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妊娠中のあれこれ。

妊娠中のメンタルの不調は本当にしんどいです。

そして、他者からは見えないマイナートラブルも付きまとうので色々な意味で辛いことが続きます。

そこを乗り越えられるかどうかは、本人の気持ちも大切な要素ではありますが、周囲の支えだと思います。

”支え”なんて言ってしまうと何だか堅苦しい感じもしますが、ただ話を聞くだけでも、傍にいるだけでも良いと私は思います。

私自身、言葉で表現することが難しい感情が沢山ありました。傍にいてほしい、でも近づきすぎないで。でも、放っておいて欲しくはない。そんな正反対の感情もありました。

でも、妻が妊娠するという事は、お腹の子供は妻だけの子供ではありません。夫の子供でもあるのです。妻がしんどい思いをしても、夫の子供を産みたいと願うから妊娠期間が辛くても耐えられると思います。

私たち夫婦も、妊娠期間中に数えられないほどの喧嘩をしました。

…喧嘩というか、ほとんどは私が一方的に怒っていただけですが。

その原因の多くは、つわりで辛い時に、配慮なく物事を進められたことでした。もう、その辺については話し合うしかありません。


お願いだから、できる事は自分でする努力をしてください。

にこにこ笑顔で家事をこなしてくれている様に見えるかもしれません。でも、貴方のいないところで、体調が良くないのに無理して家事をしているかもしれないという事に気付いてください。

笑顔なのは貴方に心配を掛けたくないという思いなのかもしれません。

『食べられそうな物があるなら用意するよ』とか『今日は自分が家事をやるからゆっくり休んでてね』とかそういう一言で、相手はもしかしたらとっても喜んでくれるかもしれません。


注意して欲しいのは”手伝う”という表現は、あくまでも【あなた】が主体となって行う事を【自分】がサポートするという意味に捉えられかねないので、自分自身が主体的に動こうとしないと、逆鱗に触れます…たぶん。

そして、自分が家事をやると言い、始めたのは良いけれど、物の場所がわからずにあれこれ場所を尋ねるとかは逆に休まりません。


我が家は、結婚当初「休みの日くらいなら俺が作るよ。味の保証はしないけど…」と食事を作ってくれると夫が自ら発言していましたが、休みの日に作ることはなく、つわり中も私が夫の食事を用意し続けました。

起き上がることすら辛いと横になっている時にも「ご飯どうする?」と聞かれてカチンときたことがあります。

私が「素麺なら食べられるかな」と返答しましたが、夫は、乾麺の茹で方やめんつゆの作り方すら知らず、結局、全てを用意しなければならなかったからです。

(誤解のないように書いておきますが、乾麺は袋の裏側にお湯の量と茹で時間が書いてありますし、めんつゆも出汁から作るのではなく、市販の3倍希釈するだけの物を冷蔵庫に用意してありました。)

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