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クジラを食べていたころ―聞き書き 高度経済成長期の食とくらし

「国際文化フォーラム」っていう公益財団法人がありまして。そこで以前よく「りんごをかじろう」っていうワークショップイベントがあったんですよ。りんごは、隣語を意味していて、お隣の国の言葉ということ。外国語やその国の文化に触れつつ、学びと理解を深めようというもの。

タイやフィリピンなどの国の言葉と文化に触れる回がありつつ、「お笑い」や「マインドフルネス」というユニークなテーマで開催されることも。僕は、この回が好きで、よく参加してました。

この本を書いた赤嶺さんが講師を担当した回は、「フィールドワーク」がテーマでした。学術的なリサーチとして、いろんな人にインタビューをして、まとめていくということ。測量野帳にびっしりとメモを書いていたのを見せていただいたのを覚えています。

バナナやクジラなど、いろいろなテーマで、リサーチをして深掘りしていく。すごく面白かった。

この本は、そのワークショップ時にいただいたもの。

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個人的に思い入れのある本、大切にしたい本、知人が書いた本や、私がちょっとだけ載ってる本などについて書いています。

「日曜アーティスト」を名乗って、くだらないことに本気で取り組みつつ、趣味の創作活動をしています。みんなで遊ぶと楽しいですよね。