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【朝読書】板情報について、もう一度学び直し #株式投資

今日は、"朝9時10分までにしっかり儲ける板読み投資術"を読みました。


朝9時10分までにしっかり儲ける板読み投資術

この本を読み返した理由

以前にもこの本を読んで、noteの記事にしました。

この本を読んでからだいぶ時間経ち、さらに色々な本と出会ってからまた読み返したくなったので、読むことにしました。

これまで学んできた内容では、「財務情報やチャートは過去のものである」「現在の株価とそのデータは違いが発生する」「見ないといけないのは、その企業がこれから成長して利益を上げていけるかどうか」「株価が上がっていくかどうか」これらを学んできました。

その中で今現在の株価やその状況を表しているものはないのか?と考えてみたところ、それは「板情報」だと思っています。

なぜなら、その市場のその瞬間で「どれくらい売りたい株数があるのか」「どれくらい買いたい株数があるのか?」をリアルタイムで見ることができるからです。

やはり、自分が良いと判断した企業の株は、できるか限り安く買いたいですからね。

そのためにもこの本をもう一度読んでみようと思いました。

板情報の基本

株価は、需給関係で決まります。

  • 買い(需要)と売り(供給)の強さの綱引きである

  • 需要サイドが強ければ、株価は上がる

  • 供給サイドが強ければ、株価は下がる

  • 需要と供給の強さは、株数によって決まる

  • 左側が売り株数、右側が買い株数

基本的に、買いたい人は少しでも安く買おうとし、売りたい人は少しでも高く売ろうとする理由から、売り株数が上方、買い株数が下方に並びます。

これが板情報の基本です。

約定される優先順位

約定(=取引が成立)する優先順位というものが2つあります。

「価格優先の原則」と「時間優先の原則」です。

【価格優先の原則】

指値注文の場合、売り注文では低い呼び値の注文を高い呼び値に優先させ、買い注文では、高い呼び値の注文を、低い呼び値の注文に優先させます。

簡単な話で、高い株価で買い注文を入れる人を優先するということです。

順番で行くと

  1. 成り行き注文

  2. 呼び値の低い売り注文、呼び値の高い買い注文

  3. 呼び値の高い売り注文、呼び値の低い買い注文

こういう順番になります。

【時間優先の原則】

同一銘柄、同一株価の指値注文は、売り買いとも発注時間の早い指値注文を、発注時間の遅い指値注文に優先させます。

これは、簡単な話で早いもの勝ちってことです。

強い板と弱い板

板と言っても「強い板」と「弱い板」があります。

その板というのは、

▼【強い板】
買い指値が多く(買いたい人が多い)、売り指値が少ない(売りたい人が少ない板)

▼【弱い板】
買い指値が少なく(買いたい人が少ない)、売り指値が多い(売りたい人が多い板)

買いたい人が多い場合には、買い指値が多くなる。
つまり、右側の板が厚くなる(=買い指値が増える)

OVERとUNDER

板を見ると上と下に「OVER」と「UNDER」の文字があります。

これは何かと言いますと

  • OVER=表示されている株価よりも上の株価での売り数の合計

  • UNDER=表示されている株価よりも下の株価での買い数の合計

著者いわく、このOVERとUNDERの比率を見て、株価が上がるかどうかを判断している人もいるとのことですが、これで儲けたことが一度もないとのことです。

つまり、著者が言うには気にしなくても良いとのことです。

ここからどうするか?

板読みって結局、株式投資する人は誰でも売買をするわけですから、短期でも長期でもエントリーする時に必要になるはずです。

僕自身も単にその日タイミングで買うのではなく、この板読みの基本を抑えた上で、買うタイミングで活用していきたいです。

著者は、この買うタイミングと売るタイミングの板の形を覚えておくことが大切と言っています。

今ではスマホでスクショをすれば良いだけなので、約定するタイミングに立ち会えれば、スクショしたいですね。

どうしても朝注文を出してから仕事に行くと、見ることができないかもしれません。

もし、買うタイミングに仕事を休んだり、ちょっとした休憩でスマホみるタイミングがあれば、スクショしましょうってことですね。

もう一度学びましたが、やはり基本を忘れている箇所がありました。

ある程度期間を空けるともう一度学んだ本を読み返すことが必要ですね。

以上、読んで頂いた方はありがとうございます。


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