バウヒュッテ(Bauhutte)G-570購入レビュー・GTracing SPEED レビュー
こんにちは。
私事ですが、先日、かなり大きな買い物をいたしました。
このボロくなった(まだ使えるけど)ゲーミングチェアの代わりをずっと探していたのですが、遂に!
バウヒュッテ(Bauhutte)のG-570というゲーミングチェアを購入しました!
税込41800円の買い物、やはりかなり熟考しました。
僕は、ゲーミングPCを買った当初、2019年の頭ぐらいに、アマゾンのレビューなどに騙される(?)形で、上の写真にあるゲーミングチェア「GTracing SPEED」シリーズのグレー(約17000円)を買いました。
その時には勉強椅子しか持っていなかったので、早くゲーミングチェアなるものが欲しかったので良く調べずに勢いで買ってしまいました。
その椅子が届いた時、梱包された箱に書いてある字を見て、「あれ…?日本語バグってんぞ…?」となりました。
肝心の写真は残ってなかったんですが、相当面白い日本語が連なっていたのを覚えています。(「ゲームは長時間プレイが出来て気持ち良し」みたいな、これ明らかに中国語→日本語へのGoogle翻訳でやったろ…って感じのやつです。)気になる人は買ってくださいw(冗談です許して)
買って半年ぐらいしてからこれがDXracerとAKracingの模倣品(パチモン)と知ったんですが、割と悪くない椅子だったので、「へー」ぐらいにしか思いませんでしたね。それでも、やはり次はちゃんとしたメーカーのを買おうとちょっぴり反省しました。
タイトルでGTracingのレビューと書いておいて申し訳ないんですが、バウヒュッテの方をメインにレビューしたいので、この椅子に関しては、次のものを探すきっかけになった「悪い部分だけ」書いていこうと思います。
①背もたれが合皮: この点が一番の理由になりました。僕は夏とか、パンツ一丁で椅子にもたれかかって勉強やゲームをするもんですから、やはり背中に汗をかきます。すると…「ペタっ ヒタっ」っていうような、背中に気持ち悪い感覚を覚えるんです。背中を出した状態で作業をする可能性のある皆さんは、背もたれが合皮になっていないかだけは必ずチェックしましょう。
②座面クッションが取り外せない: これの何が悪いかというと、座面の掃除ができない所です。自分は割と私物に関してだけはキレイにしておきたい方なので、座面とクッションの間にゴミが溜まってそれを掃除できないのはかなり気に障りました。
③アームレストがガタガタ: 組み立ては説明書の通りやったはずなんですが、いくらネジを閉めなおしても右側のアームレストだけがずっとグラグラ(ガタガタ)してました。このへんは気にしなければ大丈夫なレベルでしたが僕は気になりました。
という点が重なり次の椅子を探していた時、ちょうどIKEAからASUSとのコラボゲーミング家具が発売されるという発表がされて半年近くまっていてようやく発売されたのですが、あまり目ぼしい物ではなかったので買わないことにしました。IKEAのゲーミングチェアについては他の記事で書いているのでそれを見て下さい。
さて、本題のバウヒュッテG570のレビューの方にいきます。
買うきっかけになったのはTwitterでよく購入した人のレビューを見ていて、良さそうだなと思っていたからです。
Bauhutteのホームページを読んだ限り、コンセプトは専ら「大型で高身長用」だと思います。とはいえ、ホームページにも書いてありますが、推奨身長は158-208とほとんど誰にでも合わせられるような椅子です。
椅子本体の高さ…僕はデスクはIKEAのベカントっていう手動で高さ調節ができる大きめのやつを使ってるんですが、足が自然な感じになるように高さを合わせると、前の椅子だと最高にしても10㎝ほど高さが足りなくてアームレストと机を同じ高さにできなかったんです。しかし、この椅子だとそれができます。なんならアームレストが机の高さを超えていってしまうこともできるくらいです。
デザイン…緑色が好きで、グリーンカラーを買いました。ロゴの主張もそこまで強くなく、落ち着きながらもカッコいいカラーリングで個人的に良いと思います。
