新七夕物語'22 vol.4
稲垣冬馬「NEKO NEKO SHOKUPAN」の歌詞の意味と解説を書いていきます。
[ 1. 歌詞全体の解説 ]
まずこの投稿全体の解説から。
岐阜の友人宅には猫がたくさんいます。
またその前に寄った愛知の友人宅にも、たくさんの猫がおり、またそこには『NEKO NEKO SHOKUPAN』とかかれたパン屋さんの紙袋がありました。
「NEKO NEKO SHOKUPAN」のタイトルは、そこから引用しています。
静岡でおこなったお話し会や皆既月食の話題からはじまり、愛知・岐阜での再会のよろこびを噛み締める内容となっています。
[ 2. 歌詞の深読み ]
ここからは抜粋し、歌詞の深読みをしていきます。
友人がセッティングをしてくれ、KAORIのお話し会をさせてもらいました。風が吹けばひやりとするが、陽射しのあたたかい朝だった。
3日前のイベント出展時に夢を描いてくるた方が来て、KAORI・友人・僕の4人での時間となりました。
笑顔で話す姿が印象的なKAORIだが、お話し会など一方的に話すスタイルは苦手です。いつもはあんなに流暢に旅の話をするのに、思うように言葉が出てこない。。。
僕も気持ちはよくわかります。でもだから、僕たちの形を創造したいと思う。『新七夕物語』…リアルとファンタジーで織りなす、愛ある夢の物語。
お話し会は11月8日の満月に行われた。
この日の夜は皆既日食があり、皆既食中の月が天王星を隠す天王星食も同時に起きるということから、注目されていました。
僕たちも一時外に出て、夜空の天体ショーを楽しみました。
欠けた姿を写したはずなのに…携帯が古いからか、月はハートの形で映っていた。
愛知県の友人家族とは3年ぶりの再会。
それぞれの近況報告をしたり、彼女が自費出版した絵本の話をした。新しく増えた家族や変わった街並み、ときの流れの速さを感じました。
またこのコロナ禍で〝会えない〟話題も。
コロナは私たちの「日常」のあり方を変えてしまいました。
人間は社会的動物。家族以外の生身の人間に会えない生活は、とても息が詰まる。
仕事はリモート、授業はオンライン、買い物は配達、食事はデリバリーetc… 技術の発展は有り難いが、私たちは〝どこで〟生きているのかとも思う。
人と対面してコミュニケーションをする機会が減ることで、何となく言葉が出なくなったり、もの忘れが頻繁になったり、スムーズに会話ができなくなったりするという。
対人コミュニケーションの刺激が減ることで、脳の働きが低下していくためだと考えられる。
社会とのつながりを感じられず孤独な気持ちになったり、将来が不安になったり、生きがいを感じられない方もいるでしょう。
逢えないつらさは、天の川で隔てられた織姫と彦星と似ているかもしれない。
「当たり前のことを当たり前に」…特別をそんな風に呼べる、そんな生き方でいたい。
岐阜の友人宅へアポなし訪問。
友達もしばらく外出していたようで、困り顔を見せながらも快く迎えてくれた。昨年の夏もお邪魔したが、そのときは旦那さんと二人でした。
今回は息子さんたちとも会え、小さい頃から知っている二人の成長ぶりに驚かされる。
彼女は包み隠さず、感じたことを話してくれる。
それはオンラインもオフラインも同様で、ゆえにファンも多く、素敵なヒトやモノコトを知っている。
以下、SBSの内容に続く。
TO BE CONTINUED
[ 3. step by step ]
昨今のSNSが、承認欲求に与える影響は大きい。
今までは仲間との関係性の中で承認欲求は満たされたが、SNSは知らない人からも承認を得られるため、社会的欲求を満たすより先に承認欲求を満たすことができる。
①生理的欲求
②安全の欲求
③社会的欲求
④承認欲求
⑤自己実現の欲求
マズローの欲求5段階説
SNSは簡単に承認欲求を満たしてくれるツールのため、もっと「いいね」がほしくなったり、承認欲求は強まる傾向にある。
投稿への過剰な反応やSNSに疲れている人は多いでしょう。
ただ承認欲求は誰もが持っていて、それ自体がわるいものではない。
でも〝認められた〟を確認したり、証明しようとすると茨の道を歩むことになる。
承認欲求とうまく付き合うには、普段から自分の心の位置を知るといい(自分の心と対話する習慣を持つといいかもしれません)。
他の人からの承認を確認するよりも、それを求めている自分を認め、自分の素直に気持ちにふれる。
Doing(自分の行動)だけでなくBeing(自分の感情)を意識することで、満たされる感覚は多く、自己実現へのステップにもつながると思います。
この内容があなたの背中を押せたり、あなたを優しく包むものになれたら、嬉しいです。