
【朝読書】孫子から学ぶ投資の考え方 #株式投資
今日は、"お金オンチの私が株式投資を楽しめるようになった理由"を読みました。

本の表紙は、かなりサラッとしアニメの絵ですが、中身は株式投資の初心者向けの話です。
孫子の「五事」とは?
正直、僕の知識や勉強不足ですが「孫子」についてはあまり理解できていません。
中国の古い戦略書?って感じで知っているだけでした。
でも本屋に行って色々見ているとこの「孫子」に学ぼう系の本が結構あります。
その「孫子」に投資を加えた本だったので、気になって読みました。
まず、「孫子」についてですが、2500年前に中国の春秋時代の兵法家の孫武によって書かれた戦略書です。
この「孫子」の最初の「始計編」の中に最初にやるべきこととして、非常に大切な5つの基本的な事柄を「五事」として掲げています。
それが、「道・天・地・将・法」というものです。
これをこの本では投資に当てはめて説明していました。
投資における「道・天・地・将・法」とは?
この5つのことを投資に当てはめるとどうなるかをこの本ではかなり整理して端的に書かれていたので、そのまま書きます。
【道】:道徳・大義名分・目的
⇨何のためにやるのかという目的・未来像・未来ビジョンの明確化【天】:時・タイミング・自然の移り変わり・時間的条件
⇨時代の移り変わりや世界の動きとつながりを意識し、時を味方につける【地】:地の利・立ち位置・距離感
⇨自分の許容できるリスクとポートフォリオ分散投資【将】:優れた将軍・智恵・信義・仁慈・勇気・威厳のある器量
⇨信頼できる人、経営者の視点の重要性【法】:優れた制度・ルールや役割分担
⇨効果的な方法、やり方、指標はツールを使ったマイルール
著者が言うには、この「道」から言葉が続いているのも意味があると言っています。
自分のありたい姿をイメージしてそれを目的にすることがまず何よりも重要と言えます。
「なぜ、わざわざお金を動かしてまで投資をしたいのか?」
「投資して自分はどのような状態で過ごしていたいのか?」
こうした未来ビジョンや未来像、自分のありたい姿を目的としてしっかり意識すふことを省いたままだと自分を失ってしまう可能性があります。
確かにこの状態で始めて、何度も「あの時に売るんだった」とか「その場の感情で買ってしまう」「売ってしまう」という経験を僕もしてきました。
この本に出会ったのが良い機会なので、もう一度見直そうと思います。
「自分が目指している目標はここか?」
「投資して、何をしたい?どうなりたい?」
「この目標は今のままで達成できるか?」
こうした問いかけを自分にやって、投資をさらに進めていきたいですね。
以上、読んで頂いた方はありがとうございます。