「ゲーム酔い」について考える:よく調整する項目
ゲーム酔いに悩むクリエイターの本音
ゲームをプレイしていると、めまいや吐き気に襲われる「ゲーム酔い」に悩んだ経験がある方も多いのではないでしょうか?
実は、私もゲームクリエイターなのにかなりゲーム酔いをしやすい体質です。
デバッグで自分が関わったゲームをプレイする際、業務に支障をきたしてしまうこともしばしば…。
以前、同じ悩みを持つ他のクリエイターさんと話す機会があったのですが、やはり肩身が狭い思いをされているようでした。
その理由の一つは、「カメラ演出の重要性」を理解しているからでしょう。カメラワークはゲームの雰囲気や没入感を左右する重要な要素です。
だからこそ、酔いやすいからといって声を上げづらいんですよね。
また、心当たりがある人にとってはかなりツライこの問題、「ゲーム酔いしない人には全く理解できない」というのも困るところ。
時々かなり酔いを誘発するゲームに遭遇すると、「開発者はゲーム酔いしないタイプなんだろうな...」なんて思ったりもします。
ゲーム酔いのメカニズム
そもそも、ゲーム酔いがなぜ起こるのかというと、
「視覚情報と実際の身体の動きが違うこと」が原因なんだとか。
そのため、
「ゲーム画面内でのキャラクターの動きとカメラの動きをなるべく一致させる」
ことを意識するような設定にすると、酔いにくくなるかなと思います。
ゲーム酔いを軽減する設定
幸い、ゲーム酔いを軽減するための設定はあります。私がよく調整するポイントをいくつか紹介しますね。
カメラ感度:カメラの移動速度が速すぎると目が追いつかず酔いやすくなります。一方で遅すぎると操作感に違和感が出るので、バランスが大事。
視野角:視野角が狭すぎるとカメラの動きが激しく感じられ酔いやすくなります。私は90~110くらいに調整することが多いです。
ウィンドウサイズ:PCでのプレイ時はウィンドウモードにするか、フルスクリーンでもなるべく画面から離れてプレイするようにしています。
画面が視界いっぱいに広がらないようにウィンドウを小さくすると楽になることがあります。カメラ加速度:視点移動時のカメラの加速が不自然だと酔いやすくなります。作品ごとに設定が異なるため、都度調整することが必要です。
モーションブラー:動きにぼかしを入れる演出は印象的ですが、これが酔いを誘発することも。酔い対策としては、オフにできるならオフにしたほうが快適にプレイできます。
グラフィッククオリティ:画質が高すぎると、画面上の情報量が多くなりすぎて酔いやすく感じます。逆に低すぎても違和感が出るので、私はテクスチャのクオリティを少し落とすようにしています。
まとめ
楽しみにしていたゲームで酔ってしまうと、もっとプレイしたいのに!と歯がゆく思いますよね。
設定を見直すことで、多少は軽減されることもあります。
よかったら参考にしてみてくださいね。
無理せずゲームプレイを楽しんでいきましょう😊