見出し画像

丸が多いと思って丸つけをした

また息子の宿題の丸つけをさぼってしまった。

その都度、丸をつければいいのに、息子が宿題を終わらせる時間が夕食を作っている最中で「あとでやればいいや」と思っているうちに、どんどん丸をつけなければいけない宿題が溜まっていってしまう。

で、丸つけをした。途中、インスタグラムを眺めていたりして、深夜2時までかかってしまった。丸つけは、面倒くさい。もしも丸つけの綺麗さや、早さ、正確さなどを競う「丸つけ選手権」があってそれに出場したら、きっと私は予選最下位で脱落するだろう。

丸が多いはず…と息子を信じていたけれど、間違えだらけだった。翌日、間違えた問題を全て直すのに時間がかかってしまった。私が丸つけをさぼったばかりに息子に大変な思いをさせてしまい、なんだか申し訳ないことをした。

回転寿司屋は「密」だった。

息子のリクエストで、夕食は回転寿司屋へ行った。入店した時は「密」ではなかったが、会計するときは、とても長い列に並ばされた。店内飲食のお客さんに加え、テイクアウトのお客さんも多かったため、4月の緊急事態宣言以前よりも「密」だった。

でもね、こういうことに不満を感じてしまう自分が悲しいのよ。こういう日常を求めていたはずだったのに。回転寿司を食べに行ったのは、家族の自己責任なのに。お寿司はとても美味しかったのに。働いている店員さんに「ありがとう」と言うべきなのに。誰も責めたくはないのに。

ソーシャルディスタンスばかり気にして、大切な何かを忘れてはいないかと、会計待ちの長い列で自分に問いかけた。そして自分自身の気の緩みを反省した。

最後に食べた完熟アップルマンゴーが、とても美味しかったな。また回転寿司、食べに行こうね、息子。