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[ホロフレーズ占い]ごあいさつ

(おかしなことを云うヤツだと思っていたが、ついに一線を越えたか……)

「ホロフレーズ」というのはわたしの造語ですが、漢字で表すと「全体分有句」。単語や短文から宇宙につながろうという試みです。霊感はないので、『易』を使うことにしました。方法は後述します。

なぜ占いを? 何を占うの?

 わたし個人としては、もう終わってる年齢ですので、関心があるのは世の中についてです。数百年に一度の激動期がはじまっているともいわれますが、パニくって終わりはイヤだなあと。大波には抗い難いですが、最後の道くらいは自分で決めたい

 しかし、有力者にツテがあるわけではなく、まず情報がありません。有事の際のマスコミと世間は、どっちも危険です。大本営発表とか隣組の世界。といって、ネットでマスコミと反対の情報を探せば、それが正しいのか? そんな単純なものでもないですね。世の中は複雑です。
 さりとて、どうせ何もわからないと開き直れば、思考停止~

 そこで、自分の了見とは違う観点を一つ持ちたいと。それには「占い」がいいのではないかと思った次第。
『易』を選んだのは、以前、古典の解読をやりかけた時に、『易』をかじったことがあったからです。素人も素人。趣味の域ですらありませんが、誰かの解説の孫引きではなく、なるべく卦辞や爻辞という原典を元に解釈を試みたいと思います。

言葉が筮竹の代わりになるのか?

 筮竹(ぜいちく)の代わりに言葉を使うわけですが、ベースの考え方は「ホログラフィー」
 ふだん我々が見ている世界は、物質に当たった光の反射光です。それに対して「ホログラフィー」は、レーザーというもう一つの光を使って干渉縞を発生させます。光の反射ではなく、その干渉縞を記録するのが「ホログラフィー」。
 この「ホログラフィー」には立体情報だけでなく、部分に全体の情報が含まれるという「分有」性があります。そこに注目したのです。
 もし言葉にも「分有」性があれば、限られた言葉からも世界の全体が再現されるはずなのです。まあ、そこまでの誇大妄想はしないにしても、宇宙の一端につながれるのではないかと。

 具他的な方法についてですが、心に留まった言葉を数字に置き換えて六十四卦に対応する数字を導きます。その際、わたしが占うので、わたしの名前も織り込むことにしました。名前も数字化して加味する。
 爻については、占った日付とコンピューターに発生させた乱数を使います乱数を使う理由は、乱数が世界情勢の影響を受けると聞いて、おもしろいと思ったからです。

 ということで、数式は固定。その都度、変動する要素は「言葉」と「日付」と「乱数」の三つ。六十四卦を導く過程に作為はありません。「ホログラフィー」になぞらえれば、言葉がレーザーのようなものですね。『易』が干渉縞。

 そんなの何の根拠も信頼性もない、ただの当てずっぽうだろ?
 かどうかは、それは結果を見て判断するとしましょう。
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そんなものにどんな価値があるのか?

 わたしにとっての意味は先述したとおりですが、皆様におかれましても、耳慣れない視点や解釈はヒントになるかと思います。「そうじゃないだろ!」、「そんなバカな!」ということでも、頭がふだんと違う働きをすれば、それだけでもご自分の考えが発展するはず。
参戦」のように大多数の国民の熱狂によって引き起こされる大惨事もあるんです。どのような意見であれ、独自の考えを持つ人が少しでも増えれば、そのリスクは軽減されます。

 ただ、馬の骨の云うことを聴いてるヒマはない。そんな時間があれば専門家の話を聴くよ! となりますね。
 でも、「占い」なら、少しは聞いてやってもいいか、となりませんか?

 もし、そう思っていただければ、お付き合い下さい。

 前置きが長くなったので、実例は次回から~

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