第6回 「本物の神様に祈る」
新しい年を迎えると皆さんは、今年が幸せであるようにと祈りを込めて一年を始められるのではないでしょうか。
今年は新型コロナウイルスで初詣に行かれた方が、例年よりも少ないということを聞きました。
もちろん、このような状況ですが行かれた方もおられると思います。
今年一年の安全を願う、または商売繁盛を願う、いろいろな祈りが捧げられたことでしょう。
しかし、それらの祈りはだれに聞かれるのでしょうか。
あなたは本当に神様がおられると信じて祈られたでしょうか。
聖書のなかにも唯一の神が出てきます。
その神様はどのようなお方であるのか、ということをお伝えしていきたいと思います。
1. 天地万物の創造主
この世界とその中にあるすべてのものをお造りになった神は、天地の主ですから、手で造られた宮にお住みにはなりません。
[使徒の働き 17章24節]
すべてのものは神様によって創られました。
しかも、それはたくさんの神がいるのではなくて、唯一の神によってであります。
その神は創造主なる神であると聖書に書かれています。
全宇宙、地球、そして私たち人間も神様によって創られました。
皆さんの手を見てください。手には五つの指があります。
指には一人ひとり違う指紋があります。
この指紋がそれぞれあるということ、これはただ一人のあなたを神様が創造されたということの印であります。
世界中を見ますと、神々が祀られています。
しかし、ほんとうにたくさんの神がいるのでしょうか。
聖書には唯一の神が、創造主なる神として記されています。
2. あなたの近くにおり導かれる神
それは、神を求めさせるためです。もし人が手探りで求めることがあれば、神を見出すこともあるでしょう。確かに、神は私たち一人ひとりから遠く離れてはおられません。
[使徒の働き 17章27節]
目には見えませんが、真の神様はあなたの近くにいつもいて、あなたを導いてくださいます。
あなたが様々な困難、苦難にあったとき、たった一人ぼっちではなくて、あなたのそばに真の神様はおられます。
あなたを愛してくださり、あなたを助け、あなたを導いてくださるのです。
そのような神であると聖書には述べられています。
3. 悔い改めを命じておられる神
神はそのような無知の時代を見過ごしておられましたが、今はどこででも、すべての人に悔い改めを命じておられます。
[使徒の働き 17章30節]
聖書のなかには、どのような人も罪人であると述べられています。
罪を持っているならば、神様の裁かれます。
私はなにも悪いことはしていません。罪など犯していません。
あなたはそう言われるかもしれません。
しかし、真の神様がおられるのに、その神様に背を向けて人生を歩んでいく、つまり、神を認めず、神を必要としないという歩み方、態度、考え方をもっているならば、それは罪であるのです。
その罪を悔い改めてください、と聖書は述べているのです。
悔い改めとはどのような意味でしょうか。
それは自分が神の前で罪人であることを認めて方向転換をすることです。
神などいらない。神に背を向ける。
そのような態度から、神様に近づく、神様を信じて歩むというようになっていくこと。
これが悔い改めであります。
聖書には、イエス・キリストは真の神であると書かれています。
イエス・キリストはあなたの罪のために身代わりとなって十字架の上で罪の罰を受けてくださいました。
このイエス・キリストを信じる者は誰でも救われるのです。
神様の救いにあずかることができる、と約束されているのです。
新しい年を迎えて、すべての人は今年一年の幸せを求めて祈っていきます。
あなたもそのことを願ったのではないでしょうか。
しかし、本当の神様に祈らなければそれは実現しません。
あなたが本当の神様を信じて祈るとき、それが実現していきます。
聖書の神様は創造主なる神です。
あなたの近くにいてくださり、導き守ってくださる神なのです。
そして、罪を悔い改めて、神様を信じて歩んでいくことを願っておられる神です。
今年一年、皆さんの歩みの上に豊かな祝福があることを願い祈っております。
そのためにも、ぜひ聖書の唯一真の神様を信じていただきたいのです。
あなたが本当の神様を信じるとき、あなたの上に豊かな祝福があることを知っていただきたいと思います。
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