(去年の)7月~10月に印象的だったアルバム
筆が遅すぎて、去年の夏に聴いていたアルバムを年明けにレビューしてます
ブログとかレビューを定期的に書ける人ってちゃんと仕事できそうですよね
Third Eye Blind - Third Eye Blind (1997)
なぜか夏のイメージのThird Eye Blindのファースト
名曲"Semi-Charmed Life", "Jumper"を含む1~6曲目までの流れが最高
後半3曲"The Background", "Motorcycle Drive By", "God of Wine"
でしっとりとアルバムを閉めるのもいい
ただ14曲は多いよ…
1~6曲目と後半3曲の間で少しだれるのがしんどい
その点を除けばメロウでポップな素晴らしい作品
Everything Will Be Alright In The End - Weezer (2014)
ウィーザーの9th
1、2枚目の幻影を乗り越えた素晴らしいアルバム
ピンカートンまでの青臭さと3枚目以降で垣間見えるポップセンスがうまく折衷された大人のウィーザーを味わえる
特に最後のI. The Waste Land - II. Anonymous - III. Return To Ithakaの流れはIn The Garage - Holiday - Only In Dreamsの3曲を彷彿させる素晴らしい組曲
一方で、ミドルテンポの曲が多く、アルバムとしての緊張感があまり感じられないのが玉に瑕か
I'm In Your Mind Fuzz - King Gizzard & The Lizard Wizard (2014)
King Gizzard & The Lizzard Wizardの5枚目
他人のベストアルバムを漁る中で発見
1~4曲目はガレージロックに軽くサイケの味付けをした印象だが、5曲目からはサイケやメタル要素がより強くなっていい意味でめちゃくちゃな印象
このバンドはディスコグラフィーを追うのが大変なので、ぼちぼち追っていけたらいいな
Late For The Sky - Jackson Browne(1974)
Jackson Browneの3rd
70年代最高の詩人とも評されるジャクソンブラウン
彼の良さは内に秘めた悲しみを、あくまで明るく歌う点ではないだろうか?
声質的にニールヤングのような冷たさを出せないことが大きい気もする
冒頭の2曲がハイライトで、バラード一辺倒じゃなくゴキゲンなロックンロールも聴かせてくれるのが嬉しい
頭から終わりまでストレスなく聴けるので印象はいいが、その印象のほとんどを頭の2曲にもっていかれているのが残念でもある
In Rainbows - Radiohead (2007)
言わずと知れたレディオヘッドの名盤
よく言われるOK Computer+Kid Aの融合のイメージなのかなぁ?と思いつつ初聴
Kid A以降の打ち込みor打ち込みっぽいドラム?がメインの曲と、OKコン以前の生ドラム、ギターがメインの曲がいい塩梅に混在している
要するに90年代のレディヘ+00年代以降のレディヘ=最強みたいなかんじなのかな
曲も耳に残りやすい曲が多く、このアルバムを彼らの最高傑作に上げる人がいるのも頷ける
お気に入りはWiard Fishs/ Arpeggi, Jigsaw Falling into a Place
Transatlanticism - Death Cab For Cutie (2007)
デスキャブの4枚目、
参戦したロッキングオンソニックの予習も兼ねて初聴
遠距離恋愛がテーマのコンセプトアルバム
収録曲全ての完成度が高く、楽曲同士のつながりもシームレスで、最後まで集中して聴ける
ただ、素朴で知的なボーカルが、コンセプトアルバムにありがちな胃もたれ感をやわらげ、親しみやすさを生んでいる気がする
総括
In Rainbows → Transatlanticism → Everything Will Be Alright In The End → Third Eye Blind → I'm in Your Mind in Fuzz → Late For The Sky
の順でお気に入りです
特にレディヘとデスキャブは愛聴盤になりました
ウィーザーとキングギザードもたまに聴きます、ジャクソンブラウンはシングルでいいかな
冒頭でも書きましたけど、大変遅くなりました
4月からはフルタイムで働くのに、この体たらくで大丈夫かな..