人は自分がしてほしいことを知らない
こんばちは
今日の1章~!!
このコーナーは、筆者が1日1章ずつ1冊の本を読み進め、
その日よんだ内容についての解釈や感想を紹介するコーナーです。
現在読み進めている1冊は、
飛鳥新社出版 水野敬也著「夢をかなえるゾウ」です。
この本は、夢を叶えるために必要なことを、物語の主人公と一緒に学んでいくという、物語でありながら自己啓発的な要素がある面白い内容になっています。
この本の感想では、たびたび私なりの考え方(持論的なもの)が出てきます。その持論については過去記事で紹介しているので、詳しく知りたい方は、次の記事をご覧ください。
・「悩み」について 「情けはひとと自分の幸せのために」
・「幸せ」について 「幸せの理屈」
・「悩み」と「疲労」について 「気負わない×好奇心=最強」
今日の内容は、「3つ目と4つ目の課題」です。
(3章が短かったので、今日は2章読みました。)
「自己コントロール力」
まず、3つ目の課題「腹八分目」を軽くご紹介すると、
”ガネーシャは、社員食堂で出されたものを出された分だけ食べる主人公に、「腹八分目」を心がけるように言います。その目的は、健康的な生活(仕事が捗り、集中力が増すような生活)を送るのに、食生活が重要であるから。そして、自分をコントロールすることを意識するためでした。”
自分をコントロールすることが大事というのは、普段の生活の中でもよく言われることだと思います。これは、「悩み」から抜け出す際にも当てはまります。(「悩み」については、過去の記事をご覧ください。)どうすればいいか分からない中、状況を把握しようとしてもパニックで正しく周囲を認識できない状態である「悩み」という状態では、いかに冷静に考えられるかが大切になってきます。つまり、その状況こそ、自分の理性で自身を制御することが求められるのです。
そして、「悩み」の原因となっているある問題は、誰もでも、目標に向かって頑張っている際に現れます。例えば、ダイエット中の食欲、仕事があるのにだるいなど、人は何か行うとき大小様々な問題に見舞われています。その問題を乗り越えていくためには、やはり自分をコントロールすることが大事ですし、堀江貴文さんがいうには、どんな状況でも自分をコントロールできることが、自信そのものらしいです。確かにどんな状況であっても、目標に向かって自分を制御できることは、つまりどんな状況でも結果を出せることであり、それは自信そのものだと思います。
「ひとは自分がしてほしいことを知らない」
ガネーシャの出す4つ目の課題は「人が欲しがっているものを先取りする」
”ガネーシャは以前に引き続き、お金を稼ぐには人を幸せにする必要があると言います。人を幸せにすることは、つまり、人の欲を満たすということ。だから、人が何を望んでいるかを知っている人は、事業も成功するし、上司の欲を満たして昇進もする。しかし、その人自身は、自分が何を望んでいるのかを理解していないことが多い。そのため、人に何をして欲しいかは聞けないけれど、それを察して他者の欲を満たさないと成功しないのだ。”
気が利く人とは、どういう人か考えてみると、自分が欲しいと思ったときに、その欲しいものをくれる人のことだと私は思います。「欲しいもの」というのは、モノでもコトでもいいのですが、私たちは相手が欲しくなるであろうものを準備できる人のことを「気が利く」というと思います。それは、言い換えるならば、自分はそのときになるまで、自分が欲しいものを自覚していなかったけれど、その人は認識していたということです。つまり、人は自分の欲しいものを自覚していないということです。
まして、iPhoneや車などの発明品は、発明するまで消費者は欲しがることもできません。しかし、消費者は身近にインターネットを使いたい、早く移動したいという欲を持っていたから、これらの発明品は爆発的に売れたのです。
結論、他者を幸せにするためにはまず他者の望みを察する力が必要であり、そして、その欲を最大限に満たせることをしなければならない。そして、それを成すためには、自分をコントロールすることが大切である。
#今日の漢字
このコーナーは、筆者が日々練習中のペン字を披露するという自己満足100%のコーナーです。