思います。なぜなら、教科書は誰に対しても平等な内容を提供しますが、成功は人それぞれだからです。
以前、「幸せの理屈」でも紹介したように、人が感じられる幸せは「他者を喜ばせることで生まれる幸せの循環」だと考えます。そして、「他者を幸せにする」という目標は同じでも、アプローチ方法は個人様々だということも紹介しました。つまり、「他者を幸せにする」という成功にアプローチする方法は無数で、個人がそれぞれに出来ることをするしかありません。そのため、「成功の秘訣」とは、いわば「他者を幸せにすること」であり、実際には、自分で見つけていくものなのではないでしょうか。自分がどういう風に他者を幸せにしたいのか、どういう形なら人には負けない幸せを提供できるのか、それが、その人にとっての「成功の秘訣」だと思います。
逆にいうなれば、自分なりの成功の秘訣を見つけた人が成功するのではないかと思います。
”またその後、ガネーシャは「お金は、人を喜ばせて、幸せにした分だけもらう仕組みなのだ」と言います。つまり、お金持ちになるには、人を喜ばせることを考えないといけない、だから、「募金」をするのだと。”
これは「幸せの理屈」がそのままという感じですが。。。
やっぱり、何度考えてみても、人に何か商品やサービスを届けることでお金をもらうという仕組みでは、利用者を本当に幸せにするものにお金が集まるのは当然だと思います。お金の周り方については一度考えないとしても、「他者を幸せにしたい」という思いを持つ人に、「他者からの幸せ」が集まるのは、必然だと思います。
結論、「成功する」という言葉が「お金を稼ぐこと」だと考えるならば、「人をどれだけ幸せにしたか」が、「どれだけお金をもらえるか」に直結しており、「自分の成功」のために、私たちは「他者を幸せにすること」を考えなければならない。
#筆者のひとりごと
このコーナーは、筆者の頭の中で記事にできる程まとまってはいないけど、ちょっと閃いたかもしれないことをつぶやくコーナーです。
昨日、今日と本を読んでみて、ガネーシャが与える課題は「人に感謝すること」や「人を幸せにすること」を主人公に意識させることが目的であり、その課題の中で、主人公が、自分なりの「成功の秘訣」を見つけさせようとしているのではないか、と思いました。
#今日の漢字
このコーナーは、筆者が日々練習中のペン字を披露するという自己満足100%のコーナーです。
このごろは、就活で必須のSPI試験に頻出の熟語を書いてます。