数学キライだった自分がもう一度「素数」について学びました。
素数って言葉を聞くと、僕自身は拒否反応が自然と出てしまいます。
なぜか?
昔、数学が苦手だったからです。
でも今ガッツリ理系の知識が必要なエンジニアと言う仕事をしているのですが‥
とある記事を見ていたときに、その記事の中に「素数」という言葉が出てきたのですが、記事の内容どころではなくなり、「素数」ってそもそもなんだっけ?って疑問になり、調べました。
さらにこんなに疑問に思ったのは、この「素数」って何に使うの?日常で使うことあるの?って疑問がかなり大きく、たまたま数学に関する本があったので、読んでみたのでnoteにしました。
読んだ本は、「知識ゼロでも読める数学のしくみ」です。
そもそも素数って何?
こう書かれていました。
でも数学きらいな人はこう思うはずです。
「なんじゃそりゃ?」
僕も学校で初めて習った時にはそうでした。
そして、「そもそも自然数って何?」って感じでした。
自然数とは、「0を含まない正の整数」のことです。
つまり、1,2,3,4,…..という感じです。
では素数とは?
4という数字は?
→1,2,4で割ることができます
4という数字は?
→1,2,4で割ることができます。2という数字は?
→1,2で割ることができます。3という数字は?
→1,3で割ることができます。
つまり、上の例で言えば、「その数=4や2や3」のこと。
4は4と1以外に2で割ることができるので、素数ではないってことです。
この中では2,3が素数ということになります。
素数の使い道は?
この疑問にしっかり答えてくれてるページがありました。
しかもそのタイトルは、「素数ってどこかに使い道があるものなの?」で、僕が思っていた疑問がそのまままるっと書かれていました。
どこに使われているのかというと、RSA暗号という仕組みです。
この暗号は素因数分解という「ある自然数(正の整数)を素数で割っていき、素数のかけ算(素数の積)で表す計算」の性質を使っています。
例えば、30であれば、「2✖️3✖️5」に分解できるという感じです。
このRSA番号を使われている場面は例えば、
クレジット番号などをネットで入力した場合に、相手の会社に情報がいき、本人との照会がされて、OKであればそのまま購入できるという場面に出会ったことがあると思います。
でもそのクレジット番号などって大丈夫なの?って思うかもしれませんが、その暗号化で素数が使われています。
例えばこんな感じです。
クレジットカード番号「0123」を暗号化して、30とします。
その番号を送信すると、この暗号化された30の情報を相手に届きます
この30を解くカギが2と3と5という情報を相手が持っており、その暗号を解くことで、この「30」という暗号がクレジットカード番号「0123」ということがわかる
こんな感じです。
本当はもっと複雑な数を使っているのですが、こんなところに使われているとは知りませんでした。
そして、なんでもっと学校で教えてくれなかったの!?ってなりました。笑
そしたら、数学が楽しくなったのにって悔しくなりました。
でも当時の自分に言ってやります。
「いろんな本を読んでないお前が悪い!」って。笑
使い道がわかると面白い
こうして考えてみると、勉強って使い道や役立つって思うととても面白く感じます。
退屈だった学校の授業ももっとこういうところに使われているとかまで教えてもらえると僕は本当に学校の授業が楽しかったなって思ったと思います。
もしくは、「何に使えるか考えよう」っていうようなワークをしても絶対面白いと思います。
もちろん、勉強のテストで誰よりも良い点を取って勝つことが楽しいという人もいると思いますが、僕はそういうタイプじゃなさそうです。
微分とか積分なんてどこで使うんだよ!って思っていたら、仕事で絶賛使うことになったりして後悔していることも多々ありますが…笑
でもやっぱり「面白い!」って感覚って必要で、どう面白く伝えることができるかって何よりも大切だと改めて思いました。
まだまだこの本は読みかけですが、僕なりに「面白い!」って思って調べたりした箇所もnoteにしていきたいと思います。
以上、参考になれば嬉しいです。
読んでいただいた方はありがとうございます。
今日読んだ本を下に貼っておきます。