世界遺産は本物か偽物か ★8日目
世界一周8日目🌞
今日は、バスでフエからダナンへの移動日。
ホテルで予約して、14時発のバスで出発予定(1人1000円ちょっと)。
ホテルで予約したので、少し高かったけど、ホテルでピックアップしてくれるそうなので楽ちんです。
14時まで時間があるので、昨日観光しそびれたフエ王宮へ👑
妻は、足腰に疲労がたまっているため、ホテルのロビーでのんびりしてることを選択。
フエ王宮
フエの中心地にドカンとたたずむフエ王宮。
地図を見るとなんだか四角いので、京都っぽい感じがする。
入場料は、ベトナムにしては普通に高い!
大人1200円くらい。
日本の江戸時代から昭和時代までの期間を繫栄していたフエ。
フエ王宮は、当時の王の存在の大きさを表すように、
細部まで華美に作りこまれている。
柱や壁には、彫刻だけではなく、タイルできれいに装飾されている。
歴史の重みを感じるには、ぴったりのこの場所フエ王宮。
だが、ベトナム戦争によって建物の多くは破壊され、今は修復作業が取り行われている。
世界遺産に登録されたことにより、
資金的にも体制的にも保全作業が進んでいるように思う。
世界遺産の保全や修復は、「真正性」が大切にされている。
真正性とは、文化財に使われている素材などがそれぞれの文化的背景の独自性や伝統を継承していること。
つまり、最新技術は使わずに当時の技術や材料を使いましょう、と。
もちろん建設方法が適切であると判断された場合だと思いますが。
歴史の重みを保ち続けよう。本物でありつづけよう。
世界遺産検定で学んだ「真正性」を少しだけ感じた気がする。
これまで世界遺産を真正性の目線で見たことはなかったけど、
過去の遺産を現在未来の目線で見る。
旅人にも必要な視点なのかもね👀
そんな姿を自分の目で見れることが出来て、物思いにふける。
それも旅の醍醐味か。
フエ王宮のように、戦争で破壊されたり、
首里城のように火災で燃えてしまったり、
ドイツにあるドレスデン・エルベ渓谷が利便性のために橋を架け、景観を変えてしまったり、
と、今あるものはいつまでも見られるわけじゃない。
新型コロナでいろんな場所に行くことが出来なくなり、
と、いつでも見に行けるわけじゃない。
久しぶり円安が進んだり、
と、お安くバックパッカーしたい人には嬉しくない。
今回、
私たちは、仕事を辞めて、オンラインに切り替えて、
計画的だったけど、少し強引に世界一周旅にやってきた🌎
やっぱり出発してよかった。
今しか見れないものを今の自分で感じる。
そんな瞬間を大切にしていかんとね。
日本への入国が9月7日までは厳しいから、
日本人バックパッカーには、ほぼ会わない。
欧米人や韓国人は、大量に見かけるけどね。
これから日本人の短期旅行者も増えてくるのかな。
日本はまだクローズしてるから、「行けないよ!」ってみんなに言われてるよ。