【朝読書】すばやく決断できない理由
今日は、柳生雄寛さんが書かれた"「決める」技術"を読みました。
最近、こう思うようになりました。
「家の家賃を下げて、もっと固定費を下げたい」
「職場により近いところに住んで、時間を増やしたい」
そのため、家を探すためにちょくちょくSUMOなどで探しているとちょっと良さそうな家を見つけたので、早速内覧しに行きました。
中々良いところでした。
■良かった点
「内装は綺麗になっている」
「職場までは今の通勤時間の半分になる」
「家賃は今の家賃から1万円安くなる」
■悪かった点
「今の家より狭くなる」
「今住んでいるところより周辺の道が狭い」
「和室がある」
などでした。
ただ、今の家がかなり良過ぎていることや、不動産屋も今日中に契約を迫ろうとかなりプレッシャーを与えてきたこともあって、一度持ち帰りました。
家に帰ってから、
「今の家がかなり快適すぎるからどうしよう」
「すぐには判断できない」
「こんな時はどう考えたら良いのだろう」
などと考えてしまい、色々他のこともしながら考えていたのですが、結局結論が出ずに、3時間経過していまいました。
結果からいうと、一旦断念しました。
普段はそこまで悩んで決断できない事はないのですが、この時はかなり悩むことに時間を費やしてしまいました。
そんな時に思ったことがあります。
「決断できる人はどう考えているのだろう?」
「こんな時にはどう考えればすぐに決断できるのだろう?」
そう考えて決断するために参考にする本を探していると、この本に出会いました。
この本で、決断できない理由をいくつか挙げていたので、今回私が陥ったであろう理由を紹介していきます。
理由1:あれもこれもと欲張る
決められない人の理由として、
「あれもこれもと欲張る」
がありました。
逆に決めることができる人は、
「1つに絞り、他の選択肢は捨てる」
ことができるのです。
この理由を聞いて私は、欲張っていたのだと感じました。
「今の家の広さと同じくらいがやっぱり良い」
「それでさらには家賃が下がる」
「周辺環境も同じくらいがいいな」
などと当初の自分が引っ越したい理由以上、さらに色々を欲張っていた可能性があります。
今の家賃より下がって、職場に近くになるのだから、それで良かったはずなのに…
ここで自分に一番心に響いた言葉あります。
「決められない人は、要は、捨てることができないのです」
「何かを決めるという事は、何かを捨てることである」
ここで捨てるべきものは、今の家の快適さや広さでした。
ミニマリストにもまだまだ近づけないと実感させられました。(><)
理由2:悪いほうへ悪いほうへと考える
決められない人の理由2つ目として、
「悪いほうへ悪いほうへと考える」
がありました。
ここで決めることができる人は
「考えても仕方のないことは考えない」
のです。
家で決めきれなかった時に考えてしまったことが1つあります。
「隣人や周辺がとんでもない人だったらどうしよう?」
です。
しかし、これは、考えても仕方のないことなのです。
引っ越して住んでみないとわかりません。
だから考えても仕方がないんです。
決めることができて、行動できる人は
「うまくいかなったら、どうしよう?」ではなく、
「どうすれば、うまくいくか?」ということに、
常にフォーカスする
のです。
だから、仮に変な人がいたらまた引越し先を考えたら良いんです。
お金はかかりますが、それが賃貸に住むメリットなのですから。
この本でも言われていますが、
ネガティブなことを考えても、成功確率は上がりません。
まとめ
今回悩み過ぎて時間を無駄に費やしてしまった理由は、
「理由1:あれもこれもと欲張る」
「理由2:悪いほうへ悪いほうへと考える」
だと本を読んで実感しました。
まだ、この本では初めの章ですが、ここまで自分に今回の件で納得させられる部分がのかと驚きました。
この本には、素早く決断する方法なども書かれているため、より身近に感じることができるものがあれば紹介していきたいと思います。
もっともっと素早く決断できるようになるため、この本を読み込んでいき、日常にも使えるようにしていきたいですね。
以上、読んでいただきありがとうございます。