【朝読書】自分にとって大切なものは何かをはっきりさせる
ついに、"ラテ・ファクター 1日1杯のコーヒーで人生を変えるお金の魔法"を読み終えました。
正直、初めは「??」よくあるお金の基本的な話かなと思ったら全く違いました。
お金についてはもちろんのこと、人生についても僕なりに少し考えさせられる内容でした。
お金についての基本を学んでいる人には、ありきたりな話が多いかもしれませんが、それでも読みやすく読み入ってしまいました。
その中でも印象に残った内容について、読書メモとして残して行きます。
それは自分にとって本当に大切なものか?
僕は、この本を読み終わった後に一番でかく心に残った問いがありました。
それは、
「今日、そして今から使うそのお金は自分に取って本当に大切なものか?」
もちろん、そんな問いはこの本にはありません。
この本ではタイトル通り、1日1杯のコーヒーを中心に話が進んで行きます。
そのコーヒーの1杯の値段が将来どれくらいになるかの話がありました。
アメリカのドルでの計算だったので、日本ベースで仮の金額で計算してみます。
1日1杯のコーヒーの値段が仮に200円で毎日飲んでいるとすると
200円×1ヶ月(30日)= 6,000円
6,000円×1年(12ヶ月)=72,000円
72,000円×10年=720,000円
さらにこれを1ヶ月分を年利5%で運用して、10年単位で計算すると
10年:931,694円
20年:2,466.202円
30年:4,993,552円
という計算になる。
つまり、1日1杯のコーヒーが約500万円近いお金になるということです。
だからこそ、今から使うお金は本当に自分にとって大切なものなのかを自問しなければならないのです。
毎日コンビニで買っている水やジュースは?
お菓子やパンはどう?
毎日ランチで外食
これらは、「本当に自分にとって大切なものなのか?」そうでないならそれは全て無くても良いもので、無駄使いになってしまっているということです。
さらに言えば将来、巨万の富になるものを自ら捨てているということです。
ラテ・ファクターとは?
この本のタイトルでもある「ラテ・ファクター」とは何だったのか?
僕が本の中でここが言いたいのではと思った箇所を引用します。
ラテ・ファクターは、けちけちしたり自己否定したりすることじゃない。何が大切かをはっきりさせることなんだ。なんであれ、日々のちょっとした無駄使いや、どうでもいいもののことなんだよ。自分の将来のために簡単に方向を変えられる1日5ドル、10ドル、20ドルのこと。自分に使うことから、まず自分に払うことへ。大きなものにたどり着くために、小さなものをあきらめることだ。肝心のは、お金を使っちゃいけないってことじゃない。もちろん使っていいし、使うべきなんだ。人生は楽しむものだからね。心からほしいものはなんでも買ってかまわない。流行の服でも、外食でも、観劇でも。"まず自分に払う"かぎりはね。
この言葉には本当に考えさせられました。
僕もここが印象に残って、先ほどの「それは自分にとって本当に大切なものか?」という問いが心に残ったのだと思います。
でも"何が大切かをはっきりさせる"ってかなり難しいですよね。
ちゃんとそこに対して、今まで考えてきてませんでしたからね。
気になった質問
この本のと2つの質問がかなり気になった。
「きみの思い描く夢だ。ずっとやりたいと思っていることを聞かせてくれないか?」
「毎日の行動や選択の結果、きみは大切なものを手に入れているだろうか?きみのお金の使い方は、きみに取って大切なものとつながっているだろうか?」
自分の夢は大切なもの。そしてその大切な夢と毎日の行動や選択がつながっているか?を聞かれている気がする。
でもこの質問にパッと答えることができない僕は真剣にこのことについて考えることができていないのだなとも思わされました。
この質問は、これから真剣に考えていきます。
ちょっとまだ頭や心の中でこの本についてまとめきれてない感じになってしまいましたが、何かモヤモヤさせられる本でした。
みなさんも一度読んでみてください。
以上、読んでいただきありがとうございます。