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旅ランぼちぼち京都 疏水沿いを行く4

疏水沿いを行く3から随分時間が経ってしまいました。 このごろはすっかり涼しくなって秋らしくなってきました。というか真夏から突然の秋という印象。ジョギングにはいい季節です。 京都疏水巡りもあと山科ー大津、岡崎ー伏見の2区間となりましたが、気になるのは岡崎ー山科間の日ノ岡峠(蹴上三条通)。比較的行きやすい場所なんですが、この区間、疏水はほとんどがトンネル内を流れているため見ることができません。なら、いらないよね・・・と思っていました。 が、この地域の地図をなんとなくながめて

    • 旅ランぼちぼち京都 疏水沿いを行く3

      ーーーーーーーーーーーーーーーーー 訂正 : 6月18日放送のブラタモリ、ご覧になりましたか? わたくし、ウソをついておりました。 ① みささぎ川 →  みそそぎ川 ② 木屋町に流れるのが高瀬川。床の立っているのも高瀬川。  ーーー違いましたあ!ーーー  木屋町は高瀬川ですが、床の土台にある川は、みそそぎ川でした。あーー!  鴨川から西に離れた高瀬川ですが、東へ先斗町を超えた鴨川沿いにも川は流れていて、床の足場を流れています。 違う川に決まってるじゃないですか。

      • 旅ランぼちぼち京都 疏水沿いを行く2

        琵琶湖疏水分線を北大路橋から蹴上まで走ってみます。2022年5月14日(土) 琵琶湖疏水分線は第1疏水と同時期、明治20(1887)年9月着工 明治23(1890)年3月に完成しています。 当初は主に農業用水として利用されてきたようですが、今では周辺はすっかり宅地化され、沿線が整備されて市民の憩いの場となっていたり、哲学の道や南禅寺水路閣のように観光地として有名になっていたりとその目的は大きく様変わりしています。 今回走ってみてわかったこと。 標高差が少なく走るのが楽

        • 旅ランぼちぼち京都 疏水沿いを行く1

          京都市内は一律北に標高が高く、川の流れはほぼほぼ南に向かって流れるんですが、哲学の道沿いに流れる疏水はこれに逆らうように北向きに流れます。遡って進む水流に新鮮な印象を受けてから、ふつふつと興味が湧いてきました。 琵琶湖疏水明治18年(1885)8月に着工され、5年後の23年(1890)4月に完成しました。第3代知事、北垣国道が御用掛として指名したのは、若干21歳工部大学校卒業直後の田辺朔郎でした。 24年(1891)5月には発電所からの送電が開始されましたが、これは発電事