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平凡な私に「コツコツ積み上げる」をインストールしたら景色が一変した

すぐに成果が欲しい!

意を決して新しく何か始めた時、そう思いますよね?(※3,085文字/約6−7分で読めます。)

私は、始めて次の日には結果が欲しいと思います。ダイエットを始めたら、すぐに体重が減って欲しい。英語を勉強し始めたら、すぐに話せるようになりたい。

しかし、現実では成果がでるまでには時間がかかります。
始まった時に高かったモチベーションは少しずつ下がり、途中で変化を感じることができずに、いつのまにか止めてしまう…

新しいことを始めては止めるの繰り返し、今度こそ変えたい!

そのためには、

どうしたら続けることができるのか?

について必死に調べ、考え、実践しています。

経営者や成果を出している方の本やインタビューを100名近く読むと、ほぼすべての人が言うことがあります。

何かを成し遂げるには膨大な時間がかかる

成果を出すまでには「時間がかかる」ということ。この法則のようなものを受け入れた上で「続ける方法」を模索していくことが必要になります。

その上で「継続」をジャマする要因は、なにか?

それは、停滞です。

やっても成長を感じることができない…
成果に結び付かない…やっていることが間違っているのかも…

やっても成果がでない/成長を感じられないと、モチベーションが下がってしまいます。成果がすぐに出なくても、成長や変化を感じることができれば続けることができます。

続けるためには、「変化」「成長」が大事だということ。

調べていくうちに分かったことは、成長の過程の中で必ず停滞期が訪れるということ。理想は右肩上がりでどんどん成長ですが、実際には停滞と成長を繰り返します。

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ここまでをまとめると、

・続けるためには、「変化」「成長」が大事
・成長は右肩上がりではなく、停滞期があり階段のようになる

停滞期の対策こそが継続の鍵を握ることになります。ここからは、
・停滞期の正体とは?
・どのようにして停滞期を乗り越えるか?

停滞期の対策をして、コツコツ積み上げる道を歩んでいきましょう!

停滞期とは学習である

言葉を覚える必要はありませんが、成果が出るまでには【4つのゾーン】を通り抜ける必要があります。

①コンフォートゾーン
②恐怖ゾーン
③学習ゾーン
④成長ゾーン(達成)

①→②は、慣れた状態から一歩踏み出して、チャレンジ
②→③は、新しいことを何度も試す/失敗しながらうまくいく方法を模索
③→④は、成果が出る

自転車の練習で例えみると、

①コンフォートゾーン:補助輪付きで乗っている
②恐怖ゾーン:補助輪を外す
③学習ゾーン:バランスのとり方が分からずに何度も転ぶ
④成長ゾーン:バランスのとり方のコツをつかみ、乗れるようになる

もうお分かりかと思いますが、③の学習ゾーンが「停滞期」です。

このタイミングでは、
どうやったら転ばないようになるのか?
ペダルをどれくらいの力でこけばバランスが取れるのか?
を何度も転びながら学んでいきます。

この時点ではまだ自転車に乗れていませんが、③学習ゾーン(停滞期)でコツを掴み、④成長ゾーン(達成)に入っていきます。

③学習ゾーン(停滞期)で自転車の練習を途中で止めてしまっては、絶対に乗れるようにはなれません…

自分の中では成果が出なくて歯がゆく思いますが、一歩ずつ成果に近づいているのです。③学習ゾーン(停滞期)は自分が成果を出すためには避けては通れない道ということ。

とはいえ…

③学習ゾーン(停滞期)が、辛い時期であることには変わりありません。

いつまで続くのか?

成果はいつでるのか?

と、出口が見えないまま走ることは精神的にキツイものがあります。なので、この時期は気持ちの持ち方を変えます。

止めてしまったら、何を失うのか?

自転車の例をもう一度。

③学習ゾーン:バランスのとり方が分からずに何度も転ぶ時点で練習を止めたら?

失うものは「自転車に乗ることができない。」

少し遠くに気になるお店ができたけど、行けない…
友達と一緒にサイクリングできない…

”目の前の辛さ”と”(長期的に)手に入れることができなかった人生”を比較します。

成果を得ることができないことによって、長期的に自分の人生はどのようになっていくのか?本当に後悔しないのか?

人は損の方が大きく感じる生き物なので、「損」に目を向けるとグッとふんばる力が付くと感じています。

人の損をしたくない心理は行動の原動力になります。以前に書いたnoteはこちらです。

こここまで、「停滞期」と「停滞期の乗り越え方」について書いてきました。最後に、継続した先に成果を手に入れた方のエピソードを紹介します。

継続すること、続けることの大切さ

世界的に大ヒットした「ピコ太郎」さんは、急にブレークしたのではなく、10年以上前から続けていました。

Rome wasn’t built in a day(圧倒的な継続的努力)
古坂さんの話からも明らかですが、PPAPは、一夜でできたわけではありません。何年もかけて、お客さんの前でライブで演じられてきたものが基になっています。
さらには、実際にメディアに出す作品にしようとした際には、会社からのサポート無しでも諦めることなく、機材、スタジオ、スタッフを「自腹」で準備(しかも、まだ「食えない」頃にです)してPPAPを完成させたのです。
かなり前に古坂さんが出演されたマネーの虎の番組にもありますが、何と10年程前から、「世界を驚かせたい!」という海外志向が明確ですし、自分の大好きな「笑いと音楽」の融合的アプローチに、長いこと取り組んできた訳です。
まさに、「ローマは一日にして成らず」です。

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堀江貴文さんとヒカキンさんは6年前(2015年)のインタビューで継続することの大切さを話をしています。

堀江:僕とHIKAKINで共通しているのは、コツコツ毎日決まった時間にコンテンツを出し続けること。これはすごく大切なことなんだけど、意外とできない人が多いんです。
HIKAKIN:僕も、毎日19時に動画をアップするようにしています。毎日やると、かけられる時間と手間が限られるので、クオリティを高めるのは難しい。それで、「週1でいいから、時間をかけてもっと凝った動画にした方がいい」とかアドバイスされるんですよね。そうすると確かに面白い動画は撮れるんですけど、そのぶんハードルも上がるんですよ。結局、毎日アップするのは時間的にきつくて内容も薄くなるから、と言ってペースを落とした人ほど見かけなくなって、無理してでも毎日続ける人の方がずっと第一線でやっています。

堀江さんさんのYou Tubeチャンネルは登録者数120万人(2021年4月末時点)を超えています。当時から私は視聴しておりますが、常に変化/工夫をしながら継続する姿に感心しています。

堀江:僕は愚直にやり続けることで、何かが見えるんじゃないかなと思っているんですよね。

最後に

この記事は、継続してもなかなか成果が出せなくて歯がゆい思いをしている方、継続ができなくて悔しい経験をした方に向けて書きました。

現在、私もnoteを書く/プログラミングを学ぶ/運動をすることを継続しています。変化や成長を感じられない時、「もう止めてしまおうかな…」と考える時が何度もあります。

それでも踏みとどまれるようになったのは、「停滞期」「停滞期の乗り越え方」を学んだからです。また成功を手にしている方々は、必ずこの壁を乗り越えてきたことも知りました。

なので、皆様もぜひ一緒に「コツコツと積み上げる」を繰り返していきましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


新しい本を買ってまたnote書きます!