賃上げニュースから考えた「給料」という言葉
4月に入って、賃上げのニュースをよく聞くようになりました。
NewsPicksにもこんな記事がありました。
この記事を見ながらよく思うのが、「給料」っていう言葉って結構あいまいだなってことです。
この給料って言葉
年収?
月給?
手取り?もしくは可処分所得?
色々ありますよね。
ただ給料って聞くだけで飛びついてしまって実は読んでると「なーんだ年収のことか」とかって思ったりすることもあります。
この記事ではいろんな視点から展開されていますが、結局個人的に思うことは「手取り」もしくは「可処分所得」が大切だと思うんですよね。
求人票とかをちょこちょこ見ているのですが、給料が高い!って思ったら外資系の企業で、福利厚生がほとんどない企業だったり、給料がそこそこだけど福利厚生が充実しているなんてこともあります。
だから、この中で僕が結構大切にしているのは、「トータルで考えた可処分所得が増えるの?減るの?」ってことを大切にしています。
可処分所得は、収入から税金や社会保険料を引いた後の手取りのことをを言いますが、僕が考えているトータルで考えた可処分所得はもっと広い視点で考えています。
それは、生活する上での固定費まで入れてどうか?という視点です。
例えば、年収が600万円だったとしてもざっくり色々引かれて400万円手取りだとします。
そこから住居費や光熱費、最低限の生活費を差し引いてまで考えていきます。
そうした場合に、その会社付近に住むと住居費が高くなったり、光熱費が高くなったりすると、転職しても今の会社の方がトータルで考えた可処分所得は、結局今の方がよかったってことはよくあります。
これまで僕は2回転職してきた中で、その時にはそこまで考えませんでしたが、今冷静になって考えてると給料アップするとか年収アップするとかお金の面で上げていくには、トータルで考えた可処分所得が上がらないと意味ないなってことにようやく気づきました。
そこで話を戻すと、結局この「給料」って言葉。
僕はやっぱりこの「トータルで考えた可処分所得」という視点で考えていきたいし、こう言った転職を促す記事もその視点で今後も見ていきたいと改めて思いました。
以上、今日は読書というか、ニュースから考えたことでした。
読んでいただいた方はありがとうございます。