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【朝読書】メールはどうして届くのか?
今日は、松原隆彦さんが書かれた"文系でもよくわかる世界の仕組みを物理学で知る"という本を読みました。
みなさんが普段から仕事で使用しているメールってどうして届くのか?って疑問に思ったことありませんか?
私は疑問に思っていましたが、そういうもんなのだろうと特に深く調べたりすることはありませんでした。
しかし、この本にその理由が簡単に書いてあり、なるほどと思ったので、今回紹介します。
メールは"電波"を使って届ける
"電波"とは、光の仲間の一種です。
人には、目に見える「可視光線」と言われるものしか見えていませんが、
人の目には見えない電波が世の中には溢れています。
それは、「赤外線」や電子レンジで使われる「マイクロ波」などです。
さらにこの「波」は1波で進む距離(谷から谷の長さ)を示す
「波長」
1秒間に何回波を打つかという
「周波数(振動数)」
があります。
スマホなど使われる電波は、
「波長」:10cm〜1mほど
「周波数」:300MHz〜3GHzほど
です。
しかし、大勢の人が使用するため、混線する可能性がありますよね?
これは、周波数を少しずつ変えて、回避しています。
それでもスマホユーザーが増えるともっと難しくなるので、
複数のユーザーで同じ周波数帯を使用して、拡散符号という専用の
コードを決めて、データに乗せて区別方法もあるということです。
建物の中にいても届くのはなぜか?
光は建物があると、反射して中まで届かないのに、電波は建物中でも届きます。
これは、電波にとって
電気を通しにくいもの:通り抜けやすい
電気を通しやすいもの:通りにくく、反射する
性質があるからです。
また、「波」には回折といった障害物に当たった時に周り込む性質があります。
スマホの電波の波長は、回り込みやすい波長であることも関係しています。
まとめ
メールが届くのは、その人ごとに周波数を変えているということです。
最近は何気なく使っているモノがどう言ったモノなのか気になっています。
普段、「これってどういう仕組みなのだろう」と疑問に思ったことって、
あまり調べてきませんでした。
この本を読んで、もっといろんなことを調べてみようと思うようになりました。
みなさんの身近な疑問がこの本にのっているかもしれません。
私のような文系でも簡単に読める本なので、ぜひおすすめです。
さらに私が気になった情報があれば、発信していきます。
読んで頂き、ありがとうございます。