貧乏くじ
A「俺っていつも貧乏くじを引かされるのよね」
B「・・・」
A「仕事でもプライベートでも」
B「・・・」
A「なぜか損な役回りばかり」
B「・・・」
A「ところであなたはどなた?」
B「幸運の女神です」
A「俺の所へ来てくれたの?」
B「・・・」
A「って違うんかい!」
B「一応・・・そうです」
A「やったー!」
B「まだ喜ぶのは早いのです」
A「えっ?」
B「幸運が訪れる確立は二分の一です」
A「二択ってこと?」
B「はい、そうです」
A「あーもういいわ、帰って。俺くじに当たったこと無いから」
B「それじゃあ三択では?」
A「確立下がっとるやん。とにかくもういいから帰って」
B「それじゃあクイズ形式というのは?」
A「どうしてもやらせたいわけね」
B「はい、なんとかあなたに幸運を届けたいのです」
A「ありがとう。それじゃあクイズで」
B「それでは問題です。生物の存在する、地球に一番近い星の名前は・・・」
A「・・・」
B「星の名前は・・・」
A「ってなめとるんかい? もういい。帰れ!」
B「あー楽し」