農家も電子書籍出版できるよ
みなさんこんにちは(^^♪
amazonのkindle出版ってご存じでしょうか?
誰でも無料で出版できてしまう夢のような仕組みなのですが、農家である私も出版できました。今回はなぜ農家が電子書籍を出すべきなのかを解説します。
農業のマネタイズ
農家の収入源って野菜を売ることです。なので、異常気象や疫病や害虫などで作物ができないと収入が減ってしまいます。また農家自身のケガや病気によって作物を作れなくなると、収入がなくなってしまうこともあります。極めて不安定で、労働集約型の産業と言えます。なので、「農家は儲からない」と言われたり、農業は国から保護されているのでしょう。
しかし、そうやって手厚く保護されていることが、農家自身の思考停止につながっているという一面もあるのではないでしょうか。そもそも農家は起業家であり、経営者です。何が起ころうと収益をあげて経営していかなかればなりません。
ここで、農業という言葉について考えてみます。「農」を使った「なりわい」です。農を使ってマネタイズすることなので、作物を売ることだけが収益をあげる方法ではないと考えられます。
例えば、農業体験を売るのも農業です。これは「芋ほり体験」などがあげられます。農業指導は農業×教育です。農家のスキルや知識を売ることもできるでしょう。こうやって想像してみると農家のキャッシュポイントは無数にあると思いませんか?
年々気象が激しくなる中、作物が不調でも経営を持続できる方法は開発すべきだと思います。
デジタル資産の構築
農家自身がケガや病気などで動けなくなっても、農業経営を永続的に行うために安定した収入の確保は必須です。収入保障のような保険をかけておくのもひとつでしょう。また不動産収入や、金融資産からの収入も心強いです。しかし、そのような資産のある農家がどれほどいるのでしょう。特に新規就農者は資金面では乏しいのが現状です。毎月毎月あなたの口座にお金を振り込んでくれるもの、資金がなくてもつくれるもの、それはデジタル資産です。具体的に言うと、YouTubeなどの動画資産、noteやkindleなどの文章の資産、stand.fmやvoicyのような音声の資産です。これらのデジタルコンテンツは収益化が可能です。また、あなたが寝ている時ですらWEB上で再生、閲覧され、キャッシュを生み出します。
価値あるコンテンツ、誰かの役に立つコンテンツを構築していくことで、不動産資産や金融資産のような働きを期待できるということです。
農園ブランディング
では、農家ができるデジタルコンテンツは何でしょう。例えば、トマトの作り方、失敗しない畑つくりのノウハウ、農家になる方法、、、など無数にあります。また農業以外のあなたが持っている知識、技術は誰かの役に立つかもしれません。
こうして、デジタルコンテンツを蓄積していくと、ファンができます。そのファンはきっとあなた自身にも興味を持つことになり、あなたがつくる野菜を食べてみたいと思うかもしれません。まさに農園のブランディングができてしまうのです。
面白そう
ある大成功している農家さんとお話ししていると、「面白そうだからやってみたんや」と口癖のようによくおっしゃいます。これって、実は経営者にとって大事な資質ではないでしょうか。もちろん失敗することもあるでしょうが、何事もやってみるというスタンスは、移り変わりの激しい情勢の中で生き抜く秘訣のように思えてなりません。
農作物を作り販売するという、農家の基本的な仕事をしながらでも、あなたが面白そうと思えることに、少しずつでもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
何かみなさんの経営の参考になれば幸いです。
ちなみに、今回農家である私が出版した電子書籍はこちらです
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