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忘れ物をした話

これは、忘れ物をしないようにね!!って話。

この前、某私鉄の電車に、忘れ物をして帰ってしまった。
きっかけは始発のO駅。
ガラガラの車内のボックスシートに座り、網棚に荷物を置く。
そしてしばらく、相席になった人と世間話する。
そして(忘れて)何事もなかったかのごとく降りる。
家について気づく。
バカか、ジブン。
しかしここで諦めないのがジブン。

その電車の折り返しルートを時刻表から予測して、その時間に同じ電車に再会して取りに行こうとする。
降りてから約2時間。
その電車は戻ってきて、車内を探したが、無かった。
途方にくれる。
しかしまだまだ諦めませんよ、ジブン。

お忘れ物センターに電話することに。
かけると特徴を聞かれる。
数分間、特急の発メロが保留音として流れた後に返事が。
「(忘れた)電車の終着地である、Y駅(ちなみに推しの名前が入ってる)で似たようなのを保管してる」とのこと。
詳しい特徴を伝えると数分間の発メロの後に
「××××××(←勤務先の名前)のやつですよね。」と返答が。
そうです、それなんです。
ひとまず安心、一件落着。
そして「(駅長がいる)駅に届けてあげるから、身分証明書をもって来なさい」とのことで、
明日、指定した駅に取りに行くことに。
これでひとまず解決。

しかし安心はできない。
「本当にジブンのかな?」という不安があるから。
まぁ、同じものを忘れてる人間なんてそうそういないと思うけど。
ましてや勤務先の名前が書いてて、ジブンの本名も刺繍してあったぐらいだし、間違いないとは思うけど。
それでもなぜか、気になって眠れない。
精神的にはもはやクリティカルヒットの域。
保留音として流れてた発メロを聞くとたぶん、今回のことが思い出されそうで怖い。

やっぱり忘れ物は、しないのが一番ですよ。
精神的ダメージ半端ないから。


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