ヘッドレスト・ランバーサポート…こいつらはどの椅子を買っても基本使わないんですが、GTracingと比べると、重厚でモッフリ。そしてでかい。かなりのクッション性があると思いました。なお、もちろんどちらも高さ調節は可能です。中のクッションが取り出せるようになっていて、これはカバーの選択が楽ですね。良いと思います。しかし、ランバーサポートには括りつけのヒモが付いていないので腰の高さが合わないとちょっとズレてきたりしそうです。
アームレスト…バウヒュッテのTwitterをこの製品を買う前からフォローしていたのですが、高さや前後だけでなく、アームレスト自体の向きまで変えられる4Dアームレスト」という点に魅力を感じていて、実際に他の方のレビューを見ていると、高評価されていた印象です。位置の調整についてはこの製品の右に出る物はないかと思います。
アームレスト自体の硬さも硬すぎず柔らかすぎず丁度良いんですが、一つだけ気になる点があります。できるだけ中央寄りにくるように調節しても、アームレストとアームレストの間隔がかなり広く、肩幅は割と大きめの僕(ちなみに身長は170後半)でも腋を開いた状態じゃないと腕を台に乗せられません。この点は前の椅子の方が良かったと思います。
リクライニング…この機能もあまり使いませんが、最大傾斜は135°で、十分お休みできるようになっていると思います。
背もたれ…僕自身そこまで生地にはこだわっていないのですが、冒頭でも書いた通り、汗でペタッとなるのが嫌だったのでこの点は難なくクリアしてくれました。というか、それを前提に買っているので当たり前ですね。
ゲーミングチェアというのは、AKracingやDXracerなどの各メーカー名からも分かる通り、元々はレーシングカー用のシートだったものが、「これをオフィスに取り入れたらいいんじゃない?」となって、様々な改善が加えられて市場に出回った物です。なので、よく車に乗る人なら分かると思うんですが、背もたれがあまり柔らかすぎると人によっては腰痛を発する恐れがあります。これはゲーミングチェアも同じですが、この製品は柔らかすぎず硬すぎずいい塩梅です。腰痛持ちの方にも良いと思います。
座面…ここについては、自分でジェルクッションも持っていたので特に期待はしていなかったのでが、座った瞬間にビックリしました。全然ジェルクッションなんて要らない。凄いですこれ。前の椅子とは天地の差があります。これが25000円の差か。
構造についてはホームページを参照してほしいんですが、とにかく素晴らしいクッション性です。あとはこれがいつまで保てるのかですね。僕の経験則としては大抵こういうのは1年も経てばペシャンコになってきますが、どうでしょうか。こればっかりは月日が経たないと分かりません。
素材は背もたれと同じですが、質感はいいです。
椅子に座っている時、大半は座面であぐらをかいているんですが、70kg以上ある僕を乗せても全く強度に問題は無さそうですね。(当たり前か)
一つだけ難点があるとすれば、座面は大きいは大きいんですが、横幅がそこまで大きくないので、あぐらをかいている時、両端に盛り上がっているフレームが当たって気になります。
あと、座面は取り外せるので、掃除もラクラクです。ゴミ・埃が溜まってストレスになるような事もありませんね。
総合的に感じた印象としては、「どっしり感あり。かつ、お手入れしやすい」ですかね。僕はこんな椅子を求めていたので、手に入って満足ですが、41800円という数字を思い出してしまうと、「ウッ…頭がっ…」ってなっちゃますねw。でも、値段相応の買い物はできたと思っています。
まあ恐らく、少なくとも3年間以上は、何か異常がない限り買い替えはしないつもりなので、あとは座面のクッション性が衰えないことを願うばかりでございます。
購入を検討している方の参考になれば幸いです。
かなり急いでレビューを書いたので、どこかレビュー漏れもあるかもしれないので、何かありましたらコメント等で気軽に質問してください。
ついつい長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。
ではでは、さようなら。