避難行動をしないのはなぜ?
今年の夏も各地で集中豪雨が発生している報道が流れています。「これまで経験したことがない・・・」というフレーズももしかすると耳慣れているのではないでしょうか?
気象庁の避難勧告の連絡にも改善が見られています。また、人々の対応も数年前にくらべて、素直に避難指示に従うように変化してきているようです。危惧すべきことは、専門家の予想をはるかに超える頻度と規模で災害の発生が増えていることです。災害時に人々が避難行動をしないのは、「いま自分の目の前で起きていることが緊急事態ではないと認識している」ことが大きな要因と考えられています。近所の人が避難していると「これは本当に危険なのかもしれない」と感じて自分も避難しようと行動を起こします。しかし、誰も避難をしていなければ「大丈夫」と考えて自分も避難しないというわけです。
自分自身は不安を感じているのに、他人が行動をしないことで、大した事態にはならないだろうと捉えることを「多元的無知」といいます。
日本人は他人との協調性に優れている国民とされています。協調性はたとえば国が一つになっていく(愛国心)には必要なものです。しかし、信仰の面においては協調できる部分もありますがそうできないこともあります。大切なことはそれぞれが信じて確信することではないでしょうか?
あなたの人生、そして信仰について自分自身と向き合ってみる機会をつくってみてはいかがでしょうか。違和感を感じていることに対しては、解決の手段を見つけることが大切です。
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