【天職】鈴廣かまぼこの経営理念に見る社会との関わり合い
こんにちは!
今回は私の著書『社員を喜ばせる経営』(現代書林)より、
今いる社員が辞めずに育つ、人材育成の成功法則をお届けいたします。
書籍から引用しつつお話します。
シリーズものですが、ここからでもお読みいただけます。
経営理念に見える『社会との関わり合い』『鈴廣グループ』の経営理念。
『企業は公器である』ということからスタートすれば、
会社はまず社員とその家族を何よりも大切にすることを表明しなければなりません。
それが会社を私物化しないということの大前提です。
そしてもう一つ。
経営理念の文言としてどうしても避けられないことがあります。
この会社は社会とどのような関係にあるかということです。
いつの時代も会社が行う事業が社会全体に求められることが生き残る条件です。
当然、社会から求められなければ仕事は成り立たないわけですよね。
ですから会社は社会にどのように貢献できるか、
どのように関わっているか、
社会の進歩や進化に寄与していくのか、
その理念が生き残っている全ての会社に存続しているはずなのです。
だから多くの企業も経営理念に社会貢献を謳っているのです。
あるいは会社がどのように社会と関係を保っていくのか、
その理念を明らかにしています。
私も本物の経営理念を作るに際して、そこに社会貢献の誓いを掲げました。
創業150年を超えるかまぼこ製造・販売を行っている鈴廣の経営理念は
『食するとは生命をいただき、生命をうつしかえること
その一翼を担うのが私たちの仕事
かけがえのない地球の中でこの役割こそが我が天職。』
素晴らしいですよね。
鈴廣の経営理念は、大自然の法則に関わる仕事を我が社はしているのだ。それが天職だと言っているのです。
それは決して生半可な気持ちで生命を扱い、食を提供することはできないという鈴廣創業以来の理念を強く表明しているものだと思います。
自分の会社の存在意義は社会の中でこの地球においてどこにあるんだろうか。
大げさな話であることは重々承知で、大それたことを考えてみることもおすすめします。
その考えの中に、あなたの会社の経営理念となるべき『社会貢献の言葉』が浮かび上がってくるはずです。
これが、社員のプライドなんですよね。
うちは社会に貢献しているということを高々に謳って、こうなるんだよっていうことを伝えていく。
そうすると社員さんは、プライドを持って仕事ができる。
社員さんがプライドを持てるような理念を、実際にそれを実践しなければいけません。
実践してない会社は社員から嘘つきって言われちゃいますからね。
社長以下、役員社員、幹部、こういう人たちが実践していき、永続企業ができるんではないかなというふうに思います。
ぜひ社会貢献の意味を、経営理念のなかに入れていただきたいと思います。
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