Q 12. エホバの証人の組織の指導者たちは、信者に偽りを語ったり、偽りの預言をしたりしている認識はあるので しょうか? 組織の目的は何ですか?
A.
エホバの証人の組織は、巨大な組織となっています。
彼らは「私たちの組織は世界の230以上の国々・地域で、エホバの王国の良いたよりを伝えて活動しています」と自負しています。
この組織を取りまとめているのが統治体(組織の最高機関)です。
統治体を構成する人々は、高齢であり、それらの人々をサポートする若い人々が共にその統治体の働きを行なっています。
基本的に彼らは、信者をだまそうとする意識はないでしょう。
「自分たちの組織は神に是認されており、聖書の真理を人々に伝え、世の終わりを人々に警告している唯一の組織だ」と主張します。
更に、自分たちだけがこの世の滅びを生き残り、「エホバの王国が支配する世界で永遠に生きることになる」と主張します。
しかし残念ながら、この組織はカルト宗教的な要素をもっており、信者をマインドコントロールして絶対服従を求め、生活のすべてを支配することになるのです。
結果的に組織は偽りを語り、信者を間違った道へと導いていることになるのです。
では、この組織の目的は何でしょうか?
この組織は完全にカルト化した新興宗教となっていると言えるでしょう。カルト宗教は、みな共通した目的があります。それは下記のとおりです。
①教祖、あるいは組織のトップにいる人々の権力欲。
②教祖、あるいは組織のトップにいる人々の名誉欲。
③教祖、あるいは組織のトップにいる人々の金銭欲。
ほとんどのカルト宗教は、「自分たちは神から人々の救済(世界平和、この世の滅びから救う、地上天国建設)のために使命が託されている」とか、「自分たちは無欲である」とか、「お金にきれいで素晴らしい組織(あるいは教祖)である」と述べますが、実際は指導者たちの欲望を満たすために存在しているのです。
エホバの証人の組織も、この3つの欲望を満たす組織であると言えます。
多くの純粋なエホバの証人は、それに気づかないで人生を組織に奪われ、コントロールされているのです。
つまり、組織の拡大のために利用され、最終的には捨てられるのです。
さらにもう一つのことを言わなければなりません。
それは、「この組織の背後には悪魔、サタンや悪霊たちがいる」ということです。
悪魔はこの組織を用いて聖書の誤った教えを全世界に広げ、人々を惑わしているのです。
パウロは第二コリント11章13-15節で次のように言っています。
「こういう者たちは偽使徒、人を欺く働き人であり、キリストの使徒に変装しているのです。しかし、驚くには及びません。サタンでさえ光の御使いに変装します。ですから、サタンのしもべどもが義のしもべに変装したとしても、たいしたことではありません。彼らの最後は、その行いにふさわしいものとなるでしょう。」
エホバの証人は、「組織は神に是認されている」と主張しますが、実は悪魔サタンが「人々に真理であるキリストの光が届かないようにするために用いている組織」なのです。
これはよく言われることですが、組織の中ではよく、悪魔や悪霊の話が出てきます。
私も組織にいた時は、そのことを体験しました。
またネット上でもよく扱われていますが、組織の出版物の中に悪魔や悪霊的な挿絵が刷り込まれている(サブリミナル効果)のです。
何らかの形で組織は悪魔や悪霊の影響下にあることを覚えておく必要があります。
また組織はイエス・キリストを正しく理解していません。イエス・キリストを信じる信仰によって人は救われることを聖書は述べているのに、それを否定するのです。悪魔は人々が救われないように、この組織を用いて偽りの教えを広め、キリストから遠ざけようとしていると言えるでしょう。
結 論
エホバの証人の組織また指導者たちは、故意ではなくても人々を救いから遠ざけ、信者あるいは人々を誤った道に導いているのです。
さらに組織は悪魔や悪霊の影響下にあるのです。彼ら自身はそれに気づいていません。
どうぞ、エホバの証人の皆さん、また指導者の皆さん、組織に頼るのではなく、真の神であるイエス・キリストのもとに行ってください。
イエス・キリストこそ、真の神であり、救い主であります。
このお方を信じるなら偽りの教えから解放され、罪が赦され、永遠の命が与えられ、そして神の子とされるのです。
「御子(イエス)を信じる者は永遠のいのちを持っているが、御子に聞き従わない者はいのちを見ることがなく、神の怒りがその上にとどまる。」
(ヨハネの福音書3章36節)
「あなたがたは、聖書の中に永遠のいのちがあると思って、聖書を調べています。その聖書は、わたし(イエス)について証ししているものです。」(ヨハネの福音書5章39節)
「しかし、この方(イエス)を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神に子どもとなる特権をお与えになった。」
(ヨハネの福音書1章12節)
「もし私たちが、神が光の中におられるように、光の中(キリストの中)を歩んでいるなら、互いに交わりを持ち、御子イエスの血(十字架で流された血)がすべての罪から私たちをきよめて(罪を赦すこと)くださいます。」 (第一ヨハネの手紙1章7節)
皆さんが一日も早く、サタンの支配下から救われ、真理に目覚めますようお祈りしています。