【朝読書】Myドラゴンクエスト
今日は、村上臣さんが書かれた"転職2.0"を読みました。
これはずっと気になっていた本で、ようやく読むことができました。
この本は、「転職」という名前がついていますが、生き方や仕事術という本に近い感じがしています。
そして、「転職」の本を読んだ内容なのに記事のタイトルが
「Myドラゴンクエスト」
になっているため、この本と何が関係あるのかを不思議に思った方もいるかもしれません。
ドラゴンクエストは、ご存知の方も多いと思いますが、RPGゲームです。
私はこの本を読みながら、人生ってドラゴンクエストと同じ感じがするなと勝手に思ってしまいました。笑
なぜ、そう思ったのか?この本で参考になった点を紹介していきます。
「株式会社オレ」という考え方=主人公:自分
この本で、初めに出てくる自分のスキルや価値の高める際の考え方として「株式会社オレ」という考え方が出てきます。
これはどういうことかというと、自分が自分の経営者として考えるということです。
会社の価値基準の1つとして時価総額がありますが、この時価総額をどのように高めるかを転職の際には考える必要があるということです。
例えば、私の場合であれば、半導体のエンジアや分析機器のエンジアを経験し、プログラミングやWeb関連の勉強を趣味でしていますので、
・半導体エンジア事業部
・分析機器エンジニア事業部
・IT事業部
などと考えるわけです。
この各事業部の力や稼ぐ力が上がることで、会社の時価総額も上がっていくという話です。
ただ、会社で考えると難しいと思ったので、ドラゴンクエストの主人公として考えると簡単かなと思いました。
・HP = 自分の健康や体力
・技や必殺技 = 自分の職業や趣味で培ったスキル
・MP = 考えたり創造する力(デザイン力)
・職業 = ドラクエで言う魔法使いなど
・その他 = 素早さ(決断力や行動力)、賢さ(学ぶ力)など
こう考えると自分という主人公をレベルアップさせるためには、何をどうすれば良いかを考えやすいなと思いました。
転職の考え方は、魔法使い×僧侶=賢者
この本の中で、市場価値を高めるためには、
「すでに持っているタグ」×「新しいタグ」
の掛け合わせだと書かれています。
ここでいう「#タグ」とは、
「海外出張経験がある」「チームのリーダ経験あり」「営業成績がトップになった」
など自分をアピールできるポイントのことです。
これを元にして、目指すべきは、
「いそうでいない人材だけど、多くの企業が欲しいと思う人」
と書かれています。
ドラクエで言えば、賢者が少なく多くの人から求められているのであれば、
魔法使いと僧侶を経験して、賢者という上級職に転職するというイメージです。笑
ドラクエを知らない人にはわかりにくいかもしれません。
ごめんなさい。
注意すべきこと
ただ、転職するにしても注意すべきことが書かれています。
それは、以下の2つです。
1.ポジション固定+業界を変える
→食品業界で営業しているのであれば、半導体業界で営業をするなど
2.業界固定+ポジションずらし
→食品業界で営業をしているのであれば、食品業界で経理をするなど
この2つを無視してしまうと、全くの未経験として扱われることになり、市場価値がかなり落ちてしまうとのことです。
私も昔スーパーの店舗運営業務をしていましたが、転職で一気にエンジニアに転職した際にも前の経験を考慮した給与にはなりませんでした。
この私の経験からから考えても注意すべきかもしれません。
ただし、その仕事がしたいのであれば全く別だと思います。
以上、いかがでしたか?
ちょっとドラクエがわからない人にはわかりにくいかと思います。
ごめんなさい。
次は、この本で書かれていた「#タグ」についてを紹介していきたいと思います。