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【褒める】社員の離職率低下にもつながる「ニコニコカード」とは!?

こんにちは!
今回は私の著書『社員を喜ばせる経営』(現代書林)より、
今いる社員が辞めずに育つ、人材育成の成功法則をお届けいたします。
書籍から引用しつつお話します。


褒められた行動も共有したい『ニコニコカード』
 
前にお話した自己成長カード、それからお客様カミナリカード
それから今回お話するニコニコカードというものもTOMAにはございます。
 
現場において、社員がやったこと、良いことや悪いことに対して、社長が感情をあらわにして行動してはいけないということを、私は身に染みて感じました。
自己成長カードはその自戒の意味を含めて採用した社内の仕組みであります。
同様に、当社では、お客様に褒められたことを上司に報告する『ニコニコカード』という仕組みを作りました。
他の社員が『こういったケースが喜ばれてるんだ』という気づきにも繋がるものであり、自己成長カード同様に、朝礼などで報告して、極めてささやかでありますが、このカードに対しては金一封も出ます。

 
私はいろんなところに出向いた際、会社のことで褒められること多いんですね。
TOMAさんとこの社員すごくいいねとか、
TOMAさんとこにいろいろなお願いをしたけど助かった、感謝しても感謝しきれないよって褒められるんです。嬉しいよね。
 
お客さんに褒められた、TOMAとして本当にいいことをしたような人はね、
幹部や誰でもいいですから、あの人こうやって褒められたよということを報告すると、ニコニコカードが出るんです。
日本人の特性であると思いますが、自分がお客様に褒められた、というような経験を言いふらすような社員はあまりいないです。
あったとしても、上司や仲の良い同僚あたりまででしょう。
 
褒められるということは実は素晴らしいことなんです。
褒められるとその人は必ず成長します。

また『こんなことをしたら褒められるんだ』と周囲が把握して他の人もそのように行動します。
TOMAは褒められたらオーバーに祝福したいので、
朝礼で、カミナリカード、自己成長カード、ニコニコカードの発表があった際、ニコニコカードの発表時だけは誰がやったのか、を必ず入れます(自己成長カードは名前を言いません、こんな事があったんで注意しましょうね、というだけです)。

目的は、その人を褒めるとその人のやりがいになりますけど、
お客さまがどういう事をしたら喜んでくれるという事が、社員全員で共有できるんです。
だから私は社内の仕組みとして、みんなでその幸せを共有し褒められる原因を共有しようと考えました。
やっぱり自分が何か褒められたって言いづらいですからね。
 
ニコニコカードもそうですし、自己成長カード・カミナリカードも年間表彰するんです。
ニコニコカードの数が多い人は当然、お客さんから褒められた回数が多いということですね。
お客様アンケートも年に何回か取っていますが、そこでべた褒めの社員も入ります。
 
もう一つ、自己成長カードは社員がやりがいを持つような怒られない仕組みなんですけど
これも実は、たくさん出した人が年間表彰の対象なんです。

「私の代わりに怒られてくれてありがとう」ってこと。

自分が怒られることにならないのは、カードをたくさん出した人が、怒られてくれたおかげだからだ、という意味でたくさん出した人が表彰されるという仕組みになってます。

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